男性の考えていることがわからないと女性は思い、女性は何を考えているのか理解できないと男性は思うことも多いです。
そのせいで誤解を生むこともあります。 お互い理解できないのは仕方のないことであり、なぜなら男性脳と女性脳の違いによるものだからです。
男性脳と女性脳について違いを把握することで恋愛や仕事に役立てることも可能です。 男性脳と女性脳の違いをまとめてみました。
男性脳と女性脳とは?脳にはタイプがある
男性脳と女性脳の大きな違いの1つは、男性脳は目で記憶しますが、女性脳は耳で記憶することです。
生まれてから、おしゃべりを早く覚えるのは男の子よりも女の子ですね。 それは耳から聞こえてくる情報を記憶しやすいからです。
女性脳は感情や共感を優先します。 そのためLINEやメールの頻度や内容を重視しますが、男性脳は目的や論理的なことを重要視するので、内容にはこだわりません。
極端に言えば、目的がなければ連絡の必要がないと考えるのです。 男性脳と女性脳にはこのような違いがありますが、男性でも女性脳タイプがいたり、女性でも男性脳タイプであったりします。
男性脳と女性脳は構造が違う
なぜ違いが出るのか?というと1つは脳の構造が違うからです。 右脳と左脳をつなぐ脳梁という神経の大きさに違いがあり、女性脳は男性脳よりも約20%も大きいと言われています。
脳梁は情報伝達に深くかかわっていて、大きいほど多くの情報を素早く伝達することができます。 女性がテレビを見ながら雑誌を読むことができるなど、2つのことを同時にできるのはこのためです。
一方、脳梁の小さい男性は2つのことを1度にできないため、仕事なら仕事だけに集中してしまうのです。
また、情報量が多い女性脳はさまざまな情報があるため、あらゆることを妄想してしまうのですが、男性脳の場合は情報量が少なく伝達スピードも遅いため、必要な情報だけを取り入れることができ、客観的に物事を見ることができるのです。
男性脳と女性脳が生まれた背景
人類が獲物を獲って暮らしていた時代、男性は狩猟をして食料を手に入れるのが仕事でした。 そのため、獲物と自分の距離を認識するための空間認知能力が発達したと考えられます。
効率的に獲物を捕らえることが必要だったことから、男性は論理的思考能力が高まったのです。 一方の女性は、家で子どもを育てることが仕事でした。
子どもの泣き声や表情、しぐさなどを見て、何を求めているのかを把握することが必要だったため、人間の表情や感情に対する感覚が敏感になっていったとされています。
さら安全に暮らしていくためには家族のほか、仲間とのコミュニケーションが必要でした。 そのため、どのようなコミュニケーションが重要かを考える能力が発達したと言われています。
脳の違いから生まれる得意分野の差
脳の違いは得意分野にも違いが出ます。 男性脳は結果を求めるため、集中して物事を進めます。
論理的で客観的に判断することも特徴で、効率的に考え、仕事をするのが得意です。 集中力が高く効率的に仕事ができるため、突出した成果を収めることが可能です。
決断力があり、物事を客観的に見られるのでリーダーとして組織を引っ張っていけるのが男性脳の特徴です。
女性脳は共感能力が高く変化に敏感です。 周りの意見をうまく取り入れながら、物事を進めることができます。
マルチタスク能力に優れているので、複数のことを同時に進行できます。 小さな変化や細やかな気配りができるので、チームワークをよくしてスムーズに仕事を進めて行けるのも女性脳のメリットと言えるでしょう。
男性脳と女性脳を簡単に診断するには
男性でも女性脳タイプの人もいれば、女性でも男性脳タイプの人もいます。 自分がどちらなのかを把握していれば、恋愛や仕事に生かすことができるでしょう。
男性脳と女性脳の診断ポイントを紹介します。
【男性脳タイプの特徴】 ・別れた相手に未練を持ちやすい ・結果を急ぐ傾向にある ・1つのことを集中してやるのが得意 ・論理的に物事を考える ・攻撃的で自己主張が強い ・地図を読むのが得意 ・自分のことを自慢したがる ・人差し指よりも薬指が長い ・少し鈍感な部分がある ・性欲が強い
【女性脳タイプの特徴】 ・終わった恋愛はきれいさっぱり忘れる ・結果よりも過程を楽しむことが好き ・複数の仕事を並行してこなすのが得意 ・直感や感性に優れている ・平和主義で相手の意見を聞き入れるのが得意 ・方向音痴 ・自分よりも周りのことや環境を自慢する傾向にある ・人差し指よりも薬指が短い ・少しの変化に対しても敏感 ・性欲よりも物欲が強い
脳のタイプによって考え方や感じ方が自然と異なるものです。 男性脳と女性脳、あなたはどちらの特徴を持っていたでしょうか?
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