手相の中でも生命線は多くの人が興味関心を持っているものです。 しかし生命線の位置や形状、長さや薄さなどの詳細な情報はなかなか把握できないもの。
今回は生命線の基本情報や種類、薄い場合の対処法などをまとめてご紹介します。 自分や家族、恋人の生命線をみて、自分が今どのような状態なのかを確認してみましょう。
対処法についても詳しくまとめていますから、生命線が不安な状態であった場合は気軽に取り組める対処法を試してみるのもおすすめです。
生命線とは
まず生命線とはどんな位置にあって、どのような点に注意してみるべきかを知っておきましょう。
生命線は、必ずしも全員にあるわけではありません。 生命線がない人や、非常に短い場合はどのような意味があるのかも合わせてご紹介します。
生命線の状態をみて、普段の生活の状態を見直してみる機会を作ってみてください。
生命線の位置
生命線は親指と人差し指の間から始まり、親指のふくらみに沿って弧を描きながら手首に向かって伸びている線のことです。
手相は占い師などによって見解が変化するものです。 手相は変わっていくものであり、利き手は現状を表していているといわれます。
利き手ではない方の手は、先天的に持って生まれた運勢を表しています。 自宅で手相をみる場合は利き手の手相を主にみながら、左右の違いを見比べる方法を取ってみるとよいかもしれませんね。
生命線をチェックしてみよう
生命線は、長くはっきりとしているほど生命力があり長寿の傾向があるといわれています。
濃い生命線は心も体も丈夫で、積極的に活動できるという意味を持っていますよ。 生命線が複数ある人もいて、生命線が増えるほど生命力が強い傾向です。
生命線が薄い、短いという人もいますよ。 生命線そのものがないケースも。
生命線は薄くて短い、もしくは全くない場合は、少し健康状態に不安な状態にあるかもしれません。 今の自分の健康状態を振り返りながら、生命線の状態をチェックしてください。
生命線がない
生命線がない、もしくは非常に薄いことがあります。 生命線が全くない、という人は非常に少ないです。
うっすらでもよいですから、生命線がないかをよく観察してみてください。 生命線が薄い、見当たらないときは、体力か気力が不足しているサインかもしれません。
体力か気力のどちらかが欠けている状態でも、生命線は薄くなりやすくなります。 持病があったり無気力状態だと生命線が薄くなったり、ない状態になりやすいでしょう。
生命線が短い
生命線が短い場合は、健康面や精神面で長期間注意が必要であるサインです。 人よりも体が弱くて病気にかかりやすい状態になっているか、精神的に弱い面を持っている可能性があります。
精神的に弱い場合は積極性に欠けることもあるため、なかなか思うような成果を出しにくいかもしれません。 粘り強くなれず努力したい気持ちはあっても、長続きしない傾向があります。
みんなと同じようにしていても思うような成果が出ないため、自分なりの道を切り開いていくと運勢が変化するかもしれません。
生命線がない・薄いなどの注意したい手相の特徴
生命線がない、薄いなど、生命線にかかわる注意しておきたい手相をご紹介します。 生命線の薄さや短さのみではなく、途切れている場合や横線が入っているときなど、詳細な情報をまとめました。
生命線の状態をよく観察して、注意したいサインが出ていないか見てみましょう。 より詳しく生命線の状態を知ることで、今ぶつかっている困難の原因がわかるかもしれません。
生命線がない、薄い
生命線がない、とても薄い状態は心身に不安がありモチベーションが上がりにくい傾向です。 心と体は、表裏一体。 どちらかの調子が悪いと、前向きな行動がとりにくくなるものです。
生命線が全く見当たらない、もしくは非常に薄い場合は、自分の存在意義が見いだせない苦しさを抱えている可能性があります。
生きるパワーが不足気味となっているため、ふとしたことでネガティブな思考に囚われがちです。 しかし生命線がない、とても薄い人のすべてがネガティブで生命力がないというわけではありません。
世間一般の枠組みにとらわれず、吹っ切れた人も生命線がない場合があります。 自由奔放であり、人が思い浮かばない発想を持ち合わせているケースもありますよ。
生命線が途切れ途切れになっている
生命線が何か所も途切れ途切れになっている状態は、生命力が弱まっている典型的な手相です。 慢性的な健康の問題を抱えやすく、心身共に不安定な状態のときの手相になります。
