好意があるかどうかは視線でわかる
男性が女性を見つめるのには、さまざまな動機があります。 しかし、どの動機で見つめられているのかは、なかなか判別しにくいかもしれません。
ここでは、男性からの視線に好意があるかどうかの判断基準を紹介します。 あくまで一例ですので、その他の要素も総合的に考えて見極めていきましょう。
目を見て会話してくる場合
基本的に、目を見て話している場合には、悪い印象は持たれていないと考えていて良いでしょう。 怒りや苦手意識があるときにもなかなか視線を外さないことがあるものの、その場合は空気感でわかるはずです。
穏やかな表情ややさしい表情、あるいは笑顔が見られる状態で目を見つめて話すのであれば、まず好意的であると見て間違いありません。
いくら見つめると言っても、人間は何十分も継続して目を見られるわけではありません。 ときどきそらしつつも、気が付くと視線がもどっており、見つめ合う時間が長いというときには、親しい関係性であると見ていて良いでしょう。
目が合うとあわてて視線を外す場合
話している最中に見つめようとすると、あわてて視線を外す場合は、見つめ合うことに照れがある場合が考えられます。
これは必ずしも好意があるとは限りませんが、基本的には人間として普通の行動なので、視線を外されたからと言って悲観する必要はありません。
むしろ、シャイな気質の男性や、恋愛に奥手な傾向がある男性は、好きな人になればなるほど目を見て話すことに抵抗を感じやすいともいえます。
緊張が見える場合や、嫌な雰囲気がない場合には、「目が合って恥ずかしいのかな」程度に考えるのが良いでしょう。
あるいは、敵意がある場合などはかえって目をそらさず、対抗心をむき出しにする場合もあります。
他の人と話していても見てくる場合
もし、男性がほかの人と話している最中であっても、女性のことを見つめてくる場合は、あきらかにその女性のことを気にしているといえるでしょう。 これは何をしていても、誰と話していても、気になる女性が近くにいると落ち着かない状態ということ。
もちろん、単に外見的に気になっている場合もありますが、相手の女性に好意がある場合にも見られる行動であることは確かです。
また、恐怖心があるなどして、機嫌が気になる場合もこういった行為になりえるので、日ごろの関係性を総合して考えるのが良いでしょう。
遠くから見つつ目をそらす場合
遠くから見つめられている場合、女性が視線に気づいて目をやると、あわてて視線をそらす男性がいます。
これは、見ていないと思って見つめていたけれど、気づかれたため気まずくなったということ。
そもそも見つめていた理由にはさまざまな背景が考えられますが、好意を持っている女性に対してはこういった行動をとる男性が多い傾向にあります。
逆に、見つめ返しても気にしていなさそうな場合は、実は自分のほうを見ているようで、近くの何かを見ていた可能性も。 単純に目が悪い男性もいます。
目が合うとうれしそうにする
目が合うとうれしそうにする男性は、当然ながら好意的だと見て良いでしょう。
男性の気質によって、目が合っても堂々としているか、目をそらしがちかは変わってきますが、うれしそうにはにかんだり、穏やかな表情を浮かべていたりする場合は、目が合うことを喜んでいるということ。
もしかしたら、より親しくなるきっかけを探しているのかもしれません。
こういった男性とは関係も進展させやすいので、目が合った時に思い切って女性から話しかけてみるのも良いでしょう。
会話中にまったく目を見ない場合
あきらかに会話中にまったく目を合わせようとしない男性は、相手の女性のことを嫌っている可能性が高いと言えます。
なかには、本命の女性にだけ上手にコミュニケーションがとれなくなる「好き避け」という状態に陥りがちな男性もいるものの、その場合は雰囲気で察するのが良いでしょう。
最低限のことしか話したくない、話すのが面倒、早く会話を終わらせたい、あるいは相手のアラを突いて追い詰めたいなどの心理が垣間見える場合や、あきらかに冷たい空気を出している場合には、嫌悪感が根底にあるといえます。
目が合っても視線を外さない
怒りや嫌悪が強すぎて、ガンをつけるような状態で視線を外さないという男性がいます。
ですがそのほかに、好意があるからこそ意図的に好意を外さないタイプの男性もいます。 この場合は、男性が女性慣れしているプレイボーイ気質であることが多く、「目を合わせてドキドキさせることで、男性として意識してもらおう」という気持ちが潜んでいます。
好意的であることには変わりないので、関係を先に進めていっても問題はないでしょうが、そもそもの性質が、そういう女性慣れしている男性であることを頭の隅に置いておくのが良いかもしれません。
好きな人からの視線に気づいたら
「きっと自分に好意的だな」という視線を送ってくる男性が、自分自身もまた気になっている男性であれば、それ以上に幸せなことはないでしょう。 これは好意のサインを見逃さず、恋を進展させていきたいところ。 ここでは、好きな男性からの視線に気づいたときにおすすめの対応を紹介します。
目が合ったら微笑む
気になる男性がこちらを見ていることに気づいたら、目を合わせてにっこり微笑んでみましょう。
もしかしたら相手は照れたように視線をそらすかもしれませんが、目が合ったことを好意的に受け取られて嫌な気持ちはしません。
