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三大欲求の強さ・意味とは?人間の三大欲求とストレスの関係性

三大欲求の強さ・意味とは?人間の三大欲求とストレスの関係性

自分磨き

三大欲求だけじゃない!他にもある人間の欲求

欲求

実は人間の欲求は三大だけではなく諸説あるのをご存知でしょうか。

多くは8つの欲があるとまでされているので、人間の欲求はさまざまあることが理解できます。 古くは悟りを開いたブッダまで人間の欲求について諭しているのですから、人間と欲との関係は深いですね。

ここでは、三大欲求以外に提唱されている7つを紹介します。

マレーの欲求リスト(二大欲求)

アメリカの心理学者であるヘンリー・マレーは人間の欲求を初めてリスト化した人物です。 細分化されたリストは、11種の「臓器発生的欲求(生理的欲求)」と28種の「心理発生的欲求(社会的欲求)」とに分類しました。

要するに、人間には「生理的欲求」と「社会的欲求」との2つに大きく分けられるということです。

生理的欲求とは、臓器の維持のために必要な欲求であり、たとえば「食べたい」「排泄がしたい」などの欲求になります。

社会的欲求とは「仲間に入りたい」「お金が欲しい」など人間が社会生活を営む際に求める精神的な欲求です。

生きていく上で、人間は生理的な欲と心理的な欲とがあると説かれました。

アルダファーのERG理論(三大欲求)

三大欲求

アルダファーはアメリカの心理学者であり、1972年に発表されたのが「ERG理論」です 「Existence(生存)」「Relationship(関係性)」「Growth(成長)」の頭文字を合わせました。

生存欲求とは人間として生存するための欲求とされ、生理的欲求はこれに該当します。 人間関係の欲求は「他者との人間関係を持ち続けたい」という欲求です。 成長欲求は人間が本来持っている「成長したい」という欲をさします。

アルダファーのERG理論では、生存欲求、関係性の欲求、成長の欲求の3つが同時に起こりうるとされています。

要するに、生命維持も人との関りも自己実現もすべて欲求として起こるということです。

三大欲求に承認欲あるいは知識欲(四大欲求)

睡眠欲・食欲・性欲に加えて、人間には承認欲あるいは知識欲があるとした説です。 承認欲とは「他人に認められたい」という承認欲求であり、承認欲求が強すぎると人に依存したり嫉妬深くなったりとストレス要因となります。

知識欲とは「もっと新しいことを知りたい」という探求心です。 古来、数学、物理学、哲学などの学問は「知るため」に存在しました。

「わからない」ことに対して積極的に「知りたい」と感じるのは人間として必要な欲だということです。

知りたい欲と認めてもらいたい欲は、人間性を高めるために必要な欲求であるとも言えます。

マズローの自己実現理論(五大欲求)

自分らしさを求める女性

アメリカの心理学者であるアブラハム・マズローが提唱した5つの欲求について解説します。 五大欲求とは「生理的欲求」「安全欲求」「所属と愛の欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5つです。

生理的欲求と承認欲求は前述をしていますので解説は割愛します。 安全欲求とは「健康でいたい」という生命を守る欲求です。

所属と愛の欲求は「仲間、恋人がほしい」という欲求であり、自己実現欲求は「自分らしくいたい、世の中に貢献したい」という欲求です。

簡単にいうと、健康でいて、愛する仲間に囲まれて、自分らしく生きていきたいということですね。

シックスヒューマンニーズ(六大欲求)

アメリカの自己啓発作家であり起業家でもあるアンソニー・ロビンズは、人間には6つの欲求があると言います。

「安定感」「不安定感」「重要感」「愛とつながり」「成長」「貢献」が6つとされる欲求です。 前述のマズロー氏が唱えた5大欲求を基軸に、「不安定感」が加わったとものと認識してください。

「不安定感」とは「変化」に対する欲求です。 安定を手にいれた結果、好奇心が満たされてしまい新たに好奇心を惹くものを探すと説きました。

ロビンズ氏は起業家でもあるので、この6つの欲求を満たすような商品やサービスであれば顧客のニーズに沿ったものを提供できるとも説明しています。

ブッダの7つの欲求(七大欲求)

シッダールタが説いた7つの欲求は「食欲」「性欲」「睡眠欲」「承認欲」「生存欲」「怠惰欲」「感楽欲」です。

「生存欲」は「生き残りたい」、という生物としての欲ですので当たり前とも言えます。 「怠惰欲」は人間には「ラクをしたい」、という欲求がそもそもあると言われます。 「感楽欲」は「美しいものや心地よい音楽を聴きたい」、という感覚的な欲求です。

生きている中で「リラックスした状態が欲しい」と感じるのは人間の必要な欲求だと説いています。

食べていくために働くという人生ではなく、プライベートも充実させることが健やかな生き方とされるので理解しやすいですね。

生命の8つの力(八大欲求)

欲求

コピーライターであるドルー・エリック・ホイットマン氏が著書「現代広告の心理術101」で8つの欲求について記しています。

「生存欲」「食欲」「障害回避欲」「性欲」「安全欲」「優越欲」「愛情欲」「承認欲」とのことです。

今まで出てきた欲求を全てまとめたように感じますが、注目すべきは彼がコピーライターであることです。 人間にはこの8つが必ず欲求としてあり、人によって強弱はあるもののこれらの欲求が満たされる商品は「売れる」と説明しています。

顧客の求める複数の欲求を満たす文章が書ければ、購買意欲を刺激できるのでしょう。

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