年収500万円の実態とは?独身者と既婚者の違い・手取りや税金・職種など
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年収500万円の実態とは?独身者と既婚者の違い・手取りや税金・職種など

働く人にとって年収の目安となる500万円ですが、実際どんな暮らしができるのでしょう。独身者と既婚者では生活が違うはずです。年収500万円の手取りや税金などについて解説していきます。

年収500万円は、多くの人が目指したいと考える目安の収入です。 年収が500万円あれば、ある程度ゆとりがある生活が送れると思う人が多いでしょう。 しかし、年収500万円でも独身者と既婚者で支出が変わったり税金が違ったりするものです。

そのため、年収500万円あったとしても生活はそれぞれ違ってきます。 子供がいない家庭と、子供が3人以上いる家庭では明らかに支出が違います。 それぞれの、年収500万円の暮らしについてみていきましょう。

年収500万円の人の手取りや税金は?

電卓の上にキャラクター

supawat bursuk/shutterstock.com

年収500万円の人の実際の手取り金額は、いったいどのくらいの金額なのでしょうか。 年収の総額が500万円だったとしても、税金が引かれるため実際に手元に入るお金というのは500万円ではありません。

年収500万円の人が実際に使うことができるお金とは、どのくらいの金額なのか知ってみましょう。

年収500万円の人の実際の手取り

年収が500万円の人の実際の手取りは、500万円あるわけではありません。 なぜなら、健康保険料や厚生年金、雇用保険料、住民税、所得税などが引かれることになるからです。 これらの金額を年収の総額から差し引いた金額が、手取りです。

独身者の場合は、扶養家族がいないため所得控除が少なくなるため、おおよそ年収の78%ほどとなり390万円くらいとなります。 既婚者で子供が1人の場合は、手取りが年収の80%ほどになり403万円ほどとなるのです。

年収500万円の人が支払う税金

年収から引かれるのは、所得税・住民税・年金・健康保険・雇用保険となります。 年金や保険料は、会社員か事業主かによって変わってくることになり金額が違うのです。 そして、所得税に関しては年収によって支払うべき金額が決まっています。

ここで、独身か扶養家族がいるかで手取りの差が出ることになります。 なぜなら、扶養家族がいる場合は控除を受けることができるからです。 手取りとしては扶養家族がいる人の方が多くなりますが、実際の生活費を考えると独身者でも十分な金額となるでしょう。

年収500万円の人の割合

年収500万円の人は、国内の労働者人口の中ではどのくらいの割合になるのでしょうか。 日本国税庁の平成27年の民間給与実態統計調査によると、年収500万円台の人は全体の9.7%となっています。 これは、なんと年収上位3割に入ることになるのです。

男女別で見ると、年収500万円以上の男性は41%ほどで女性の場合は10%ほどとなっています。 やはり男性の方が多く、女性の場合はかなり高額な年収となることがわかりますね。

年収500万円の生活レベルは?

料理をする女性

kazoka/shutterstock.com

年収500万円の生活レベルは、どのくらいのものなのでしょうか。 同じ年収であっても、独身か既婚でも異なり住んでいる地域が都市部か地方かによっても変わってきます。 当然ながら家族がいればいるほど出費が多くなり、都市部の方が家賃などが高くなるためです。

年収500万円の人の家族構成別に見た生活レベルについてみていきましょう。

1人暮らしの独身者

独身で1人暮らしをする男性の場合、1カ月の手取りが約27万円でボーナスが年間で約70~80万円ほどになります。 都市部に暮らす場合家賃の相場が8万円、水道光熱費が12,000円、食費が4万円、交際費が3万円、その他の出費を合わせても20万円ほどで済む計算になります。 そのため、無理せずに毎月5万円ほどの貯蓄が可能です。

都市部と地方の差は、やはり住居費です。 都市部の便利な地域に住めば家賃は安くても10万円前後となるでしょう。 しかし、地方の場合は家賃が安くても車が必要になると、トータル的にはあまり変わらないケースもあります。

