結婚が怖い女性の心理とは?
結婚に対して怖いと思う人にはどんな心理があるのでしょうか。 マリッジブルーという言葉は和製英語で、結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚えることです。
まだ経験したことのない物事に対して人は警戒心をもちますが、結婚も例外ではありません。 結婚をする前は、成功体験として考えることができないのかも。
両親の仲が悪く結婚にネガティブ
これまでに生まれ育った家庭環境などが原因で、結婚というものに対してマイナスのイメージを持っている人は、特にこれから自分がする結婚に対しても不安を抱いてしまう傾向があるようです。
結婚して1度は添い遂げようとした2人でも、性格の不一致だったり、浮気をしたり暴力を振るったり、お酒やお金の問題があったり、あらゆることが原因でうまくいかなくなることもあります。
両親の関係性が破綻していて、その様子を見てきた自分自身も、結婚そのものに否定的な気持ちをもってしまうようです。
自分の両親を見てきて、結婚が正解ではないという印象がついてしまい、成功体験に思えないのでしょう。
人が怖い
人間が嫌いだからという理由で結婚に対して不安を抱く人もいます。 結婚することによって、夫以外に夫の家族や親戚付き合いもしなければならないと考えたら、一生を1人で過ごす寂しさよりも気楽さの方を取りたいという考えです。
死ぬまでずっと誰かと過ごさなければならないことに比べたら、1人でいられることは何物にもかえがたい幸せでしょう。
また、恋人に裏切られた経験から人が怖くなり、そんな思いをするくらいなら生涯1人でいた方が良いと思ってしまう人もいます。
友人関係も特定の人のみで、なるべく他者と関わらないで生きてきた人にとって、結婚というものはあまりにもハードルが高すぎるのです。
自分に自信がない
自分に自信を持てない人は、自分が幸せになることに対して臆病になりがちです。 そういった女性はたくさんいて、なかでも過去に他人から容姿や性格など何かしらのことを否定された女性は、自分を肯定することが難しいという傾向にあります。
自己肯定感が低下すると、知らず知らずのうちに自分のことを下げて見るようになり、自分は幸せにはなれないと思い込んでしまうでしょう。
結婚というものにはポジティブで幸せなイメージがあるため、自己肯定感の低い人は自分にとって不似合いだと感じ、結婚を自ら遠ざけてしまうことが多いようです。
自分に自信が持てない女性は、幸せな環境よりも不幸せな方を選んでしまう傾向なのが不思議ですね。
結婚が怖い気持ちを克服する方法
これまで結婚に対して怖いと思う様々な気持ちを解説してきました。 不安感を持ったままではなかなか結婚に踏み切れません。
それではこれからどうすればいいのでしょうか。 不安に打ち勝つ方法を紹介していきます。
不安なことを2人で話し合う
これから始まる結婚生活において不安に感じていることを洗い出し、2人で話し合ってみましょう。 まだ経験したことのない物事に対して恐怖が生まれるということは、未経験であるという不安を解消してしまえばいいわけです。
結婚後の生活がイメージできなければ、2人で具体的に内容をすり合わせて少しずつ構築していきましょう。
2人で協力し、助け合うことによって夫婦の生活が出来上がっていくと考えてください。 どちらも働いているのなら、家事の分担はどのようにするかなどです。
ご飯はどちらかが作るのか、週末は外食するのか。 休日はゆっくりしたいのか、たくさん予定を入れて目一杯楽しみたいのか。
これまで話したことのない具体的な過ごし方について話し合うことで、分からないものだった結婚が、少し身近に感じられるでしょう。
そうなると怖い気持ちも薄らいでいくはずです。
相談・カウセリングを受けて怖い原因を探る
心理カウンセラーのもとに出向き、カウンセリングを受けてみましょう。 人間心理の専門家であれば、こういった時の解決策を数多く知っているはずです。
たとえばカウンセラーに、結婚は怖くないものだと言ってもらうこと。 根拠のない言葉だとしても、不安な気持ちをそのまま受け止めてもらえれば、少しでも心が癒えるでしょう。
そして、こだわりを手放すこと。 結婚という大きなプレッシャーがあるために、物の見方も狭くなってしまいがちですが、落ち着いてみると、その不安は些細な事に感じられるかもしれません。
なにより大切なことは、結婚しても変わらないものがあるということ。 結婚によって沢山の変化があるかもしれませんが、お互いを大切にする気持ちに変わりはないでしょう。
結婚はゴールではなく、これから2人で作っていくものなのです。
結婚のメリットに目を向ける
結婚に対して悪い面ばかり見えてしまい、ネガティブになってしまう方は、良い面に目を向けてみてください。
結婚に恐怖心を抱くということは、デメリットばかりを考えてしまっているのではないでしょうか。 結婚のメリットを考えてみてください。
たとえば疲れて帰って来た時、家で迎えてくれる相手がいるということ。 嬉しいことや悲しいことも一緒に分かち合えるということ。
また大変な仕事も、相手のために頑張ろうと思えること、やりがいなど。 もし、子どもを持つことができれば、それも生きがいになるでしょう。
それでも不安な気持ちが消えなければ、すでに結婚している友人の話を聞いてみてはいかがでしょうか。
自分の想像力では思い浮かばないような、具体的で楽しい意見を聞くことができるでしょう。 友人に背中を押してもらうのもいいかもしれません。
同棲でお試ししてみる
他人といきなり一緒に生活するということが不安ならば、同棲がおすすめです。 結婚を決めた相手でも、見たことない姿がありすぎるというのは怖いし不安ですよね。
それなら、まずは一緒に住んでみると良いでしょう。 結婚しなければ一緒に住んではいけないという法律は日本にはありません。
同棲してみると、お互いの考え方や価値観など、これまで見えなかった部分が分かってきます。 これまで自分が怖いな、不安だなと感じていた部分を前もって経験できますね。
結婚してしまえばもう戻ることはできませんが、同棲はお試しの共同生活ができるという点で良いかもしれません。
もし万が一、致命的に合わないところが見つかってしまえば、別れを選ぶこともできるはず。 知らなかった面が見えてきて、たどり着く1つの答えなのではないでしょうか。
結婚が怖い気落ちに焦らずに向き合おう
結婚に対して怖いという気持ちがあるのなら、結婚する前に成功体験を積み上げていきましょう。 具体的にすり合わせられれば、わからないものだった結婚が少しずつ掴めてきます。
結婚が怖いのは、どこか不安要素があったり、結婚に対してネガティブな感情があるためですね。 2人でいられるあたたかさは、1人では決して得られないものです。
家庭環境が不安でも、彼と1つずつ成功体験を積み上げれば、結婚に対して前向きになれます。 不安な気持ちが強いときは、カウンセリングを受けることもおすすめです。
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