あなたと彼は共依存？チェックリストを確かめよう
共依存について思い当たることがあれば、注意が必要です。 もし、あなたと彼の関係を不安に思ったら、彼との関係をふりかえりましょう。 共依存によくみられる心理のチェックリストを用意しています。 ぜひ参考にしてください。
自己否定が多い
共依存してしまう人には、自分に自信がない人が多いです。 自分に自信がもてないから、彼に寄りかかることで安心してしまいます。
もしあなたが自己否定が多い方なら注意してください。 共依存になってしまうかもしれません。 また、もしかしたらすでになっている可能性もあります。
自分を褒めてあげるクセをつけて、自己肯定感を上げてください。 適切な自己肯定感はあなたに自信をつけさせてくれます。
感情表現が苦手
感情表現が苦手で、自分の気持ちを外に出しづらい人も注意が必要です。 うまくガス抜きができないので、ストレスを溜めやすいからです。 また、自分の中にあるマイナスの感情に気付かないで、いつの間にか追い込まれてしまいます。
マイナスの感情をうまく処理できないので、他の人をターゲットにして発散することもあります。 例えば、子どもや母親など自分より弱いと思う相手です。 誰かに八つ当たりをしてしまったら、限界の合図かもしれません。
理想への執着が強い
「〇〇でありたい」という道徳心や正義感が強いと危険です。 そうした気持ちを強くもっていると、その理想に固執してしまいます。 だんだんと「〇〇でなければいけない」と強迫観念になってしまうかもしれません。
理想が強迫観念になると、彼との関係を義務にしてしまうことがあります。 「彼に〇〇をしないといけない」「〇〇をしなければいい彼女ではない」などです。
しかし、その義務は本当に必要でしょうか？ 一度冷静になって考えてみてください。
依存しやすい
趣味やアイドルなど、もしあなたが何かにハマりやすいなら気をつけてください。 彼にハマって抜け出せなくなるかもしれません。
ハマりやすい・ハマり気質がある人は、依存しやすい傾向にあります。 何かにハマることで、心の穴を埋めていることがあるからです。 自分の中にある感情を処理するために、自分以外の何かを使います。 それは、共依存と似ています。
あなたの中で上手に感情を処理する方法を見つけてみてください。
彼には自分が必要だ
「私には彼が必要」という依存もありますが、共依存ではそれだけではありません。 「彼には自分が必要だ」と考えるのです。
彼は自分を必要としている、と思う気持ちは尽くすことのモチベーションになります。 「彼が必要としてくれているから頑張らなければ」と必要以上に尽くしてしまうこともあります。
しかし、彼は本当にそう思っているのでしょうか？ また、思っているとしてもあなたのやり方は正しいでしょうか？
彼の問題も自分のことにように思う
あなたと彼は別の人間です。 考え方も違えば、環境も違い、抱えてる問題も異なります。 しかし、共依存になるとそう思えなくなってしまいます。
自分と相手との境界線が曖昧になってしまうのが共依存の特徴の１つです。 彼の問題は私の問題、私の問題は彼の問題と思っていませんか？
「彼に代わって自分が何かしなければ」という気持ちは危険です。 なぜなら彼の問題は彼が解決していかなければいけないからです。 あなたが彼の人生を歩むことはできません。
彼にとことん尽くしてしまう
共依存では相手に献身的に尽くすことが多いです。 尽くす、という表現で済めばいいですが、自己犠牲になってしまっていることもあります。 自己犠牲とは、自分よりも相手を優先して相手のためなら自分がどうなってもかまわないということです。
共依存になる人は自分に自信がなく、必要としてほしい気持ちが強いです。 相手に尽くすことで自分を肯定してもらおうとします。 いくら彼のためでもやりすぎには気をつけてください。
当てはまることが多かったら要注意!
いくつ以上当てはまったら、と言いたいところですが、今回のチェックリストは1つでも当てはまったら危険サインです。 すでに健全な関係とはいえないかもしれません。
また、当然当てはまる数が多ければ多いほど共依存の可能性が高くなります。
チェックリストの項目をもとに、彼との関係をもう一度見直してみてください。
共依存克服のためにできること
もし彼との関係が共依存だったら、どうしますか？ 別れるしかないのか不安になりますよね。 しかし、好き同士で付き合っているのに、別れるなんて辛いです。
今回は、共依存を克服する方法をご紹介します。 行動や気持ちを変えることで、共依存を克服できるかしれません。
少し難しい方法もありますが、じっくり取り組んでみてください。
自分の限界を知る
誰かの役立ちたい気持ちは大切です。 しかし、時間的にも体力的にも、経済的にも、すべてのことには限界があります。 あなたが彼のためにできることにも限界があるでしょう。
まずは、自分の限界を知ってください。 できないことはできないと諦めることも大切です。
誰にでもできないことはあります。 できないからといって自分を責めないようになりましょう。 また、彼にもあなたの限界をしっかりとわかってもらうことも大切です。
理想に執着しすぎない
理想をもつことはステキなことですが、ときにはあなたを苦しめることもあるでしょう。
達成できなかった理想は意味がないと思っていませんか？ 自分はダメなやつだと思ってしまいませんか？
もし、こうした気持ちがあれば、もっと肩の力を抜いてください。 あなたの理想はすでに義務になってしいるかもしれません。
理想とはその実現を夢を見て、努力するモチベーションになるものです。 しかし、義務になると努力を強いられる苦痛なものになってしまいます。
感情を小出しにする
感情を溜めこみすぎると、本当の気持ちを見失ってしまうかもしれません。 嫌なことが心の中でうずまいて、ゴチャゴチャになってしまいます。 感情が爆発したときには、何で怒ったのか、どれが本当の気持ちなのかわからなくなってしまうでしょう。
普段から嫌なことをはっきりと言えるようになりましょう。 感情を小出しにすることで、爆発させてしまうことを防げます。
また、こまめに自分の感情を知ることができるので、気持ちを把握しやすいです。
自分に自信を持つ
自分に自信をもつことは、共依存を抜け出すために大切です。 自信がない人は、自分で自分を肯定することが苦手な傾向にあります。
そのため、自分よりも他人に尽くすことで喜びを感じたり、褒められることでしか自分を認められなかったりします。
相手の中にではなく、自分の中に喜びを見つけられるようになりましょう。 依存する恋愛は相手にふりまわされ、逆にあなたの自信をさらに失わせてしまいます。 自分を守るためにも、自信をもつことは大切です。
熱中することを見つける
共依存になると、視野が狭まってしまいます。 彼と自分だけの関係にこだわったり、周りをないがしろにしてしまったりすることもあります。
彼だけを見るのではなく、他に熱中できることを見つけましょう。 別の何かに集中することで、彼中心の生活を改めることができるかもしれません。
また、彼中心の生活でなくなると、彼と少し距離ができるでしょう。 少し離れて見ることで、彼との関係を見つめ直すことができるかもしれません。
彼との関係を見直して共依存を克服しよう！
あなたは共依存しやすいタイプでしたか？ また、彼とは共依存になっていませんでしたか？
もし可能ならば、彼と協力して克服していきましょう。 お互いが依存しあっているから、共依存といいます。 そのため、彼の協力もしてくれた方が、克服がしやすくなります。
彼が非協力的や否定的でも、あなただけでもできることはあります。 あなたが変わることで彼も変わるかもしれません。
行動や気持ちを変えて、抜け出しましょう。
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