回避依存症は、具体的にどんな症状や特徴があるのでしょうか。 自分のパートナーの気になるところが、実は回避依存症の特徴と同じだったということもあるかもしれません。 言葉は知らなくても、思い当たる節があるのならぜひ参考にしてみてください。
回避依存症の傾向が見られる人には、一般的な考え方で向き合うのは難しいこともあります。 思い悩む前に、自分のパートナーや恋人の回避依存症のチェックをしてみましょう。
回避依存症とは?原因は?
回避依存症の人は、なぜ回避依存の症状になってしまうのでしょうか。 女性に比べて男性が多いと言われている回避依存ですが、なぜ男性に多いのかも謎ですよね。 回避依存症の具体的な特徴や、原因などの詳細を知ってみましょう。
回避依存症とは
回避依存症とは、他人との関係性において深い構築を避けている状態の人のことです。 関係性が近くなってくると逃げたくなり、関係を切ってしまったりします。 恋愛などでも、付き合いが深くなりそうになると他の女性の元へ行ってしまうなどの傾向があります。
第三者から見ると、なぜこのような行動を取るのかわからないと思うはずです。 回避依存症は、病気であるわけではないので治療が必要なわけではありません。 そのため、性格的な特徴のひとつということになります。
回避依存症の主な原因
回避依存症になってしまう人の原因は、どんなことにあるのでしょうか。 回避依存症の原因は、幼少期の母親との関係性にあると言われています。 子供の頃に母親から十分な愛情を受けてこなかった人や、厳しい母親に管理された人などが多いです。
生まれて最初に関わる母親の存在であるのに、関係性が構築できなかったことが影響しています。 それ以外では、人生の中で人にひどい裏切りをされたなどの経験があると、トラウマから人間関係が苦手となってしまうこともあるのです。
回避依存症は女性より男性に多い?
回避依存症は、女性に比べて男性の方が多い傾向にあります。 男性の回避依存症の場合は、女性よりも内向的な部分が強く出ます。 女性の回避依存症もいますが、女性は同じような特徴であっても恋愛依存症になる確率が高いです。
ここの違いは、恋愛依存症になりやすい女性は関係性を強くしようと求めます。 しかし、回避依存症の男性は関係性を求める部分もありますが、近くなればなるほど突き放したくなることです。
回避依存症の特徴
回避依存症には、どんな特徴があるのでしょうか。 回避依存症の特徴を3つのタイプに分けて、説明していきます。 特徴が似通っていても、タイプによってパターンがあることを知っておきましょう。
他人によく見られたいナルシストタイプ
ナルシストと聞くと、自分に自信を持った自分にようタイプを思い浮かべますよね。 しかし、回避依存の場合のナルシストはタイプが違います。 ナルシストと言っても、他人によく見られたいために人が思う素敵な男性を演じようとするタイプです。
現実の自分では、人から見捨てられてしまうという不安な気持ちがあることから、人に好かれる自分を演じます。 回避依存症の人でナルシストタイプの場合、そんな自分のことは嫌いと思っていることが多いのです。
相手を服従させる独裁者タイプ
自分が優位に立つことができる相手に近寄り、相手を服従させる独裁者タイプ。 このタイプは、恋愛においても自分が上に立てる関係性を作ります。 上下関係が成り立っていれば、相手に本来の自分を見せることができるのです。
そのため、自分より弱い女性を選ぶ傾向があり、自分のステータスの方が上であることを主張します。 自分に従わせたり、攻撃的になる可能性も秘めています。 自分がいないとダメだと思わせるところがあり、恋愛依存症の女性がターゲットになりやすいです。
束縛嫌いな独走者タイプ
独走者タイプは、知り合ったときはよいのですが、いい感じになってきた途端に連絡が取れなくなるタイプ。 付き合いがしばらく続くと、そっけないくなったり逢う機会が減ってしまうようなことがあります。 このタイプの回避依存症の人は、関係が深くなることで自分が束縛されるかもしれないという嫌悪感を抱くのです。
束縛されることや支配されることが嫌いで、熱しやすく冷めやすいきまぐれなところがあります。
回避依存症のチェックリスト!診断してみよう
回避依存症の特徴がいくつあてはまるか、自分や彼氏をチェックしてみましょう。 チェックリストの項目に思い当たる節があるところが多ければ、回避依存症の傾向が高いということになります。 当てはまった項目は覚えておき、自分や彼氏と向き合ってみるようにしてください。
付き合った後に態度が冷たくなる
彼氏が出会ってから付き合うまでは、別人のように情熱的だったのに、付き合った途端に態度が冷たくなった。 いつも付き合うまでは盛り上がるのに、付き合うと逢うことが面倒になってしまう。 このような傾向があるのは、回避依存症の傾向があると考えられます。
好きな気持ちがあっても、関係性が深くなってしまうことで不安な気持ちが大きくなるタイプです。 付き合う前は、自分を演じることができても付き合った後は隠すことができなくなるためです。
突然音信不通となる
彼氏と付き合ってしばらくしたら、突然連絡が途絶えてしまった。 まったく音信不通になってしまい、理由もわからないまま終わったという経験ある人もいるかもしれません。 回避依存症の人は、関係性が深くなると不安になったり関わることを恐れてしまいます。
そのため、相手からすると突然連絡が途絶えたと思っても、彼らからすると自然の流れなのです。 このように付き合いが深くなってきたときに、突然連絡を絶つ行為をしているのなら回避依存症の可能性が高いです。
長く付き合った女性がいない
回避依存症の特徴として、長期間付き合った相手がいないということがあります。 付き合って1か月以下で別れたというケースが多いのは、回避依存症の可能性が高いです。 特に問題がなさそうなのに、付き合う期間が短すぎるのは回避依存症の心理が働いているためです。
ある程度の大人であれば、長期間付き合った相手がいるはずです。 あまりにも付き合う期間が少ないのであれば、連絡を途絶えたり逃げてしまう傾向があるのでしょう。
束縛されると極端に嫌がる
女性に束縛されることを極端に嫌がる人は、回避依存症の傾向があると考えられます。 基本的に飽きやすく、何をやっても長続きしないところがあります。 人に支配されたり、誰かに束縛されることが嫌いで、自分のイヤな部分を見せることになることが不安になってしまうのです。
相手にずべてを見せることが苦手で、束縛されるということは自分の逃げ場がなくなってしまいます。 相手が、束縛をとても嫌うようであれば回避依存症を疑ってみてもよいでしょう。
支配的な言動が見られる
いつも上から目線で、支配的な態度が目立つのも回避依存症の特徴です。 独裁者タイプにある、上下関係を作ってしまうタイプは女性に支配的な態度を取ります。 自分が上だということをアピールするような言動や、命令口調があるようなら要注意です。
口論にもならず、毎回男性が説教するような状況は回避依存症の独裁者タイプだと言えます。 あまり激しいようなら、早めに誰かに相談するなど対策を取りましょう。
パーソナルスペースに入られることを嫌う
付き合っているのに、中々自分の部屋に入れてくれない、密着を嫌がるというのも回避依存症の特徴です。 自分のパーソナルスペースを大事にするのは、自分のスペースを乱されたくないことだけでなく、見られたくないという気持ちがあります。 相手のペースに合わせるのが苦手ですが、自分のテリトリーを乱されることも嫌います。
自分のパーソナルスペースを見られるのは、自分を丸裸にするようなものです。 そのため、なるべく見られたくないという気持ちになります。
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