結婚生活を幸せに送るポイントとは
どんな仲睦まじいカップルでも、結婚生活を長続きさせるためにはお互いの努力が欠かせません。 毎日顔を突き合わせていれば、いやでも相手の本質が見えてくるものです。
それでも一緒にいるためには、工夫する必要があります。 幸せな結婚生活を送るためのポイントをおさえておきましょう。
ケンカは適度に
思ったことを言い合えない関係というのは、遅かれ早かれ破綻します。 幸せな結婚生活を長続きさせるためには、日ごろから本心を伝え合うことを意識しましょう。
ケンカも適度に行うくらいがちょうどいいといえます。 ただし、ケンカをする場合にも相手を尊重しあうことを頭においておきましょう。
なんでも思ったことをぶつけあい、傷つけあうことは、やがて二人の間に深い溝を作ることになります。 言いたいことを言うということは、相手に勝つことを目的とするわけではありません。 あくまで長く一緒にいることが目的です。
お互いを尊重する
結婚すると、どうしても付き合っていた時に比べて、相手の行動が目につくことも多くなりがちです。 何時に帰るか、誰と連絡をとりあっていたかなど、気になることを追及して束縛してしまうこともあります。 相手をひとりの人間として尊重し、お互いのプライバシーを大切にしましょう。
また、相手の生活習慣を無視して、自分の正しさを押し付けてしまうことは、相手から不満を抱かれる原因となります。 育ってきた環境が違う人間同士だということを認識した行動をしましょう。
感謝の心を忘れない
一緒に過ごす時間が長くなると、はじめは当たり前ではなかったことにも「してもらって当然」という意識が芽生えてきます。 こうした気持ちの変化は、やがて態度にもあらわれ、すれ違いを増やしていくことになるでしょう。
どんな人間関係であっても、根底に感謝の心を忘れないことです。 ささいなことにもありがたみを感じられるような状態であれば、関係は長続きします。
感謝の心を持つコツは、自分自身の状態に幸せを見出せるように整えておくこと。 どんな状態のなかにも、「いま自分は幸せ」だと信じられることで、感謝は湧いてくるようになります。
結婚しないほうが幸せな人とは
世の中には「結婚することが幸せであり、正しいこと」という論調がいまだにあります。 しかし実際は、そうともいえません。
現代の日本においても、あらゆる生き方が認められつつあり、結婚についても「してもしなくても個人の自由であり、幸せとは関係ない」という声も高まっています。
そのうえで、あえて結婚しない生き方が向いている人とはどんな人なのかを解説します。
キャリア志向の女性
女性においては、バリバリの仕事人間でキャリアを重視する人は結婚には向いていないかもしれません。 近年では共働きを選択する夫婦も多く、中には専業主夫を選ぶ男性も増え、必ずしも女性が家庭に入らなくても良い世の中になりつつあります。
しかし、出産や子育てにおいては、やはり女性のほうに負担がかかりやすいのも事実です。 人生において、仕事のウェイトが大きいと感じる女性は、無理に結婚を選択しなくても良いかもしれません。
共同生活が苦手な人
誰かと共同生活を送ることに強烈な苦手意識がある人も、結婚には向いていないといえるでしょう。 人と同じ空間にいるだけでも、ストレスを抱え込んでしまう人は存在します。
中には、同じような価値観を持っているパートナーを見つけ、お互いにぴったりな距離をつかんで結婚生活を送れる人もいることはいます。 ただし、それが別居生活であったり、いっしょに暮らしていてもあまり顔を合わせないような関係であったりすれば、結婚にこだわる意味はないでしょう。
経済的に自立していたい人
特にどちらかが家庭に収まる場合や、仕事の割合を減らす場合に起こりがちなのが、片方が家族を養うという構図になりやすいということです。
養う側に負担が出ることはもちろん、養われる側になることが苦手な人もいます。
そうでなくとも、「夫婦の財布は一緒にしたい」「パートナーが何にお金を使っているのか把握したい」という相手と結婚すると、経済的な自由を求める人には苦痛が伴います。 あくまでも自分は自分で稼ぎ、自由にお金を使いたいという人は、同じ価値観のパートナーとでないと結婚は不向きといえます。
精神的に自由でいたい人
当然ながら、結婚するということは「責任を持つ」ということです。 責任をとることはすばらしいことですが、その分精神的な自由度が減ってしまうこともあります。
特に、「夫婦だから」という理由で、行動を制限されたり、過剰に干渉されたりするのがいやな人にとっては、結婚は窮屈だと感じてしまうでしょう。
精神的に自由でいたい人は、同じく精神的に自立し、ある程度放っておいてくれる人がパートナーでないと、長続きしません。
結婚生活を幸せに送るために話し合うべきこととは
これから結婚を考えているカップルにとっては、結婚生活を幸せなものにするためにあらかじめ話し合っておくべきことがいくつかあります。 事前に価値観をすり合わせることによって、結婚してからのミスマッチを減らすことができるのです。
お金に関する価値観
結婚してから価値観の違いによって揉めやすいのが、お金に関することです。 お金に対してのとらえ方、特に使い方への価値観はしっかりすりあわせましょう。
たとえタイプが違ったとしても、どこまで譲歩できるのかを語り合うことが大切です。
また、結婚してから借金問題が発覚した場合も、大きなトラブルになりがちです。 たとえ言いにくいことであっても、お金に関して懸念すべき点がある場合は、結婚前にオープンにしておきましょう。
子どもに関する価値観
子どもが欲しいかどうか、欲しい場合はいつごろつくりたいかどうかを話し合っておくことも、大切なことです。
子どもをつくるかどうかは一生の問題。 どうしても子どもがほしい人と、どうしても子どもがほしくない人が一緒になると、やがては別々の道を選ぶ可能性が高くなってしまいます。
どんなに好きな相手であっても、結婚しないほうが幸せである可能性があるのです。 デリケートな問題ですが、だからといって対話を先延ばしにはしないほうが賢明です。
お互いの親に関する価値観
お互いの親とどう関わっていくかを話し合うのも、長い目で見たときには大切なことです。 老後の面倒はどう見るのか、将来的に同居する可能性はあるのかなど、想像できる限りのことを検討しましょう。
もちろん、自分たちだけでは決められないこともあるでしょう。 また、年月が経つごとに変化していくこともあるはずです。それでも、話し合わないよりは話し合っておいたほうが、のちのちのトラブルを減らすことができます。
結婚にはさまざまな形がある
ここまで結婚についてさまざまな見解をお伝えしましたが、多くの場合、結婚とは同居して生計を共にすることをイメージしている人が多いでしょう。 しかし、現代の日本においては、新しい結婚の形が増えつつあります。
別々に暮らす別居婚や、平日は別々に過ごし、休日だけどちらかの家に通う週末婚、あるいは籍は入れずに、ある程度法律的な自由度を持たせる事実婚などの選択肢があります。
特に、結婚に対してメリットを感じない人においては、無理に結婚にこだわることもありません。 それぞれが生きやすく、幸せに過ごせることを大前提にして、結婚するかどうかを選んでいきましょう。
結婚とは大切な人と一緒に暮らすためのひとつの手段である
結婚とは、あくまでもひとつの手段でしかありません。 それは自分自身が幸せになるための手段であり、大切な人とともに生きていくための手段であるともいえるでしょう。
また、結婚するから必ず幸せになれるというものでもありません。 結婚をゴールにするのではなく、あくまでもより一層幸せになるための通過点であると考え、自由に選択していきましょう。
また、どうせ結婚するのであれば、幸せな生活になるよう努めていきましょう。
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