好きな人に勇気を出して話しかけたのにそっけなくあしらわれたら、嫌われているのかなと不安になりますよね。 なんだか妙に壁を作っている雰囲気があって、挨拶しても目を合わせてくれなかったり、近くに行くとあからさまに避けられたり…はっきりと冷たくされているのがわかる場合はショックを受け、嫌われているなら諦めようと思うでしょう。
しかしそれだけで判断するのはおすすめできません。そっけない態度や冷たい態度があなただけでなくすべての女性に対して場合は、お相手は女性不信の可能性があります。 女性不信になった理由や背景は人によって違いますが、一般的な理由と男性への接し方を知っていれば信頼してもらえるようになるかもしれません。まずはなぜ男性が女性不信になるのか、その理由についてみていきましょう。
男性が女性不信になる理由
男性が女性不信になるには必ず理由があります。どんな理由にせよ女性を信用できなくなっている以上、アプローチしても拒絶されてしまう可能性が高いのでおすすめできません。アプローチする前になぜ男性が女性不信になるのか、理由を知ることから始めてみましょう。
人によって違いがありますが、女性不信になる男性の多くが理由とするものを紹介します。
過去に女性に裏切られた
女性不信になる男性に多く見られるのが、過去に体験した恋愛でのトラウマです。
大好きだった彼女が浮気をしていた、または自分が浮気相手だった場合もあるでしょう。 相手の女性が既婚者であることを隠していて知らずに付き合っていたら実際は不倫で、女性の夫から社会的制裁を受けた経験があった場合も、女性不信の理由になりえます。
出会い系で知り合った女性が実は結婚詐欺師だったり、恋愛商法でターゲットにされたりといった場合も、そのショックから女性不信になってしまった可能性は高いです。女性を信頼している度合いや愛情が深いほど、事実を知ったときのショックは大きくなり、それが強いトラウマとなって男性を苦しめます。
恋愛経験がほとんどない
恋愛経験が少ない場合は、女性に求める条件や理想が高くなる傾向が見られます。 好きになった女性が自分の思い描いていた女性像と違うと、そのギャップにショックを受け女性不信になってしまうのです。
理想と違う事実を受け入れられず女性に裏切られたと錯覚をしてしまい、嫌悪感を抱くこともあります。 恋愛経験がゼロの場合は、裏切られたり理想と現実のギャップを知ってショックを受けたりすることはありません。ただし、女性との接し方がわからない劣等感から女性不信になるケースも少なくないようです。
育った環境に原因がある
母親が女性不信の原因になるケースもあります。この場合は母親と同じようにしてくれる女性を求めるタイプと、母親が原因で女性不信になるタイプの2つがあります。
前者はすべての女性は母親のように包み込んでくれる優しく温かい存在と思い込んでしまうので、好きになったり付き合ったりした女性が母親と違うことにショックを受け女性不信になります。 後者は子供の頃にネグレクトや身体的虐待を受け、母親に嫌悪感を抱くことがきっかけで女性不信になるケースです。
育った環境に原因がある場合は他のケースに比べてトラウマが強く、素人では対処できない可能性が高いです。専門家に相談できるとベストでしょう。
女性不信の男性と接するときの注意点
女性不信に陥っている男性に接するには慎重な見極めが必要です。他の男性と同じ感覚で接してしまうと、悪気はなくても相手を傷付けたり不快にさせたりする可能性がありますし、二度と顔を見たくないと思われてしまうかもしれません。
好きになった人が女性不信と知ればショックを受けるのも無理のないことです。しかしそこで諦めてしまっては先に進めませんよね。女性不信とわかったのなら接し方に注意すれば、好きな男性を傷付けることもなくあなた自身も傷付くことなく向き合えるでしょう。 女性不信の男性とどう接すればいいのか、そのコツと注意点を紹介します。
女性不信になった原因は聞かない
先ほど、女性不信の男性にアプローチするには、女性不信になった理由を知ることが大切と述べましたが、これを本人に聞くのはNGであり絶対にやってはいけません。原因を聞くことで当時の辛い記憶がよみがえりますし、思い出したくないことを思い出させることになるからです。
本当は忘れてしまいたい辛い過去を蒸し返されれば、誰だっていい気はしないでしょう。まだお互いのことをよく知らない関係性なら、デリケートな部分に土足で入り込む人と思われ、悪い印象を持たれてしまうかも。
原因が知りたい場合は彼の友達に聞くのがおすすめです。ただし男性が心を開き、自ら女性不信になった原因を話してくれるなら聞いてあげるといいでしょう。このときも質問はせず聞き役に徹してあげると、好印象を持たれる可能性が高いです。
等身大の彼を認めてあげる
好きな男性が女性不信だったと知って接し方や話し方を極度に注意して気を遣ってしまうと、言葉にしなくてもそれが相手の男性に伝わってしまうことがあります。
女性不信になっている自分に嫌悪感や劣等感を抱く男性は少なくありません。「気を遣ってくれてるのは、女性不信の男だと見られてるからだ…」と思われて、かえって傷付けることになる可能性も否定できません。
デリケートな部分に触れたり無神経に踏み込んだりするのはNGですが、常に女性不信の男性だと見るのではなく、彼の内面やありのままの彼を認めて受け入れてあげましょう。
感謝の気持ちを伝えてあげる
相手の男性が女性不信であるにもかかわらず自分と話をしてくれたり、助けてくれたりした場合は、温かい感謝の気持ちが相手に伝わるとよいでしょう。
素直に「ありがとう」が言える女性は、好印象を持ってもらいやすい傾向があります。たとえ女性不信だとしても、自分に対して感謝の気持ちを伝えてくれた女性にはいい印象を持つのではないでしょうか。
「ありがとう」を伝えるときは笑顔で、自分が彼の味方である気持ちを表すように優しく接するといいでしょう。すぐに心をひらいてくれなくても、根気よく接して常に感謝の気持ちを伝え続ければ、彼も少しずつほぐれていくかもしれませんよ。
男性の話を親身になって聞いてあげる
男性が自分の話をするようになったら、少しずつでも心を開きかけている可能性があります。ある意味大進歩ですがまだ油断は禁物、どんな話でもきちんと耳を傾け親身に話を聞くことが大切です。
女性不信の男性にとって女性と話をするのはとても勇気がいることです。勇気を出して話したのに上の空だったり話を遮ったりされたら、また心を閉ざしてしまうかもしれません。親身になって聞けば、それは言わなくてもちゃんと相手に伝わります。 ポイントは聞き役に徹すること。男性から問いかけがあったときだけ答えましょう。
男性を否定しない
女性不信の男性は女性が信じられず嫌悪感や恐怖感を抱いていることもあります。本人にしかわからない苦しみと戦っているので、ときに理解しがたい行動や言動があるかもしれません。でも、自分の考えと違っているからと、それを否定されれば深く傷付いてしまうでしょう。
自分と考えや意見が違っても否定せず、言いたいことがあってもいったん胸にしまっておくことをおすすめします。 あまりにもネガティブすぎると、「もっとしっかりしてよ…」と思ってしまうこともあるかもしれません。それも女性不信から来ていることですので、指摘したり否定したりせず温かく見守ってあげるといいでしょう。
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