【手相の見方基礎3】9つの丘を知ろう
手相を読み解くには掌線だけではなく「手のふくらみ」を見るのもとても大切です。 掌線があまり良い状態でなかったとしても、手のふくらみがしっかりしていたらまた意味が変わります。
この手のふくらみを「丘」と呼び、手のひらにある9つの丘で判断するのです。 9つの丘の場所と、ふくらみがあるとどのように良いのかなどを解説していきます。
木星丘
人差し指の付け根にあるふくらみを「木星丘」といいます。 木星丘は積極性や行動力、野心や向上心を表す丘です。 木星丘がふっくらとしている人は目標があり向上心が高い人と考えられます。
行動力があるうえに人を引っ張ることが得意なのでリーダー気質な人です。 反対に木星丘が平らな人は、消極的な性格をしていると考えられます。
木星丘に「十字」の線が出て入ればとても幸運です。 通常、十字の相は凶の相と言われるのですが、木星丘の十字は「願いが叶う」と考えられています。
十字が出ていて今何かを頑張っているなら、その道を進むようにしてください。
土星丘
中指の付け根にあるふくらみが「土星丘」です。 土星丘がふくらんでいる人は、成長力や向上心が高いとされ、真面目にコツコツと自分の能力を伸ばしていきます。
勤勉で忍耐力もあり、孤独を好む傾向にもあるため「職人気質」ではないでしょうか。
逆に土星丘が平たくなっている人は、飽き性で持続性のない人だと言われます。 消極的でどちらかというとネガティブな人が多いとされますので、土星丘が平たい人は普段からネガティブな口癖にならないように気を付けてください。
土星丘が発達している人は人に努力をしている姿を見せず着実に成果を出している「意識が高い人」に多い手相です。
太陽丘
薬指の付け根にあるふくらみを「太陽丘」と呼びます。 太陽丘のある人は、富や名声を得ると言われているとても豊かな丘です。
芸術的なセンスにも恵まれているため、アーティストや芸能人に多く見られる丘でもあります。
周囲からの協力も多いため、金銭的に恵まれる人が少なくありません。 太陽丘がふっくらしていてそこに太陽線が出ていれば、経済的に恵まれた人生を送ることになるはずです。
太陽丘が平たい人は表舞台よりも裏方に徹する人が多いとされます。 また、残念なことに「浪費癖」があるともされますので、貯金ができない可能性があるため金銭感覚には注意してください。
水星丘
小指の付け根あたりのふくらみを「水星丘」と呼びます。 この水星丘にふくらみがある人は社交的でコミュニケーションに優れているとされ、人気者に多いふくらみです。
また、ジャンルを問わず知識が豊富で理解力と判断力にも優れています。 そのため得る人脈は多種多様でさまざまです。
コミュニケーションが高いことは商才にも通じ、起業で財を成す可能性も高いと言えます。 逆に水星丘が平らな人はどちらかというと人付き合いが苦手で感情を表現するのも不得意です。
仕事も、1人で黙々と進めるものが合うとされます。 人脈は広くなく、深く狭い交友関係に心地よさを感じるのではないでしょうか。
金星丘
親指の付け根にある大きなふくらみが「金星丘」です。 ここのふくらみがしっかりしている人は、愛情や心身のエネルギーがしっかりと蓄えられていると考えられています。
ですので、この金星丘をしっかりと生命線が守っている手相は、その全ての運をしっかりと守っていると考えられるのですね。
金星丘のふくらみがある人は魅力的でいわゆる「モテる」タイプに多いとされています。 反対に金星丘のふくらみが薄い人は愛情表現が苦手で恋愛に対して積極的になることがありません。
また、金星丘に横線が多い人は「ストレス過多」と考えられますので、心を癒すことを最優先にしてあげましょう。
月丘
小指側の下、手首の上のふくらみは「月丘」です。 直観力や想像力を司り、月丘がふくらんでいる人は芸術的センスに富んでいると言われます。
感受性が豊かであるためロマンチストであることも少なくありません。 どちらかというとインドア派で1人の時間を好むタイプと言えます。
表現力にも優れているため、月丘にふくらみがある人はぜひ芸術分野に手をひろげてみてください。
そこから転職が見える可能性もあります。 月丘が平たな人はどちらかというと物事に対し現実的です。
直観力があまりないとされているので、時間をかけて考え抜く傾向があります。
第一火星丘
人差し指の付け根にある「木星丘」から親指の付け根までを「第一火星丘」と呼びます。 「火星」と付いているので火星のパワーがこのふくらみにはあると捉えてください。
火星は行動力や闘争力を司るとされ、第一火星丘にふくらみがある人は行動力と実現力に優れているとされます。
とてもポジティブで、どんな困難にも立ち向かっていく人です。 良くも悪くもプライドが高いため、かなり努力をするタイプでもあります。
逆に第一火星丘にふくらみがない人は行動力に乏しく逆境に弱いタイプです。 争うことを極端に嫌がるため、自分の意見を言えずに人に振り回されることも少なくありません。
第二火星丘
小指側の真ん中あたりにあるふくらみを「第二火星丘」と呼びます。 第一火星丘が「勢い」なら、その勢いを「制御」するのが第二火星丘です。
第二火星丘がふっくらしている人は、自分をコントロールすることができます。 どんなに難しいことにぶつかっても、忍耐力で困難を乗り越える力があるのです。
第一火星丘と第二火星丘が豊かな人はどんな難しい局面がきても「チャンス」と捉えて確実にステップアップをしていきます。
対して、第二火星丘が薄い人は我慢が苦手です。 自分の気持ちを第一に考えてしまい、心が折れることも少なくありません。
第一火星丘が「対外」なのに対して、第二火星丘がは「対内」の強さを表しています。
地丘
手首の真上にあるふくらみは「地丘」です。 地丘はスピリチュアルなパワーを秘めているため、先祖とのつながりや霊力などを司るとされています。
地丘が豊な人は先祖とのつながりが深く、また先祖からの守護が深い「守られた」人です。
地丘のふくらみが少ない人は先祖とのつながりが薄い可能性があります。 スピリチュアルな話になりますが、地丘のふくらみが薄く、もしも今物事がスムーズに運んでいないならぜひご先祖に対して「感謝」の言葉を述べてみてください。
ご先祖に感謝を述べることで、自分自身の存在を感謝できるようになり、全ての運が開かれていくのです。
手相の見方は線と丘が基礎
手相は線の状態とそれぞれの丘の状態など複雑な情報を読み解くことによって精密度が変わります。
どんな状態の線をしていて丘の状態なのか、くまなく自分の手のひらを見つめてみてください。
また、手相は変化します。 自分の手相を見つめることによって、自分自身の意識をポジティブなものに変化させ、理想通りの結果を呼び込むこともできるのです。
手相は自分が理想とする未来を呼び込むヒントになります。 自分の手相を楽しみながら人生を好転させるヒントを読み解いてみましょう。
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