心が満たされないときは新しいことにチャレンジしてみよう!
夜眠れない、食事が美味しくないなど、心の問題が身体症状として現れている人は、思い切って新しいことにチャレンジすることをおすすめします。
1度しかない人生です。 苦しい状況を変えて、残りの人生を思い切り謳歌したいと思いませんか。
心が満たされない時はボランティアに参加してみよう
英語のVolunteerは「自発的な」という意味があります。 誰かの意見に従って生きてきた人は、満たされない心に苦しめられます。
ボランティアは、スタート地点から、現地での行動まで基本的に自発的行動を求められます。 ボランティア体験によって、自分が自分の意思で生きているということを実感します。
ボランティアは無償で人のために行う取り組みです。 誰を助けるとか、社会に役立つ行為をすると、脳内にドーパミンが大量に分泌し、意欲や幸福感を覚えます。
教員や看護師など現地で必要とされる資格を持っているのであれば、青年海外協力隊に参加するのもいいかもしれません。
海外に住むと、日本とは違う文化や価値観を知ることができます。 自分がこうあるべきと感じていたことが、他の国ではあまり大きな意味を持たないこともあるのだと気付かされます。
心が満たされない時は1人旅にでかけてみよう
旅の半分は移動時間か待ち時間です。 自分に向き合う時間や本を読む時間が持てます。
電車が目的地に着くまでの時間、空港でフライトを待つ時間、何も考えずに心を休めても良いでしょう。 自分を見つめ直し、自分がとらわれている怒りや悲しみ、執着しているモノや人について考える時間はたっぷりあります。
今の自分が欲している旅、心の状態に合った旅を計画するとより効果的です。 例えば、四国で八十八箇所の霊場を巡るお遍路の旅などはいかがでしょうか。
人間には88の煩悩があると言われます。 四国の88カ所の霊場を巡れば煩悩が消え、幸福感に満たされるかもしれません。
他にも、ヨガの聖地、インドの「リシケシュ」でヨガ修行をするとか、国民の幸福度が高いと言われるブータンで人々の幸福の根幹を探す旅もいいかもしれません。
アクアセラピー効果やアクアリウムセラピー効果が期待できるのは、南国でのスキューバダイビング、シュノーケリングといったマリンスポーツです。
心が満たされないときは仏教の教えを学んでみよう
お釈迦さまは、「人は自分のモノのように思い込んで執着したもののために悲しむ。なぜならば、自分のものだと思い込んだものは、永遠にそこに存在するとは限らないからだ」と考えました。
形あるものは全て壊れる、諸行無常の教えです。 そして、「この世において、見たり、聞いたり、考えたり、意識したりする美しいものに対する欲望を消しされば永遠の安らぎの境地である」として、不滅の安らぎの獲得を目指しました。
知恵で欲望を抑え、安らぎの境地を実現するのがお釈迦様の目標でした。 仏教は、まさに、幸福を呼ぶ教えとして継承されてきたのです。
私たちは修行僧ではないので、仏典や経典は読めません。 そこで、仏教の教えを理解するおすすめの本をご紹介します。
アルボムッレ・スマナサーラさんの書いた『仏教は心の科学』という本です。
この本は人が幸福になる方法を分かりやすく説いています。
心が満たされないときはマインドフルネス瞑想をして幸福感を高めよう
長期間マインドフルネス瞑想を続けると、左前頭葉前部皮質(幸福感を感じる部分)が、普通の人よりも発達します。
この脳領域は物事を正しく見極め、適切な行動を取るために、とても重要な役割を果たしています。
マインドフルネス瞑想を行うと、幸せを強く感じ、正しい行動を取る人格が形成されるので、心が満たされていきます。
マインドフルネス瞑想はとても簡単です。 深い呼吸を10分から15分繰り返すだけです。 4秒で吸って8秒で吐く。
意識は呼吸に集中して、他のことが頭に浮かんだら、頭に浮かんだことを認めてから、呼吸に意識を戻します。 2週間から4週間で効果が現れます。
実際に行ってみると、雑念がつぎからつぎへと頭に浮かんできます。 10分の瞑想で5分は雑念ばかりということもあります。
最初は苦しいかもしれませんが、続けて行えば集中力が高まり、雑念も消えていきます。
心が満たされないときは本を10冊読んでみよう
人は人生の指針や判断基準が必要だから宗教を求めます。 何をしたらいいのか、何をしてはいけないのか、いちいちで自分で考えるのは、心に負荷がかかり辛いのです。
すでに、法律や条例によって細かいルールが決められているので、これ以上たくさんのルールに縛られるのは窮屈だという考え方もあります。
そのように考える人は、判断に迷ったときに指針となる思想や知識を自分の中に蓄える必要があります。 女性として、人間として、社会人として判断に迷ったの時の指針となる本を10冊紹介します。
- 宮尾登美子『櫂』
- 黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』
- 樹木希林『一切なりゆき 樹木希林のことば』
- 下重暁子『極上の孤独』
- 尾木直樹『過干渉をやめたら子どもは伸びる 』
- 司馬遼太郎『人間の集団について』ベトナムから考える
- 村上春樹『海辺のカフカ』
- スティーブン・R・コビー『7つの習慣』
- 白取春彦訳・編集『超訳 ニーチェの言葉』
- 白取春彦訳・編集『超訳 ブッダの言葉』
心が満たされないと悩む人は嫌われる勇気を持とう!
満たされない心は、嫌われたくない、認められたいという心理状態と深い関わりがあります。 これを承認欲求と言いますが、低いレベルの承認欲求は、他者から認められることや、高い地位や名声を持つことで満たされます。
しかし、このレベルにとどまることは危険です。 他者の評価は、損得勘定、利害関係、立場、お金などの影響を受ける脆いものだからです。
高いレベルにある承認欲求とは、自己尊重感、能力やスキルの向上、自立して生きること、自己信頼感などで満たされます。
他人の評価は関係なく、自分が自分をどう評価するかがより重要になります。 他人から嫌われても良いと覚悟を決めれば、心が満たされます。
人の目を気にしすぎると心は満たされません。 自分が決めた人生を歩むことが幸せな人生です。
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