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匂いフェチって何?香りや効果を知って恋愛や生活を楽しもう!

匂いフェチって何?香りや効果を知って恋愛や生活を楽しもう!

恋活

匂いフェチとは匂いに強く執着することです。匂いフェチの人はなぜこれほどまでに匂いに夢中になるのでしょうか。匂いをかぎたくなる心理状態について徹底的に解明します。

フェチとは執着を意味するフェティシズムの略で、匂いフェチというのは匂いに強く執着する人のことを指します。 どんな物でも手にしたものは、すぐにクンクンと匂いを嗅ぐのが癖になっている人がいますよね。 こういった人はおそらく匂いフェチです。

とても嗅覚のするどい、匂いに敏感な人たちであることは想像できるのですが、なぜあれほど匂いに執着しているのでしょうか? 彼らはどんな匂いを求めているのでしょうか?

多くの匂いフェチの人が好む香り、そして匂いフェチの人が苦手と感じる匂いについて詳しく紹介します。 もし、彼らと匂いの好みがほとんど一緒というのであれば、あなたも匂いフェチかもしれません。

匂いフェチの女性が匂いに求める効果

男性の匂いにうっとりする女性

大昔、人の嗅覚が今よりもずっと鋭かった頃、匂いは食べ物の安全を確かめるため、そして異性との出会いに重要な役割を果たしていました。 大昔の人は、みな匂いフェチの人のように、クンクンと嗅覚を働かせながら生活していたのかもしれません。

現代の匂いフェチは大きく二つのパターンに分かれます。 一つは異性の匂いに興奮や快感を覚えるパターン、もう一つは石鹸や花の香りなど匂いに癒しを求めるパターンです。 匂いフェチの原点は、恋や癒しと大きな関わりがありそうです

匂いを嗅いで性的な興奮を覚えたい

もともと匂いは異性を引き寄せる求愛の役割を果たしていました。 専門家が20代の女性を対象に、月経周期と嗅覚の変化について調査を実施しました。

月経期、卵胞期、排卵期、黄体期に甘い香り、花の香り、アンドロステノン(男性臭)をそれぞれ嗅いでもらい、匂いへの感度が変化するかどうか調べたものです。 その結果、女性が最も妊娠しやすい黄体期において、アンドロステノン(男性臭)に対する感度だけが高くなりました。 他の匂いに対する感度は四つの月経周期で変化はありませんでした。

月経周期における嗅覚の変化

このことから、女性が男性の匂いに敏感になったり執着したりするのは、健康な男性の匂いを嗅ぎ分けて、元気な赤ちゃんを産みたいという種族保存の本能と大きく関係していることがわかります。

匂いを嗅いでリラックスしたい

匂いには人をリラックスさせる効果があるということが専門家の実験で証明されています。 被験者の頭に小さな電極を貼って脳波を調べる実験です。 花やバニラのような甘い香りを嗅いだとき、被験者の脳にはリラックスしたときに現れるα波(アルファー波)が流れます。

古代では生き残るために、食べていいものを嗅ぎ分ける嗅覚が必要でした。 医療が発達し衛生的な生活が送れる現代社会では食べていいかどうか嗅ぎ分ける必要はなくなっています。 代わりに、高度に発達した現代社会ではストレスが人の命をおびやかすようになってきました。

ストレスから癌や高血圧などの疾病に罹患する人が急増しています。 食べ物の安全を嗅ぎ分けるのと同じくらい、ストレスをなくすことは生命の維持に直結する重要な課題です。 ストレスを軽減するためには「他のことに夢中になってストレスを感じている思考から解放されること」が効果的です。

スポーツや趣味に没頭するとリラックスできるのはこのためでしょう。 そして、香りはもっと簡単に手軽に一瞬でリラックス効果をもたらします。 ストレス解消によい匂いを求める匂いフェチの原点は、種族保存の本能と大きな関わりを持つようです。

匂いを嗅いで集中したい

脳波を調べる実験で、匂いには集中力を高める効果があることも分かっています。 苦味の強いコーヒーの香りやレモンの酸っぱい匂いを嗅ぐと、脳にP300という脳波が現れます。 P300は集中力や情報処理能力が高まっている時に出現する脳波です。

科学技術が高度に発展した現代社会では、ストレス軽減と同時に、高い情報処理能力が必要になっています。 甘い香りはリラックス効果を高めますが、苦い匂いや酸っぱい匂いは集中力や情報処理能力を高めるのはなぜでしょうか。

これは、苦い匂いや酸っぱい匂いが毒素や腐敗した食物の匂いと同じで、生命を脅かす可能性があるからと推測できます。 人が遺伝子で継承した太古の記憶で危険を示す匂いに接した時に、生命を維持するために的確な判断をしなければと、情報処理能力が高まるという原理です。

匂いによって集中力が高まるのもまた、人間の種族保存の本能と強いつながりがあるようです。 こうした本能を利用して、苦いあるいは酸っぱい匂いで情報処理能力を高めれば、よい仕事や作品を生み出し、競争社会に生き残ることができます。

