パンセクシュアルの芸能人
パンセクシュアルについて何となく理解できたけれども、具体的にどんな人かいまひとつイメージできないという人もいるかもしれません。 そこでここではパンセクシュアルの有名人にどのような人がいるかについて、詳しく見ていきます。 国内外で「自分はパンセクシュアル」とカミングアウトしている人もいるので、何人かピックアップしてみました。
ジャネル・モネイ
歌手として活躍しているジャネル・モネイさんはパンセクシュアルであるとカミングアウトしました。 「ローリング・ストーン」という雑誌のインタビューの中で、「パンセクシュアルのことを読んで、自分のことだ」とはじめて気づいたそうです。
それまで自分はバイセクシュアルと思っていたそうですが、心のどこかで納得していなかったとのことです。 パンセクシュアルを知ることで、初めて腑に落ちたとも語っています。
ケラーニ
歌手のケラーニさんもパンセクシュアルとカミングアウトしている人の一人です。 「男性も女性もノンバイナリーでも中性的な人でも性転換した人にも魅力を感じる全体愛」と自身のTwitterでつぶやいています。 「バイでもストレートでもなく、私はクィア」ともコメントしています。
アリソン・ストーナー
アリソン・ストーナーさんはディズニーチャンネル出身で有名です。 彼女には女性のパートナーがいるので、レズビアンかバイセクシュアルと思われがちです。
しかし彼女は「すべてのジェンダーに魅力を感じる」とも語っています。 この言葉を見ると、彼女もパンセクシュアルの一人とみていいでしょう。 このように性別のジャンル関係なく愛することのできる人が、パンセクシュアルというわけです。
村主章枝
オリンピックなどで活躍してきたフィギュアスケーターの村主章枝さんは2016年にバイセクシュアルとカミングアウトしました。 しかし彼女の発言を聞いていた人たちが、パンセクシュアルなのでは？と指摘して話題になっています。
確かに「男女に何でこだわるのかわからない」「性別にこだわらない」と言っています。 この辺のところ好きになるにあたって性別を条件としていないので、パンセクシュアルの可能性があります。
勝間和代
株式会社の監査や分析取締役のほかにも評論家として活躍している勝間和代さんも、自分はパンセクシュアルであるとカミングアウトしています。 彼女は2回の離婚経験があり、3人の子供がいます。 一方で2018年には女性と交際し、同棲しました。
この女性パートナーとはその後破局しました。 この時にパンセクシュアルであるというコメントを出しました。
パンセクシュアルもセクシュアリティのひとつ
男性も女性も好きになる、ほかの人がなぜ性別にこだわって恋愛するのかわからないと思って悩んでいませんか？ そんなあなたはもしかすると、パンセクシュアルに該当するかもしれません。
パンセクシュアルは、まだ世間に広く浸透していない概念ではあります。 しかしパンセクシュアルの定義を知ることで、自分が何者であるか初めてわかる人も出てくるでしょう。 どのようなセクシュアリティでも自分らしく生きていくことが大事です。
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