意志が弱い傾向で、飽きっぽい性分である可能性も否めません。 仕事や住所がコロコロと変化しやすく、生活様式が頻繁に変化する可能性もあります。 何かと不安定で、周囲に流されやすい状態かもしれません。
身体があまり強くない場合は、周囲の人に合わせ続けて無理を続けるのは厳禁です。 まずは自分のペースを見出して、無理のない歩幅で確実に物事を進められるように工夫しましょう。
生活面を工夫することで、手相が変化して、心身ともに状態が徐々に改善することもありますよ。
生命線に島がある
手相には島というものがあります。 生命線に限らず、頭脳線や感情線などにも現れる目の形をした相です。
島はどの線に現れても良い意味を持っておらず、停滞や不調という意味を持っています。
・生命線の上部 生命線の上部に島がある場合は、20歳までに何らかの問題に直面する可能性があるでしょう。 受験に失敗や、就職活動がうまくいかないなどの将来に不安を感じるかもしれません。
また身体的、精神的な病気を患うなどの健康運の低下も表しています。 健康や就職、進学の面で葛藤する可能性がある時期の暗示です。
・生命線の中間部 生命線の中間部に島がある場合は、30歳以降からの働き盛りの期間中に、病気などで心身が衰退する可能性を示唆しています。
病気ではなくても、激務続きで慢性的な疲労がまとわりつくかもしれません。 慢性疾患を抱えやすいサインなので、食生活などには十分注意が必要です。
また、島がある期間は自分の希望が叶いにくい傾向があります。 無理にやりたいことを推し進めるのではなく、長い目で物事をみる期間と捉えましょう。
・生命線の下部 生命線の下部に島がある場合は、中年期以降の年齢なので、これまでの食生活によって慢性疾患を引き起こす可能性があります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすい食生活を送ってきた人は要注意！ これまでの生活を見直して、できることから改善して病気にならないような生活に切り替えてください。
生命線に横線が入っている
生命線の途中に、生命線を遮るような横線が入っていることがあります。 この横線は障害線といい、運勢の停滞や大きな壁が立ちはだかる可能性があることの暗示です。
障害線が生命線の上部にある場合は、学校などでの人間関係や家族間での問題を抱える可能性があります。 学校でのいじめや、家庭に居場所がないケースなどに見受けられやすい手相です。
生命線の中間部分に障害線があると、30歳前後からの期間に夫婦や仕事でのトラブルに見舞われやすくなります。
波乱万丈な人生になりやすく、乗り越えるべき壁や困難が多く待ち受けているかもしれません。 生命線の下部に障害線があるときは、病気に注意しましょう。
高齢になればなるほど病気のリスクは上がりますが、濃い障害線が出ている場合は大病を患わないよう注意すべきです。
生命線にほくろがある
生命線上にほくろがある場合、急病や体調不良に注意しておきましょう。 生命線のどの位置にほくろができているかによって、病気やけがに見舞われやすい年齢が想定できます。
島同様、生命線の始まり周辺であれば成人までの期間注意が必要です。 生命線の中間期間にある場合は、成人以降老齢期に入るまでの期間、無理をしすぎないように注意しましょう。
生命線の終盤にほくろがある場合は、老齢期に入ってからの慢性疾患やけがなどに注意してください。
ほくろは見てすぐにわかるため、ほくろがある年代によって注意しやすいメリットがあります。 必ずしも病気やけがに見舞われるわけではなく、普段の生活を少し注意して過ごすことで未然にけがや病気が防げますよ。
生命線が鎖状になっている
生命線が鎖状になっている場合は、困難や停滞という意味を持っています。 鎖状になっているということは、小さな島が連鎖している状態です。
この状態は、生命エネルギーが弱まっていることを示しています。 生命線全体が鎖状になっていると、人生が全般的に思った通りに進まないことが多い傾向です。
やりたい仕事に就けないなどが挙げられますが、その結果幸せが待っていることも十分にありますよ。
部分的に鎖状によって、困難に遭遇する可能性のある年代が異なります。 上部にあれば大人になるまで、中間部なれば青年期から中年期、下部にあれば老齢期です。
中間部での食生活の乱れなどが下部を鎖状に変化させることもあるため、日々身体をいたわった生活を送りましょう。
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