恋愛心理学に学ぶ男心をわしづかむテクニック
恋愛心理学には、男心を理解するためのヒントがたくさん詰まっています。 男心をとりこにするスキルや方法も学べます。
恋愛心理学の力を借りて、男性の本音を探りましょう。 男性の本音は女性が思っているほど複雑ではないのかもしれません。
振られた男性の相談に乗ってあげる
気になる男性が彼女と別れたタイミングを見過ごさないようにしましょう。 「別に…」と強がる言葉とは裏腹に、男性の心は深く傷ついています。
振られて落ち込む男性の相談にのってあげることで、心の距離は一気に縮まります。 関連の調査によると、恋人と別れたあとの男性は女性よりも長く未練を引きずり、現実から逃避する傾向にあります。
男性のほうが別れをながく引きずる原因は2つあって、1つは別れを女性から切り出していることが多いということです。
もう1つは、女性は別れの原因は相手の男性にあると考えるので、引きずらないというのです。
女性は、また普段から恋人、友人、親兄弟など多くの人に悩みを打ち明けているので、辛いとき相談する相手がたくさんいます。
男性は悩みを相談することが少ないため、心の苦しみを打ち明ける相手がみつかりにくい。 振られて、相手を責めることもせず、相談相手が見つからずに未練を抱える男性の心は、かなりもろくなっています。
こんなとき傾聴にも用いられる「うなづき」や「相づち」を取り入れながら、彼の心に寄り添って相談にのってあげると、あなたの誠意や真心が伝わります。
参考:大学生におけるソーシャル・サポートと恋愛関係崩壊からの立ち直りとの関連
真似をするミラーリング効果で親近感を高める
ミラーリング効果とは、相手の仕草や言葉をミラー(鏡)のように真似ることで、相手に好感を抱かせるという心理テクニックです。
言葉の模倣のやり方は、会話のときに「はい」「ええ、そうですね」といった相づちだけでなく、相手の言ったことを繰り返します。
「土曜日はスポーツジムで汗を流します」といった相手に対して「スポーツジムで汗を流すんですか、なるほど」とか、「スポーツジムで汗を流すんですね」のように受け答えをします。
動作の模倣の方法は、会話の相手がコーヒーを手にとって飲んだら、数秒後におなじようにコーヒーを手に取って飲む、会話の相手が髪を触ったら、その数秒後に同じように髪を触るといった具合です。
カップリングパーティーなどでミラーリング効果を試すと、選ばれる確率が高くなります。
恋愛ホルモン“PEA”の効果でドキドキ感を高める
恋愛ホルモンとも呼ばれるPEA(フェネチルアミン (phenethylamine) を摂取すると気分が高揚してウキウキしたり、ドキドキしたりします。
PEAはチーズ、ワイン、チョコレートといった微生物を発酵させた食べ物に多く含まれています。 フランス人やイタリア人が恋多き国民に見えるのも、こういった食材を多く摂取していることと関係があるのかもしれません。
恋人との関係がマンネリ化してきたら、PEAを多く含んだ食べ物を意識して摂取しましょう。
ツァイガルニク効果で相手を焦らす
ツァイガルニク効果とは、人は達成できなかった事や中断している事を、すでに達成したことよりも、よく覚えているという現象です。
日常の生活でも、中途半端で放り出している事柄は気になって仕方がないということありませんか。 シンデレラのお話で、王子様が血眼になって靴の持ち主を探した心理、ツァイガルニク効果を分かりやすく説明しています。
ツァイガルニク効果を恋愛に応用するのであれば、狩猟本能を持つ男性に、まだ完全に自分の手には落ちていないといった感覚を与え続けることが有効です。
彼女は謎が多いし、交友関係もつかみきってはいない、先週末も結局どこにいたのか教えてくれなかったと男性に思わせておけば、あなたのことがいつも気になります。
ゲインロス効果でギャップ萌を狙う
ゲインロス効果とは、最初にマイナスの印象を与えられた場合、次に与えられたプラスの印象が、より良い印象に感じるという現象です。
最初から良いと感じた人がやはり良い人だった、よりは、最初は最悪だと思ったけど、実はこんな人だったのほうが、ギャップ効果が作用します。
一気に気持ちが盛り上がって、恋に落ちてしまうことも。 初対面のイメージはお互いに最悪だったのに、いつの間にかラブラブというカップルは、ゲインロス効果が働いているのかもしれません。
人は見た目が9割!ハロー効果でメロメロに
