「重い女って苦手なんだよね」「彼女が重すぎて別れた」と男性が口にする場面を目にしたことがあるでしょう。 女性はだれしもが、そんな風に言われたくないと思っているはず。
しかし、それなのにもかかわらず、重い女になってしまう女性が後を絶ちません。 重い女になってしまうのはなぜなのでしょうか?
今回は自分が重い女であるかどうかを判断する基準や、重い女を脱するための方法を紹介します。
重い女の特徴とは?【独占欲】
重い女の行動の特徴は、大きくふたつのパターンに分けられます。 そのなかのひとつが「独占欲が強い」というものです。
恋愛関係にある男女なら多かれ少なかれ、独占欲というものはあるでしょう。 友達相手には感じないような心の乱れがあったり、つい相手を束縛しようとしてしまったり。
それさえも恋愛のおもしろさではあるものの、あまりにも独占欲が強いと、関係が進展していきません。 ここでは、独占欲を感じさせる「重い女の特徴」を紹介します。
束縛が激しい
重い女の代表的な特徴のひとつが「激しい束縛」です。 すぐに浮気を疑う、彼の行動をいちいち把握したがる、などが具体的な行動となります。
もちろん浮気性な男性も世の中には存在しますが、そうでない相手に対しても束縛してしまうのが重い女。 外出するたびに誰と行ったのかを問い詰められ、何時に帰ってくるのかを確認され、遅くなると何かあったのかと責められるのです。
なかには、会社の集まりでさえ「女性がいるなら許さない」と言う女性も。 たとえ仕事の付き合いであっても、キャバクラなんてもってのほか。
男だけだとうそをつけば、お店のレシートを持ち帰るよう言ったり、その場の写真を撮影するよう求めたり、証拠を出せと追及します。
これでは接待は社員旅行なども当然NG。 仕事にも影響が出ますし、やがて居心地の悪さから、本当に浮気をされたり、別れを切り出されたりするケースも珍しくありません。
連絡の頻度が多い
先の行動にも関連しますが、連絡の頻度が多いのも重い女の特徴です。 これは、束縛したいという気持ちのあらわれもある一方、「さみしい」「常につながっていないと不安」という気持ちが強くなり、起こしてしまう行動です。
重い女は基本的にさみしがり屋で、ひとりでいることに耐えられません。 また、少し離れているだけで、気持ちまで離れてしまうのではないかという過剰な不安に襲われる傾向があります。
そのため、パートナーが仕事中であってもおかまいなし。 LINEなどのメッセージを連続で送ってしまい、さらに返事が来ないとなおさら不安になって追撃LINEをしてしまいます。
SNSでアピールする
重い女のなかには、彼氏ができた際に、SNSで彼氏できたアピールやラブラブアピールをする人も。 顔出しは当然のこと、デートにいった報告や家でのラブラブな日常をアップし、「わたしたちは幸せなの!」という投稿が多くなりがちです。
しかしそんなにラブラブアピールをしていたにもかかわらず、あっさりと終わるのも特徴的。 周囲からは「あんなに仲良かったのにどうして!?」と驚かれることもよくあります。
なかには期間がとても短い人もいるのですが、相手が変わっても同じようにSNSにアップしたがるため、周りも少し困惑してしまうこともあります。
元カノや女友達に嫉妬する
パートナーに対し、すでに別れた元カノや親しい女友達など、本来嫉妬しなくてもよさそうな人に嫉妬してしまうのも、重い女にありがちなことです。
特に過去の恋愛は、変えることができません。 どんなに彼が当時の彼女のことを好きだったとしても、過去は過去。比べても意味がないことです。
縁あって付き合ったのですから、ふたりの関係だけにフォーカスし、お互いの信頼関係を深めることだけに意識を向けましょう。
女友達への嫉妬も、たしかに嫌な気持ちになるのは、女心としてはやむを得ないことではあります。 けれど、かわいいと思える程度のやきもちにおさめ、彼の行動に制限をかけようとするのは、かえって関係に悪影響をもたらすので、やめるほうが良いでしょう。
彼の家に私物を置きたがる
重い女のなかには、まるでマーキングのように、彼の部屋に自分のものを置くという行動に出る女性もいます。 浮気防止の観点からそういった行動をとる女性が多いということです。
また、なわばり意識にも通じるものがあるでしょうが、パートナーの部屋に自分の私物を置くことで、居場所をつくれているようで安心するのでしょう。 特に付き合いの長いカップルや自宅デートの多いカップルにとっては自然なことともいえますが、あまり過剰にやりすぎるとやはり違和感を持ってしまい、窮屈に感じてしまう男性も多いようです。
重い女の特徴とは?【情緒不安定】
重い女のもうひとつの特徴として、「情緒不安定さ」があります。 重い女になってしまう女性はもともと、自信のなさや不安症を抱えていることが多く、それを埋めるために男性と付き合う傾向もあります。
しかし根本的に情緒不安定なので、恋人ができてもその本質は変わりません。 かえって情緒不安定な言動で、男性を困らせてしまうことがあります。
ネガティブな発言や不幸話が多い
重い女は、会話にネガティブな発言が多いのも特徴のひとつ。
後述しますが、重くなる原因として自信のなさが起因しているため、物事をなんでも悪く捉える傾向にあります。 他の人が気にしないようなことでも気に病んで仕方なくなったり、さほど浮気の心配がない場面でも、やたらと浮気を疑ったりします。
また、男性と話していても不幸話が多く、過去の恋愛においての辛い経験も話してしまいがちです。
本人は自分に理解を示して欲しくて話しているのでしょうが、場合によっては引かれてしまうこともあるので、注意が必要な点と言えます。
好きかどうか確認したがる
「わたしのこと好き?」「わたしのことどう思ってる?」などとやたら聞きたがるのも、重い女の特徴です。
重い女はさみしがりやで、ひとりでは生きていけません。 これは自信がないゆえに、自分自身では価値を感じられないからです。
