性格悪い人から標的にされやすい人の特徴
性格悪い人は相手によって態度を変えます。 自分にとって「有益」な人に対しては好かれるように必死になり、自分にとってメリットのない人にはとことん悪い性格を発揮するのです。
常に打算的な考えをする性格悪い人は、標的にする相手を選んでいます。 では、どのような人が性格悪い人の標的になってしまうのか、考えられる可能性をみていきましょう。
性格が大人しい人
自分よりも強気で来られると、性格悪い人は急に大人しくなってしまいます。 基本的に、性格悪い人の多くは小心者が多いので、ガツンと言ってくるような相手には怖がってしまうのです。
性格悪い人が標的にするのは、自分よりも性格的に大人しく、何かあっても言い返して来ない人を選びます。 大人しい性格の人が言い返して来ないことに図に乗って、その人を小ばかにした態度を取ったり、笑いのネタとしていじってみたりするのです。
嫌だという感情を出さずに愛想笑いで付き合っていると、ますますひどくなる可能性があります。
自分よりも目立つ人
いつも自分が１番でいたいので、性格悪い人は自分よりも目立つ人を標的にします。 自分よりも華やかな人は気に入らないので、中傷したり無視をしたりと徹底して攻撃するのです。
目立つ人が現れたら、欠点を探そうと必死になります。 そのためには、瞬間的に仲良くなることも頑張ってしまうのが性格悪い人の驚くところです。
ですので、性格悪い人と初対面の場合は「この人良い人かも」と勘違いする可能性もあります。 自分よりもセンスが良く目立つ、自分よりも仕事ができて目立つ、とにかく自分よりもどのジャンルでも目立つ人は気に入りません。
自分よりも立場が弱い人
上司や先輩といった自分よりも上の立場の人には気に入られるように必死になります。 しかし、部下や後輩は性格悪い人にとって、その特技を発揮する相手です。
これは、自分が優位に立っていることを優れていると勘違いしてしまい、その権力をふるいます。 もちろん、後輩が出世して立場が逆転した場合、今までの態度は豹変です。
また、性格悪い人が自分より弱い立場の人を標的にするのは、ストレスの発散をしている可能性もあります。
自分が抱えている抑圧やストレス、ネガティブな感情をぶつけてすっきりするのに、他人を利用しているのです。
自分と同じように性格悪い人
同じような性格の人同士は通常仲良くなるのですが、性格悪い人の場合、同じような人は性格悪い人と認識して避ける傾向にあります。
これは、自分自身の性格の悪さを認めることができず、気付いていないからです。 また、同じような性格が理由でライバルになり、常に相手を意識してしまうことも考えられます。
目立とうとすれば相手も目立とうとし、仕事で出し抜こうとすれば相手も同じ考えをする、これでは自分の得意なことができません。
自分と同じことをしているのですが、相手の欠点を見つけるのが得意ですので、互いに「あの人は性格悪い」と敬遠することもあります。
性格悪い人に待ち受ける末路とは
言わずとも、性格悪い人は嫌われますよね。 人に嫌われるような生き方をしていると、さまざまな物事を失ってしまいます。
決して、性格悪い人は楽しい人生が待っているとは言えません。 人にきつく当たる、傲慢な態度で接するなど、嫌われるような生き方を続けた場合、性格悪い人にはどんな末路が待っているのでしょうか。
考えられる未来を覗いていきます。
信頼を失う
性格悪い人は、周囲からの信頼を失う生き方をしています。 人によって態度を変えたり、他人の悪口陰口を言いふらしたり、耳にした噂話をスピーカーのごとく話していたら、誰だって信用できません。
特に、人の秘密をばらすというのは、約束を守ることができないと認識されます。 職場では約束の守れない人に仕事を任せたいと感じる人はいないはずです。
まして、機密事項が詰まった内容を伝えたりなんてできません。 日々の行いが仕事に影響する可能性が高いのです。
信頼を失うと、どれだけ有能であっても自分のキャリアを失う可能性があります。
孤立する
誰だって、性格悪い人と一緒にいたくないですよね。 話をしても自慢話か人の悪口、他人にきつく当たっている姿を見て「この人と仲良くしよう」なんて近付く人はいません。
その結果、性格悪い人は誰とも仲良くできなくなり孤立してしまいます。 残念ながら、性格悪い人は孤立をしたとしても、自分の責任であることに気付くことができません。
「孤立させる周囲が悪い」と責任転嫁するのです。 結果、もっと周囲との確執が深まり孤立してしまい、ひねくれた性格の悪さが助長されていきます。
何があっても自分は悪くないと謎の自信があるのです。
結局同じ目に合う
良い行いをすれば、必ず良い行いが返ってくると言います。 逆も同じで、悪い行いをすれば結局自分も同じ目にあうようになっているのです。
人の悪口を言っていれば「あの人は悪口を言っている」と言われますし、困った人を助けなければ、自分が本当に困ったとき誰も助けてくれません。
性格悪い人は眉間にしわが寄っていたり、目つきが悪かったりと表情がネガティブです。 面白いことに、ネガティブなエネルギーを発している人には、次々と良くないことが引き寄せられてしまいます。
自分の性格の悪さで人を困らせたのであれば、それが原因となって自分にも同じ結果が引き寄せられるのです。
人を信じられなくなる
自分の性格の悪さが災いして、人を信じられなくなってしまいます。 自分の行動が基礎なので、他人も同じように考えるだろうと人間不信になるのです。
たとえ、どれだけ親切にしてもらっても「この親切には何か裏があるはず」と疑ってしまいます。 周囲に人がいなくなるのは性格悪い自分の責任なのですが、非を認めません。
さみしい考え方ですが、人を疑う方が性格悪い人にとっては当たり前なのです。 結局、他人とのコミュニケーションがうまく取れず、人間不信になります。
人を信頼することができなければ、全うな友人関係を築くことができません。
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