もしそれが初恋であれば、残念ながらそうではない事が多いのではないかと私は思います。
なぜなら目の前の彼しか「恋人」というものを知らないからです。
当然ですよね、元カレに対する様々な感情を「恋をした時の感情だ」と信じているし、元カレとの関係性を「恋人という人たちの間柄」だと思い込んでいるわけですから。
「赤」にも色んな色があるように、「恋」にも「恋人」にも「愛してる」にもいろんな形があるのです。
私の友人が言っていました。
最初の彼氏と付き合った時は「キスってこんなもんか」と思ったものだけど、次の人とはじめてキスをしたときは「こんなにキスで幸せを感じられるなんて」と思ったのだと。
大袈裟な言い方をすると復縁をして同じ彼と付き合うのは、そういう新しい恋をする機会損失でもあるわけです。
それでもなお自分に必要なのは、元カレだと言い切れますか?
#3:復縁は、別れた原因を克服する以上のことがないと難しいのです
#1でお伝えしたように、別れた後は
「あのときどうしていればよかったのか」
と考えることもあるでしょう。
可能性を論じるならば、それが二択だったとは限りません。
右に曲がって行き止まりだったけれど、実は左に曲がっても行き止まりだった、そういうどうしようもない事態だったかもしれませんよね。
だったら、そのそもそもの原因なんて辿れるはずがありません。
「あなた」が「あなた」である以上、それほど長い時間が経ったわけでない以上、あなたがあなたとして考えて行う行動は変わらないでしょう。
おそらく何度時間を巻き戻すことが出来たとしても、同じことを同じようにやるはずです。
なぜなら未来を知るわけがないのですから。
#4:未練はあなたの心をなぶり続けます
実際、私が復縁をおすすめしない理由は、これに尽きるかもしれません。
未練はあなたの心をなぶり続けます。
友人たちを見ていると普通に別れるよりも、復縁がかなわなかった時のほうが相手に対する未練が大きいような気がします。
それもそうですよね、失うだけでなく、その後に「手に入れようとしてまた失った」という事実も同時につきまとうのですから。
大切な人を失う機会は二度も必要ありません。
一度だけで十分です。
いかがでしたか。
苦しい期間は無理せずに、自分を大切にしてあげてくださいね。
そして少し前を向けそうになったら。さあ、前を向いて歩きだしてみませんか?
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