大好きな彼と結婚が決まり幸せなはずなのに、式の日取りや結納など、具体的なことが決まっていくと同時に結婚生活に不安を感じてしまう女性は多いのでは?
親元を離れるさみしさ、仕事を続けることはできるのか、彼の両親とうまく付き合っていけるのか。 気が付けば不安しかないような状態に。
そんな不安をどうやったら解消できるのでしょうか。 既婚女性の意見を聞きながら、不安とどう向き合いどう解決していくかを紹介します。
結婚前で不安な気持ちは当たり前?
彼との結婚が決まって幸せなはずなのに、同時に現れる不安な気持ち。 いざ結婚が具体的に決まってくると、恋に夢中になっていた頃には見えなかったものが見えてきて、いろいろな不安や迷いが浮かんでしまう人も少なくありません。
親元を離れる寂しさ。 彼の両親とうまくやってけるの?彼で大丈夫?本当に幸せになれるの?
結婚とはこれからの人生を共にする相手を決めることであり、それはとても大きな決断をすること。 ですから、つい不安になってしまうのは当たり前といっても良いでしょう。
不安に感じた人の割合
では、実際に結婚前に不安を感じてしまう人はどのくらいいるのでしょうか。 マリエールが行った調査によると、結婚への不安を感じたことのある女性は約7割にも上るという結果が出ています。
結婚生活という未知の将来に不安を感じる女性は少なくないようですね。
また、結婚生活への不安として男女ともに多くの人が共感した項目について 1位「相手の両親との相性」 2位「人生観の違い」 3位「年収への不安」 というランキングデータもあります。
どれも結婚生活だけに限らず、生きていく上での不安の材料になりそうな事柄ではないでしょうか。
不安な気持ちはむしろあるほうがいい
しかし、結婚のことを考えて不安に思うこと自体はマイナスなことばかりではないはずです。 不安が浮かんでしまうこということは、今の自分の気持ちに向き合いつつ将来を想定しそれに対応することを深く考えているということではないでしょうか?
様々な準備の中で、違う環境で育った2人がぶつかり合ってしまうこともあるでしょう。 そんな時こそ、彼と向き合ってあなたの気持ちを伝えてみては?
彼の気持ちも一緒に聞いてみるのもいいですね。 お互い納得するまで話し合うことで、解消できる不安もあるでしょうし、お互いの気持ちを理解しあうことで信頼関係がより強くなるとも考えられますね。
結婚の不安要素とは?
結婚の不安要素いくつかの要素をあげてみましょう。
・お金、収入面の不安。貯金の有無。彼の金銭感覚。 ・仕事を辞めるかもしれない不安。住む場所によっては今の仕事から転職。 ・彼の両親との関係。 ・彼に対する不安。彼が頼りない。 ・実家を離れ知らない土地に引っ越すかもしれない不安 ・具体的に理由がわからない漠然とした不安。
これはほんの一部です。 あなたが不安に思っていることは何でしょうか?
まずは紙に書いてみましょう。 書き出してみると、自分の意識を変えるべきか、相手と話し合うべきかが見えてきます。
お金・収入面
彼1人の収入で生活していく場合、お金の心配がありますね。 結婚式や新婚旅行、家の購入などライフイベントにはまとまったお金が必要です。
さらに結婚したら子供が欲しいと思うなら収入の問題はとても大事。 女性は出産、育児のために一時的に働くことができなくなります。
また、子供が増えればそれだけお金の負担も増加します。 彼が浪費家だった場合、彼のお金の使い方を上手に直していく必要があるでしょう。
彼に貯金がない場合、いざという時のための備えがないことが大きな不安要素になることも。 普段から貯蓄をしておくことが大事になりますが、彼に危機感がない場合、もしもの時に捻出できるのかも不安要素の1つになります。
生活していく上でお金の問題は大きな不安材料の1つと言えるでしょう。
仕事
今の時代、結婚後も働きたいと考えている女性は多いでしょう。 まして今の仕事にやりがいを感じていたら、結婚してもやめるということは考えたくありません。
また、自分の収入があることによって得られる安心感もありますよね。 しかし、彼の家柄、結婚後に住む場所によっては仕事を続けられなくなることも考えられます。
家事との両立ができるかどうかも不安の1つですし、子供が出来れば子育ても両立しなくてはならないでしょう。
仕事を辞めて家庭に入ることで、社会から断絶されて家庭に縛られると感じてしまう女性もいるようです。 そうなると結婚すること自体が不安になってしまいますね。
彼が頼りない
好きなはずなのに、いざ結婚となると「本当にこの人でいいの?」という不安を感じてしまう女性も多くいます。
結婚式の打ち合わせでは親に従うばかりで、最終的に打ち合わせ自体もあなた任せに。 そんな彼との将来に不安しか感じられないなんていうことも。
毎日の生活の中には楽しいことばかりではなく、時に不安なことや辛いことも起こります。 そんな時、傍に頼れる人がいるということは大切なことですね。
何か思いもよらない問題に直面した時に、彼が問題を解決してくれるのか、家族を守ってくれるのかも気になるところです。
また、家事や育児という面で頼れる存在であるかというのも大事なことです。 ただ好きという気持ちだけでは、結婚生活を共にすることは難しいと言えますね。
両親や親戚
彼との結婚が決まると同時に彼の両親もあなたの義理の両親になります。 これは夫婦でいる限り一生続く関係になりますから、できるだけ良好であっていたいものです。
会話が弾まない、何を話していいかわからない、いつも不機嫌そうに見えるなど、結婚前から不安を感じてしまうこともありますね。
両親の家系が独特の家柄である場合、その習慣に馴染むことができないかもという不安もあります。 その場合、親戚付き合いに関しても同様といっていいでしょう。
お盆や年末年始などの親戚の集まりでの立ち居振る舞い、お手伝いなど具体的な悩みも不安の要因になりそうですね。
夫婦像や子育て論の面でも両親が求めるものと、自分たちの在り方がかみ合わないこともよく見られることです。
漠然とした不安
もしあなたが具体的な不安がなにか分からず、漠然とした不安を抱えているならば、結婚をしたいと思った頃を思いだしてみては?
その頃はきっと幸せな結婚生活を思い描いていたことでしょう。 その気持ちに戻ることで前向きな気持ちになれるのではないでしょうか?
具体的な2人の将来を想像してみるのもいいですね。 子供ができたらどんな家族なっているのか、老後はどのような夫婦になっているのか、幸せに過ごしている2人が想像できれば不安も少し解消されるのではないでしょうか。
そこで問題が見いだされてしまったとしても、それは具体的な不安材料の発見ですから解消へのステップアップと捉えてもいいですね。
引越し
結婚後、彼の仕事の都合で知らない土地への引っ越しもあるかもしれません。 両親とも離れて暮らすことの寂しさや、知り合いのいない中での孤立感、未知の暮らしに不安を感じてしまいそうですね。
地域に馴染めるかどうかも不安の1つ。 土地によっては馴染みのない習慣や、行事、会合などご近所付き合いがうまくできるかも不安の一つになります。
また田舎に引っ越してしまった場合、買い物、交通の不便さなどに戸惑いも感じてしまうでしょう。 転勤の多い会社だと、土地に馴染んだ頃にまた別のところにということもあります。
その都度の引っ越しも大変ですが、精神的な負担も大きいものです。 その時子供がいれば転校、転園もの問題もあります。
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