匂いフェチの女性が好む匂い

匂いフェチ

匂いフェチは男性よりも女性のほうが圧倒的に多いですよね。 これは、女性の嗅覚が男性よりも敏感なことと関係があるようです。 匂いフェチの女性はアンドロステノン(男性臭)に対する執着が強いようですが、アンドロステノン(男性臭)はオス、メス問わず汗に含まれています。

そして、60%の女性がアンドロステノン(男性臭)の匂いを嗅ぎ分けるのに対して、男性では40%しか嗅ぎ分けることができません。 男性の汗がより多くのアンドロステノンを含むことと、女性にアンドロステノンを嗅ぎ分ける人が多いので、女性に匂いフェチがより多いのではないかということが類推できます。

男性の首筋

匂いフェチの女性が男性の首筋の匂いをかぐのが好きなのは、首筋が最も汗をかきやすい場所の一つだからです。 男性の首筋からは、男性臭の元であるアンドロステノンがプンプンと漂っているのです。

アンドロステノンの匂いの感じ方は女性によって異なります。 尿のような匂い、不快な匂いと感じる女性もいれば、甘い匂い、森林のような匂いと感じる女性も。

匂いの感じ方は受容体遺伝子によって決まります。 アンドロステノンの匂いをどう感じるかは、OR7D4と呼ばれる遺伝子の配列と関係しています。

OR7D4が一般的な配列であると、アンドロステノンはイヤな匂い、不快な臭いと感じるのですが、遺伝子に変異が見られるとバニラ、花、はちみつのような甘い匂いに感じるようです。 匂いフェチの女性は、OR7D4の配列に変異が見られる女性と類推することができます。

嗅覚と化学:匂いという感性

男性の汗

アンドロステノンは男性の汗に含まれている物質です。 スポーツや労働をした後の男性から男臭い匂いがプンプンするのは汗を大量にかいたからです。

人間の場合、アンドロステノンは汗に多く含まれていますが、豚の場合はオスの唾液に多く含まれているのだとか。 妊娠しやすい時期になると、メス豚は性的に興奮しますが、興奮状態のメス豚がオスの唾液に含まれたアンドロステノンの匂いを嗅ぐと、交尾姿勢をとります。

動物の習性からも、フェロモンの匂いと種族保存の本能に深い関わりがあることが分かります。

頭皮

男性臭の原因はアンドロステノンで、これはフェロモンの一種で男性、女性を問わず汗に含まれています。 人が最も多く汗をかく場所は額や頭です。

これは人間にとって脳に最も重要な機能が集中しているため、脳に近い頭や額、首筋の汗の量を調節することで、脳の温度を一定に保つため。 匂いフェチの女性が男性の頭皮や首筋の匂いを嗅ぎたがるのは、アンドロステノンを含んだ汗が最も多く出ている場所だからです。

耳垢がウェットなタイプの人は、耳のなかに汗をかきやすい人で、汗にはアンドロステノンが含まれているため、匂いフェチの女性で耳の匂いに興奮を覚える人がいるのでしょう。

耳は、首や頭皮からも近いので、耳の匂いではなく、首や頭皮から発しているアンドロステノンの匂いに反応している場合もあります。

匂いフェチの女性が枕の匂いをかぎたいと思うのは、頭皮の匂いが枕に付着するからです。頭は毎日洗うので、匂いもその都度消えてしまいます。 でも、枕カバーに付着した頭皮のニオイは枕カバーを洗うまでずっと残っています。

頭は最も汗を多く各場所なので、汗に含まれるアンドロステノンの匂いも頭から強く漂い、頭皮の匂いが付着する枕カバーからも男臭い匂いが強く感じられるのでしょう。

靴下

足の裏も汗を描きやすい場所です。 匂いフェチの女性が、男性が着用した後の靴下のニオイを嗅ぐのが好きなのは、枕カバーと同様に、靴下から汗に含まれたアンドロステノンの匂いが漂ってくるからです。

手足でかく汗の量は加齢とともにすくなくなります。 頭は重要な部位なので、中年以降も汗の量が減ることは少ないのですが、手足の汗の量は子供や若者と中年以降ではぜんぜん違います。 若い男女で靴や靴下が強烈に臭いのは、若い人のほうが手足にかく汗の量が圧倒的に多いからです。

下着

アンドロステノンは男性の尿にも多く含まれています。 匂いフェチの女性が、男性が着用した後の下着の匂いに反応するのは、枕カバーや靴下と同じで、男性の尿に含まれたアンドロステノンの匂いが下着に付着しているからです。

匂いフェチの女性が頭皮の匂い、首筋の匂い、汗の匂い、枕や靴下、下着の匂いを嗅ぎたがるのは、全て同じ匂いに反応しています。 それは、代表的なフェロモンであるアンドロステノンの匂いと思われます。

匂いフェチの女性は汗や尿に含まれるアンドロステノンが付着した肌や衣類の匂いがとても気になるようなのです。 これは種族保存の本能と強い関わりがあり、女性が子供を産んで育てるためにとても大切な役割を果たしてくれているのです。

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