匂いフェチの男性が好む匂い
男性の匂いフェチは女性ほど多くはありません。 嗅覚が女性ほど鋭くないことや、アンドロステノンを嗅ぎ分けることができない男子が6割に及ぶことと関係があるのかもしれません。
女性の体臭
匂いフェチの男性で「女性の体臭の匂いを嗅ぐのが好き」と言う男性がいます。 匂いフェチの女性のように具体的に頭皮、首筋などと答えずに、体臭とぼんやり答えるのは、男性の嗅覚が女性ほど敏感ではないからです。
突き詰めていくと、男性の匂いフェチも女性の汗に含まれるアンドロステノンに反応している場合がほとんどです。
女性の髪から漂うシャンプーの匂い
女性のシャンプーの匂いが大好き!という男性はたくさんいます。
しかし、匂いフェチの男性が女性のシャンプーの匂いが好きだと言ったら、OR7D4の配列が変異して、頭皮の汗から漂うアンドロステノンの匂いをフローラル系の甘い匂いと感じている場合があります。
女性の下着の匂い
女性の尿にもアンドロステノンが含まれています。 尿が付着した下着からは、フェロモンの香りが漂い、匂いフェチの男性の嗅覚を刺激しているということが考えられます。
バニラの香り
OR7D4の配列が変異すると、アンドロステノンの匂いがバニラやフローラル、はちみつの香りに感じると言われています。
匂いフェチの男性でバニラの匂いが大好き!という人は、遺伝子の配列の変異によってアンドロステノンの匂いをバニラの匂いと感じている可能性があります。
匂いフェチの男女が共通で好む匂い
匂いフェチの厳格な定義は存在しません。 匂いをかぐことに強い執着があれば匂いフェチとよび、どのような匂いに対して執着するかには決まったルールはありません。
匂いフェチの人のなかには、異性を感じるフェロモンの匂いに反応する人もいれば、癒しや集中力の向上を求めて甘いかおりや酸っぱい匂いに執着する人もいるようです。
香水
匂いフェチの人で、香水の匂いにこだわりを見せる人は多くいます。 匂いに敏感な匂いフェチの人は、何種類もの香水を集めて、その日の気分によって、洋服を選ぶように、香水を変えて楽しみます。
香水をつけることによって、やる気が出たり、気分が高揚したりするので、自分の特徴を生かして感情をコントロールしているのでしょう。
洗濯洗剤・柔軟剤
匂いフェチの人は、洗濯洗剤や柔軟剤を選ぶときは汚れ落ちよりも匂いを重視するようです。 よい香りの洗濯洗剤を使うと、浴室やリビングも良い香りで満たされ、幸福感を覚えるようです。
石鹸・シャンプー
匂いフェチの人は入浴の時間がリラックスタイムになります。 ゆっくりとお湯につかりたいというよりは、体を洗ったときやシャンプーをしているときに、自分の大好きな匂いに包まれることに喜びに感じられるようです。
油性サインペン
油性のサインペンは色素をシンナーなどに溶かして製造します。 シンナーには中毒性もあり、吸いすぎると体に有害で依存症状を伴う場合もあります。
マッキーなどの商品には「長時間使用の際は換気をして下さい」と注意書きも。 匂いフェチの人がサインペンの匂いにひかれるのは、依存症状によるものなのかもしれません。
ガソリン
ガソリンもサインペンと同じように中毒性のある物質で炭化水素中毒になる危険性があります。 肺に刺激症状が生じ、せきや息詰まり、息切れ、神経の異常といった症状がでるようです。
ガソリンの匂いが好きすぎる人は、匂いに執着しているのか、依存症状が出ているのか、よくわからないところです。
プールの塩素
塩素の匂いが好きという人も多いのですが、塩素も人体に有害な物質です。 もちろんプールでは人体に影響が出ない程度に薄まっています。
塩素に直接触れると、触れた部分が炎症を起こすというから、かなり強い毒素と言えるでしょう。 シンナー、ガソリン、塩素など、匂いフェチの人が好む化学物資には、毒素の強いものが多いようです。 強い匂いにひかれている可能性もありますが、依存症かもしれません。
匂いフェチの女性が苦手な匂い
匂いフェチの女性は、匂いにとても敏感です。 好きな匂いには執着していつまでもクンクンと匂いたいと思う反面、嫌いな匂いには強い拒絶反応がでるようです。
タバコの臭い
匂いフェチの女性は、恋人のタバコの匂いは心地よく、恋人以外の人が発するタバコの臭いは苦手という人が少なくありません。 嗅覚とは視覚や聴覚とは違って、客観的な分類が難しく、より感覚的に感情的に判断してしまうものなのかもしれません。
生乾きの洗濯物の臭い
洗濯物はしっかりと乾かさないと、雑菌が繁殖していやな匂いを発することがあります。 とても強い悪臭を放つため、匂いに敏感な匂いフェチの女性には拒絶反応を起こす人もすくなくありません。
ワキガ
人間の汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。 体中に張り巡らされたエクリン腺から分泌される汗は無臭で、アポクリン腺から分泌される汗が強い匂いのもととなります。
アポクリン腺は脇の下、足の裏、手のひら、乳輪や性器など体の限られた部分にありますが、特に脇の下に集中しています。 ワキガはアポクリン腺から分泌された汗の匂いが原因です。
父親の臭い
小さい頃はお父さんが大好きだった娘が、思春期になると「お父さん臭い!」と感じるのは、近親交配を避けるために、自分に近い匂いを拒絶することが原因です。
匂いフェチの女性は匂いに対して敏感なので、より強い反応が出るのかもしれません。
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