子供のいない既婚者

地方都市に住む子供がいない既婚者の場合、手取りが27.5万円ほどでボーナスが80万円とします。 ・家賃が70,000円 ・水道光熱費が15,000円 ・食費が20,000円 ・車28,000円 など出費のトータルは20万円ほどとなります。

独身者に比べて食費が抑えられるのは自炊が多いこと、そして交際費が減ることが違います。

夫婦2人だけの暮らしであれば、節約すれば貯蓄を増やすことも可能です。 派手に生活をしなければ、毎月6万円ほどは貯蓄に回すことができるので、子供のための貯蓄が可能となります。 行く行く引っ越しなども想定されるので、抑えめにすればかなりゆとりができるでしょう。

子供が1人いる既婚者

子供が1人いる地方都市に住む既婚者の場合、手取り給与やボーナスの金額にあまり差はありません。 支出の中で大きく異なってくるのは、子供に掛かる教育費です。 そして、日用品や水道光熱費も1人増えただけで違ってきます。

子供が増えた場合、男性の給与だけで生活はギリギリできますが貯蓄は難しくなってきます。 そのため、年収500万円の人が旦那さんでも専業主婦でいるのは厳しくなると言えます。 後のことを考えたら、共働きをして早めに貯蓄をしておく方がよいでしょう。

年収500万円の人が考えておくべきこと

新居を眺める男女

Kenishirotie/shutterstock.com

年収500万円の人が将来のために考えておくべきこととは、なんなのでしょうか。 独身者でも将来結婚し、家族を持つことになれば必要になる大きな買い物も想定できます。 生活をしながらも、貯蓄もしておかなければいけません。

年収500万円の人が、将来のために考えておくべきことについてみていきましょう。

マイホームか賃貸か

住んでいる地域にもよりますが、年収500万円の人が可能な住居費はおよそ9万円と言われています。 そのため、家賃が8万円ほどのケースが多いです。 もし、マイホームを購入しようと考えるのであれば住宅ローンの返済を計算しておく必要があります。

一般的に住宅ローンは、3,000万円~3,800万円ほどまで借りることができます。 しかし、この金額で借りれば総返済額は4,000万円を超えることとなり、月々12万円ほど。 そのため、マイホームを考えるなら2,300万円くらいを目安にしておくと月の平均家賃よりも少ない返済額で済むので安心です。

マイカーは購入すべきか

マイカーを購入するかどうかは、住んでいる地域によって必要性が変わってきます。 地方都市に住む場合、公共交通機関がなければ車は必須アイテムとなるでしょう。 しかし、都市部に住んでいる場合はレンタカーでもよいケースもあります。

子供が生まれれば車で出掛けることも増えるなど、ケースバイケースです。 ただ、車は非常にお金が掛かるのでよく考えてから選ぶようにしましょう。 住宅ローンや教育費のことも考えて、車は200万円までのものが妥当だと言えます。

年収の3分の1がベストの金額で、多くても半分までと考えておきましょう。

子育てに必要な金額は

将来子供を大学まで行かせるとしたら、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。 幼稚園から大学まですべて国公立だった場合で、およそ468万円掛かります。 幼稚園から高校までを公立で、高校と大学を私学にすれば882万円も掛かるのです。

これ以外にも、制服代や部活動費などが掛かり、高校や大学となれば交通費や家賃なども掛かります。 高校や大学のために、早めの貯蓄をしておくのがよいでしょう。 年収500万円の家庭でも、共働きを早めにして貯蓄に回して、学資保険などに加入しておく方が安心です。

貯金はどのくらいできる

年収500万円の人が貯金をするなら、どのくらいの金額が可能なのでしょうか。 一般的に年収の20%が貯金の妥当金額と言われています。 そのため、年収500万円の人なら年間の貯金額は100万円ほどが妥当となるのです。

毎月5万円くらいを目安にし、ボーナス時期にプラスするようにすれば100万円は無理なくできるでしょう。 結婚して子供ができると大変になるので、独身時代になるべく貯蓄を作っておくと安心です。 そして、結婚して共働きができる状態なら早めに働いて貯蓄をするのがコツだと言えます。

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