ハロー効果のhaloとは後光、後輪のことで、ハロー効果とはある対象を評価する時に、その対象の目立つ特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められることです。
例えば、笑顔の素敵な女性はきっと優しくて良い子だ、と思われがちです。 メガネをかけた男性がインテリで優秀というイメージを持たれることもありますよね。
商品の広告やタレントの好感度アップにもよく使われる方法です。 ハロー効果は悪い印象から否定的な方向にも働きます。
挨拶が暗いから陰険な人だろうとか、茶髪だから軽い奴というように、悪目立ちする強い特徴に引きずられて人間性まで疑われるのは損ですよね。
最初のデートや重要な話はスティンザー効果を使って
スティンザー効果とは、会議などで座る席の選び方で、その人があなたに対して抱く気持ちが分かるという心理学的研究の結果です。
あなたの真向かいに座る人は、あなたに対して反対意見を持っている人、敵対関係にある人。 あなたの隣に座る人は、友人や協力者、親しい間柄の人。
斜め前に座る人は、緊張感を緩和させ、意見の衝突が避けられる位置関係。 恋愛にも効果的に使えます。
最初のデートであれば、緊張を和らげるためにも斜め前に座り、程よい距離感を取ったり、大事な話をするときは、隣に座り、親しみを感じながら話をするのが効果的です。
いずれにしても、対面に座ることは避けたほうが良さそうです。
恋愛心理学が教える男心【こんな女性は嫌い・苦手】
恋愛心理学を読み解くことで男性が受け入れがたい女性の態度や行動がわかります。 人間は生物学的な特徴や、性の役割意識に後押しされて、自分でも意識せずに行動をおこすことがあります。
女性が深く考えずにとる行動によって、恋愛対象から外されてしまうことが。 どんな言動に気をつけたらいいのでしょうか。
浮気をする女性
男性は遺伝子を残すという使命感を本能的にもっています。 DNA鑑定が可能になった時代はここ数十年です。
それまでの数十万年という長い時間、男性は女性が妊娠しても、自分の子どもであるか確信が持てませんでした。
女性は遺伝子を残せる確率が高いので、男性に対しては経済力や生活力、誠実さを強く求める傾向にあります。
男性は遺伝子を確実に残したいので、本能的なレベルで貞操観念の高い女性をパートナーに求めます。 浮気をする人、しそうな人を人生の伴侶としてはふさわしくないと感じているのでしょう。
男性の存在価値を下げる女性
男性は自立的に生きることを望む傾向にあります。 誰にも頼らずに生きていくためには、自分の力や存在価値を高く保つ必要があります。
他の人に対しても現実的でシビアな判断を下すことが多いのは、このためです。 パートナーを選ぶときも、知性、教養、マナー、言葉遣いなど社交の場で通用する一般常識を身につけた女性であるか見極めます。
男性を友人や家族の前でけなしたり批判したりすると、その男性の立場や評価を下げてしまうので、気をつけなければいけません。
男性経験が多すぎる女性
男性は、男性経験が多すぎる女性に対しては、自分がセックスで優位に立てないのでは?と懐疑的になります。
夜の営みに関して主体的でいたい男性は、経験豊富な女性の前では自信をなくしてしまうことがあります。
また、独占本能を強くもつ男性も多いようです。 男性の独占本能はヤキモチや嫉妬とはまた別の次元の話です。
自分の遺伝子を確実に残したいという強い欲求がはたらくため、情に流されずにシビアに決断する時もあります。
男性がいる飲み会に参加する女性
お酒を飲むとドーパミンが大量に分泌して快楽を感じます。 正常な判断力がなくなり、理性が働きません。
飲みの席では男性も女性も開放的になって、スキンシップや大胆な言葉が飛び出すのは自然な成り行きです。
飲み会の席で酔って開放的に振舞う女性を目にしている男性は、自分のパートナーが飲み会に出席するとき、心配になってしまいます。
自分のパートナーが他の男性の前で大胆に振舞い、スキンシップをすることを快く思わない男性は多いでしょう。
ぐいぐいアピールする女性
男性には狩猟本能があります。 女性をおいかけて、自分のものにしたいという気持ちがどこかで働くのでしょう。
女性のほうから積極的にアピールされると狩猟本能が萎えてしまいます。 あまりにも女性のほうからグイグイこられると、誰に対しても積極的に振舞う軽い女性かもしれないという疑いの気持ちも湧いてしまいます。
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