フェイスインザドアにも注目!
フットインザドアをチェックする際には、フェイスインザドアもチェックしておきましょう。
よく似た言葉ですが、フェイスインザドアにはどのような意味があるのでしょうか。 フェイスインザドアのメリットや、恋愛での活用方法など気になる情報をまとめました。 フェイスインザドアの注意点や、断られた際の対処法も紹介しています。
フェイスインザドアとは
フェイスインザドアとは、最初に相手に対して大きな要求を提示して相手にそれを断らせ、小さな要求からかなえてもらう手法です。
フットインザドアとは正反対の手法で、ビジネスの場面でよく用いられています。 いきなり大きな要求を提示されたら断ってしまうのは自然なことです。 しかし、断ったときに罪悪感も多少感じます。
その罪悪感を持っている状態で、相手が小さな要求をしてきたら、相手の要求は断りにくいものです。 これはフェイスインザドアが持つ、心理テクニックなのです。
ビジネスや日常生活での活用方法
フェイスインザドアは、さまざまな場面で活用されています。
ビジネスの場合では、まず最初に自社の商品の大々的なPRを相手に持ち掛けます。 大きなPRは難しいと相手が断った後、SNSでの拡散や紹介分の依頼など、比較的簡単な依頼を持ち掛けるのです。
日常生活で活用するときは、最初に高価なものを相手に要求します。 数万円から数十万円単位のものを提示して断られた後、少し安くて購入しやすいものを提示します。
このように、幅広い場所でフェイスインザドアは活用されているのです。
フェイスインザドアのメリット
フェイスインザドアは、相手の精神面に満足感や責任感を持たせることができます。
フェイスインザドアから得られる満足感とは、自分が相手の提案を断ったことによって相手がほかの案を出してきたことに対するものです。
それと同時に、相手が自分に合わせててくれたという責任感も発生します。
相手が抱くこのような心理は、提案を持ち掛けた側には大きなメリットになります。 相手が折れたことに対する満足感があるので、次の優しい提案には責任感が発生しやすく、要求を受け入れてくれる確率が上がるからです。
恋愛での活用方法
お互いに気持ちは相手に対してよい印象を持っている状態で、相手をデートに誘いたい場合にも、フェイスインザドアは活用できます。
まず相手に外泊や遠出など少しハードルの高い提案をしてみて、相手がその案によい返事をしないことを最初から想定しておきます。
大きな提案が承認されなかったら、ランチデートや映画デートなど具体的な気軽に楽しめる案を提案します。 そうすると、「このプランなら」と相手とデートの約束が取り付けやすくなるのです。
恋愛は一足飛びには進まないものだからこそ、大きな提案には乗りにくいものです。 そこをうまく活用して、気になる人をデートに誘いだしましょう。
断られたときの返しが重要
大きな提案は、相手から断られる可能性の方が大きいものです。 大きな要求をそのまま飲み込んでくれればラッキーですが、大概のことはうまくいきません。
大きな提案を断られたとき、シュンとしてしまって気まずい空気になってしまうと、相手からの印象もよくありません。 大きな提案をする前に、いくつか小さな提案を頭の中においておきましょう。
断られた際は、テンポよく次の案を提案できるように準備しておくと、相手からの印象も悪くなりにくくなります。
しつこすぎると敬遠されるので注意
フェイスインザドアは、相手に何度も提案を重ねる手法です。 提案する回数や内容によっては、相手からの印象が著しく悪くなる可能性もあります。
相手に提案を持ち掛けるのは、3回くらいを目安にしておきましょう。 それ以上の回数になると敬遠されやすくなり、最悪の場合会話さえも成立しなくなってしまいます。
相手に案を持ち掛ける際は、綿密な構成を立ててから実行するのをおすすめします。
フットインザドアやフェイスインザドアを上手に恋愛に活用しよう
フットインザドアやフェイスインザドアは、ビジネスでよく活用されています。 それぞれの手法を上手に用いることで、ビジネスだけでなく日常生活や恋愛にも応用できます。
恋愛に活用する際は、それぞれの手法の特徴を十分に知っておくことが重要です。 双方を上手に活用して、気になる人の気持ちを引き寄せてください。
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