レディーファーストと聞いてどんなことを思い浮かべますか? 女性に優しくするというイメージがあると思いますが、調べてみると実はとても奥が深いのです。 でも、やり過ぎだったり、的外れだったりと「あれ?」と思うレディーファーストには気をつけましょう。
また、優しいだけのダメ男だったり、単なるプレイボーイだったり、そんな偽レディーファーストにも要注意です。 レディーファーストについて知ることで、最強のレディーファーストのできる男性を見つけることができるのです。
レディーファーストの起源や意味とは?
男性が女性のためにさりげなく車道側を歩いてくれたり、エレベーターのドアを押さえてくれたりといった経験はありますか? 男性より女性が優先されることを意味している現代のレディーファースト。
このレディーファーストの由来にはいくつかの説があったということをご存じでしたか? 「男性を守るために女性を『盾』にする」「男性の邪魔にならないようにするための貴婦人の作法」「長男以外の男性が妻を娶れるように、女性に優しくする」といった3つの説がありました。
かつてはあまりいい意味で使われていなかったレディーファーストですが、近代以降フェミニズム運動が盛んになると、意味が変化します。 紳士のとるべきマナーという意味合いへ変化し、今日ではその用法が社会に定着しました。
女性がキュンとするレディーファーストの特徴
女性に対して自分をアピールすることだけを重視してはいませんか? 魅力的な男性は自己主張をするのではなく、まずは相手のことを知ろうと観察するものです。
女性は自分のことを分かってほしいという願望を持っているので、自分のことを理解してくれようとする男性には好感を抱くもの。 気になる女性の外見から表情まで、少しでも変化を感じたら前と違うねと気遣ってくれる男性にはキュンときます。 相手の小さな変化を見逃さない男性は、レディーファーストを心得ていると言えるでしょう。
車道側でレディの盾になってくれる
女性が男性に対して男性らしさを求める傾向は少しずつ減ってきてはいますが、やはり頼りがいのある男性はモテるもの。 『車道側をさりげなく歩いてくれる男性はスマートでかっこいい!』という意見からも、そのことがわかりますね。
ただし、「危ないから、オレこっち歩くね!」というようなあからさまな言動はNG。 コツは、自然に車道側を歩くこと。女性が気づいた時には、いつも車道側にいてくれるくらいのさりげなさがポイントです。 男性には、車道側でレディの盾になれる男になってほしいものですね。
重い荷物を持ってくれる
女性が男性に対して男らしい!と思う行動の代表格が女性の重い荷物を持ってくれることです。 しかし、ただ荷物を持つだけではダメなことをご存じでしたか?
「重いものをさっと持ってくれる」「重いものをさりげなく奪って持ってくれた時」という意見から分かる通り、「軽々」「さっと」「さりげなく」がポイントのようです。
同じく男らしい行動の上位の「力仕事をする」も「重い荷物を持つこと」に似ています。 女性が重い荷物を持たなくてはならずに困っているときには、男らしさをアピールするチャンスかもしれません。
スマートにお会計してくれる
気になる彼との外食後、お会計のときに「割り勘でいいよね?」なんて当然のように言われたら、たとえ初めから割り勘にしようと思っていたとしてもげんなりしてしまいますよね。 男性には、こういう時こそスマートに行動して女性をキュンとさせてほしいもの。
女性がときめく、お会計での男性の行動に「女性に払わせずに、当たり前のように払う」「女性がトイレに行っている間に会計を済ませてくれる」「会計を済ませてくれるだけでなく、ちょっとしたサプライズを用意してくれる」といったものが挙げられました。 デートのときには、スマートにお会計をしていい男を演出してもらいたいものですね。
完璧なテーブルマナー
女性とのディナーに選びたいフランス料理やイタリア料理といった高級レストラン。 西洋料理店ではレディーファーストが基本であることをご存じでしたか?
入店する順番は女性、もしくは主賓から。 店のドアを開けるのは、男性もしくは店のスタッフの役目です。 また、西洋のルールでは、男性が女性より先に席に座る行為は非常に失礼だとされているので気を付けましょう。
ハンドバッグなどの手荷物は左側に置くこと。 テーブルの上に荷物を置くのはマナー違反なので注意してくださいね。
着席後は、美しい姿勢をキープできるように意識してみてください。 無意識に足を組んでしまう人は少なくないですが、店のスタッフや周りの客から見た印象は良くないということを頭に入れておきましょう。
慣れてない?ちょっとおかしいレディーファースト
女性への気遣いや親切心が、逆に「うっとおしい!」と思われてしまうことも。 本来は嬉しいはずのレディーファーストも、度を超えた対応によってはかえって迷惑になってしまいます。
例えば、いかにもレディーファーストな行動をされると恥ずかしくて戸惑ってしまう女性も多いようです。 男性が考えるレディーファーストと、女性が男性に求めている行動にはズレがあるようなので注意しましょう。
なんでもやりすぎてしまう
デートのときにさりげなく女性をエスコートしてくれる男性って良いですよね。 ただ、中にはそこまでする?と思われてしまうような男性もいるようです。
一番多いのが女性の荷物を全て持とうとする男性。 重い荷物ならまだしも、小さなカバンまで何でもかんでも持とうとする男性にやりすぎと感じてしまう女性は多いようです。
軽い荷物は自分で持ったほうが、気が楽だという女性も多いのではないでしょうか? 過剰なレディーファーストに戸惑ったことがある女性は多いようですが、男性側はよかれと思ってやっているので、断ったり突っ込んだりしづらいのが難しいところ。
しかし、全く気が利かないよりは良いですし、自分に気配りをしてくれることに感謝しつつ、広い心で受け止めてあげましょう。
TPOを間違えたレディーファースト
男性からさりげなくレディーファーストな行動をされると女性は嬉しく感じるもの。 しかし、度を超えたり一歩間違えたりすると迷惑になってしまうこともあるようです。
例えば、庶民的なお店でも高級レストランのように椅子を引いて座らせる男性は、女性からしたら恥ずかしいし正直痛いという声があります。 本当にレディーファーストができる男性は視野が広く、周りのこともしっかり見ることができるものです。
ある調査によると、女性の大半が男性にバッグを持ってもらっても嬉しくないという結果が出ました。 男性が気遣いを見せても、女性にとってはありがた迷惑になってしまうことがあるようです。 彼にはTPOに合わせたレディーファーストを心がけてもらいたいものですね。
歩き疲れた時におんぶや抱っこ
レディーファーストと称して、デートで歩き疲れた女性をおんぶや抱っこしようとする男性がいますが、それはさすがにやりすぎです。 街中でされたら女性側はたまったもんじゃありません。 これが許されるのは10代の中高生までです。
いい大人がやっていたら間違いなく場違いなカップルだと思われてしまうので気を付けましょう。
ただ、男性におんぶしてもらうのが嬉しい女性もいることは確か。 二人だけの空間でなら、少女マンガのカップルのような気分に浸ってみるのも良いかもしれませんよ。
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