こういう女性は、他の人に認めてもらうときが唯一、自分の価値を感じられる瞬間。 恋人という肩書きをもつパートナーに、常に「好き」と伝えてもらうことによって、心の平安を求めているのです。
ここぞというときに聞かれるのは良いでしょうが、しょっちゅう聞かれるとなると、パートナーの男性も面倒になってしまうでしょう。
結婚をちらつかせる
重い女は、心の拠り所を求めています。 自信がないため、自分ひとりで生きていくことに価値を感じられておらず、誰かといることで自分の価値を感じようとします。
そんな重い女にとって、男女関係で一番わかりやすい結果となるのが「結婚」です。 一度結婚することができれば、そう簡単に離れることはないでしょう。 それがわかっているからこそ、重い女は結婚という形にこだわるのです。
そのため、パートナーの男性に対してことあるごとに結婚を意識する発言をしたり、いつになれば結婚できるのか問い質したりします。
すぐ感情的になる
重い女に限らず誰しも、腹が立つことがあったり、誰かに対して物申したくなったりすることはあるでしょう。 しかし重い女は、感情のコントロールが苦手です。
そのため冷静な物言いができず、怒る場面でも泣いたり喚いたりといったふうに激しくなりがち。 衝動的な行動も多いため、相手が驚いてしまうことも多々あります。
嫌なことは嫌だとはっきりいうことは決して悪いことではありません。 けれど、それは思ったことを適切に相手に伝えられてこそ意味をなすもの。
男性は感情的な女性を見ると、ひとまずその場を収めることしか考えない傾向にあります。 感情をぶつけるだけの表現は、良い結果をもたらすとは言えないでしょう。
LINEの文面が長い
やたらとLINEの文面が長いのも、重い女の特徴のひとつ。 これは、重い女が「自分を理解してほしい」「自分に共感してほしい」と強く思っていることに起因しています。
そもそも全般的に、女性にとって、男性から愛情を感じる行動のひとつが「理解されること」。 そのため、何かにつけて「パートナーの彼が理解してくれているかどうか」を重要視する傾向にあります。
重い女はその点に加えて、情緒不安定で不安症な一面があります。 何かにつけて「これは彼に理解されていないのではないだろうか」と不安になることで、理解してもらおうという意識が働き、LINEが長くなりがちなのです。
見返りを求める
重い女は、何かしら行動するときの動機が「嫌われたくない」「好かれることで自信を持ちたい」という傾向があります。 つまり何かをするときにも、純粋に相手のためにすることはあまりなく、「嫌われないように」「好かれるために」行動することが多くなります。
なので、パートナーに対して何かするときも、行動したことだけで満足することがほとんどありません。 無意識のうちに、見返りを求めているのです。
「これをすると好かれるだろう」という行動をし、それに見合った結果が返ってこなければ、「わたしはこんなにしたのに!」と逆上してしまうことがあります。
尽くしすぎる
重い女は、他人の評価で自分の価値を決める傾向にあります。 誰かから選ばれていること、また妻や彼女という肩書きがあることにも価値を感じており、それがなくなってしまうのをとても怖がります。
また、「役に立たないと見捨てられる」という意識も強くあります。 役に立っていようと立たなかろうと、自分の価値は変わらないということを信じられていないため、過剰に相手に尽くす傾向にあるのです。
そのため、頼まれてもいないことを積極的に行ったり、おせっかいともとれるような行動が多くなったりしがちです。
自分の世界がなく常にいっしょにいたがる
重い女には、あまり自分の世界がありません。 自分を大切に扱う習慣がなく、自分がひとりでも充実できる時間が極端に少ないのです。
重い女は誰かの評価によって自分の価値を決める傾向があるため、自分一人の時間ではなかなか自分の価値を感じられません。 そのため、ひとりの時間を充実させるより、誰かと一緒にいる時間を増やすことを優先します。
恋人と一緒にいたがるのもその最たる例。 単純にパートナーのことが好きだから一緒にいたいというよりは、パートナーといることでさみしさを紛らわせ、パートナーに認められることで自分に自信を持とうとしているあらわれです。
相手に合わせすぎる
自分の意思を主張する場面が極端に少ないのも、重い女の特徴。 先に挙げたように、尽くしすぎることはもちろんのこと、相手に嫌われないようにするあまり、自分の意見を言いません。
これは、単に意見を言うことを我慢しているというわけではなく、相手に合わせすぎることに違和感さえもっていないケースもあります。 相手に合わせるのが当たり前になりすぎて、自分の好みや要望さえもよくわからなくなってしまうのです。
あるいは、「しいていうならこうしたいな」ということがあっても、パートナーが違うことを言ったときには「別にこだわらないからいいや」となかったことにしてしまうことも。
一見何も問題なさそうに思えることですが、本人にとっては自分をないがしろにすることが増えますし、パートナーにとってもかえって飽きを感じやすく、良い傾向とはいえません。
被害者意識が強い
重い女は自信がないため、「わたしには価値がない」と無意識に思い込むくせがあります。
「こんなわたしは愛されないに決まっている」「こんなわたしは大切にされないに決まっている」などという潜在意識が根深くあることで、ことあるごとに物事をそれに照らし合わせて考えてしまいます。
パートナーが深く考えずに行動したことであっても、「〜された」という被害者意識を持ちやすく、ケンカやわだかまりのきっかけとなりやすいのです。
「わたしが大切にされないような人間だからだ」と無意識レベルで思っているため、同じ出来事が起きても、ほかの人よりもネガティブな思考回路になってしまうのです。
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