むしろ、「目が合っても受け入れてもらえる」という体験から、「もしかして好意があるのでは?」と考えはじめることでしょう。
逆に、「何か用ですか?」など冷たい口調で尋ねるのはNG。 相手からすると「見つめられて迷惑だったかな」と感じてしまうため、距離が遠ざかってしまいます。
自分から話しかける
男性がこちらを頻繁に見ているということは、こちらをとても気にしている証拠。 なので、いっそこちらから折を見て話しかけてみましょう。
目が合ってすぐでも良いですし、それ以外のタイミングでもかまいません。 「よく目が合いますね」などと笑顔で話しかけたら、相手もなぜ見ていたのかを話すきっかけができるかもしれませんよ。
もしかしたら女性のファッションなどに興味があって見つめていただけかもしれませんが、それならそれで話題が広がり、関係性が発展するかもしれません。
相手の男性が仲良くなるきっかけを探っていて見つめていたのだとしたら、相手にとってもうれしいことは間違いありません。
積極的に誘う
気になる男性からあきらかに好意的に見つめられているなと感じる場合は、自分から積極的にアプローチしてみましょう。
見つめるだけでアクションを起こさないような男性ですから、基本的には奥手な可能性があります。 たとえ脈ありであったとしても、待っているだけでは関係は進展しないといえます。
自分から話しかけて共通の話題を探るのはもちろんのこと、同じ職場であればランチをしたり、帰り際に軽く飲みに行ったりなど、誘いやすいところから声をかけてみましょう。
ほんの1時間でも十分でしょうし、「もっといろいろ話してみたいから」というストレートな誘い方でも悪い印象は与えません。
はずかしそうにする
気になる男性からの視線に気づいて、どうしたらいいかわからない場合には、無理に慣れたそぶりで振る舞うのではなく、その戸惑いをありのまま表現するのも良いでしょう。
はずかしそうに視線をそらすのもそういった表現のひとつ。 はずかしそうな表情は男心をくすぐるため、よりかわいらしく見えます。
ただし、ポイントは少しはにかむなど、見つめられていることや目が合うことを肯定的にとらえている態度をすることです。
無表情で目をそらしたり、しかめたような表情になってしまったりするようでは、かえって相手に悪い印象を与えかねません。
好きじゃない人の視線に気づいたら
相手から好意を持たれていると気付いても、場合によっては困ってしまうこともあるでしょう。 どうしても好きになれない相手、好きになられたら困る相手には、思わせぶりな対応は避けるのが無難といえます。 ここでは、好きになられたら困る相手からの視線に気づいたときのおすすめの対応を紹介します。
なるべく見ない
好きになられたら困る相手や、誤解を与えたくない相手に見つめられていると感じたら、まずはなるべく相手のほうを見ないことを心掛けましょう。
目が合う頻度が多いと、それだけで「女性も自分に気があるのかも」と思われる可能性があります。 目が合った時のリアクションひとつひとつにも、気があるそぶりに見えないように注意しないといけないため、いっそ視線に気づかないふりをすることが賢明です。
また、見つめられていることにいい気持ちがしないからといって、早合点して「あの人に見られている」とうわさを流したりしないように気をつけましょう。
話しかけられても愛想を良くしすぎない
好きになられたら困る相手が、自分に好意を持っていることに気づいたら、愛想よくしすぎないことを心掛けましょう。
男性のなかには都合よく解釈し、誰にでも分け隔てない対応をしているだけでも、「女性も自分に気がある」ととらえてしまう人もいるからです。
特別冷たい対応をする必要はありませんが、最低限のやりとりだけで済ませ、興味や関心がないそぶりをするのが無難といえます。
また、視線に気づいたからと言って「なんで見ているの?」など、ケンカ腰に相手に詰め寄るのもよくありません。 女性側の誤解もあるかもしれませんし、相手に不快な思いをさせることでかえって余計なトラブルに発展しかねません。
安易にものを受け取らない
好きになられたら困る相手に気を持たせない方法のひとつとして「安易にものを受け取らない」ということが挙げられます。
同じコミュニティ内でみんなに配る差し入れなどはもらっても良いでしょうが、個人的なプレゼントは極力受け取らないことです。
高価なものや現金であればなおさらのこと。 女性の気を引くために、女性の利益になることをしようとしてくれるのは一見ありがたいことですが、線引きをしておかないとのちのち厄介なことになりかねません。
贈った相手からむげな対応をされたとき、「あんなにしてやったのに」という被害者意識が芽生えやすいからです。
視線を外さない男性の心理を知り正しく対応しよう
男性から見つめられると、思わずドキドキしてしまうのが女心。 もしその視線がポジティブなものであれば、こちらも前向きに受け止めてコミュニケーションを深めることができるでしょう。
逆に、ネガティブな感情が込められている可能性が高い場合も、適切に対応することでトラブルを防ぐことができます。
大切なのは、思い込みで行動しないこと。 視線に限らずあらゆる要素を総合的に見たうえで、誤解を与えないアプローチを意識していきましょう。
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