実は社会人にとって、最も多い出会いの場が「職場」です。働く男性はとても魅力的に見え、普段の仕事ぶりから人柄も知ることができるため、真剣なお付き合いを望む女性にとっては最適な出会いの場です。
そんななか、気になる男性からじっと見つめられたら、女性なら誰しもドキドキしてしまいますね。 今回は、職場で見つめてくる男性の心理を解説します。 また、恋に発展しそうなサインや、見つめられた時におすすめの対応も紹介します。
職場の男性がじっと見てくる心理とは
職場は当然ながら、仕事に没頭する場です。 しかし、「気づいたらいつも同じ男性から視線を感じる」「偶然とは思えないくらい、特定の男性とよく目が合う」ということも起こるでしょう。
女性をじっと見つめてくる男性には、どんな心理が働いているのでしょうか。 ここでは代表的なものを紹介します。
好意を持っている
職場の男性がじっと見てくる心理として、相手の女性に好意を持っているため、気が付いたら自然と見てしまうということが挙げられます。
恥ずかしがり屋のため、好きな女性を見つめることに抵抗がある男性もいます。 しかし「8.2秒の法則」という実験結果もあり、面と向かった状態で、好意のある女性を8秒前後見つめる男性は、好意を感じている可能性が高いでしょう。
また、遠くから見つめられている場合も同様で、好意を伝えきれずにいるため、見つめるという行動につながっています。人間の自然な行動として、好きな人を思わず目で追ってしまう、気づけば見つめてしまうのです。
気になることがある
何らかの理由で、相手のことを「気になるな」と感じている場合も、職場内の女性をじっと見つめることがあります。
たとえば職場であれば、相手の女性の服装や髪型が特徴的だったり、動きやしぐさが何かしら変わっていたりする場合なども「気になる」対象になります。
職場内はさまざまな年齢もいるため、世代が違う女性の持ち物に対しても「今はあれが流行っているのかな?」と気になってしまう男性もいます。
さらに、気配り上手な男性は、周囲の女性の体調不良にも敏感です。いつもと違う変化がある場合は、気づいて気になってしまうことでしょう。
好みのタイプ
職場内に、自分の好みにぴったりはまる異性がいることも、時にはあるでしょう。
男性からしても、自分の好みのタイプの女性がいれば、たとえ職場であっても、思わず目で追ってしまうものです。特別な感情のあるなしにかかわらず、「目の保養」として気づいたらいつも見ているという状態です。
本人も無意識に目で追っていることが多くなるので、不意に女性と目が合うと、あわててそらしてしまうこともあります。理由を尋ねたところで、さすがに職場内で「好みのタイプなので…」とはいえないため、答えを濁してしまうでしょう。
本能的に気になる
好みのタイプだから思わず目で追ってしまう心理と似ていますが、胸やおしりが大きいなど、スタイルが良い女性を見つめてしまうのも、男性としてはよくあることでしょう。
たとえそれが好みのタイプとは少し違っているとしても、男性の本能としては、性的に魅力的な女性がいれば思わず見てしまうのです。
会話中など面と向かっているときに、露骨にボディラインを見ることは、さすがに職場でははばかられるでしょう。目のやり場に困り、かえってそっぽを向くような態度をとる男性もいるかもしれません。
したがってこのパターンの場合は、だいたい遠くから気づかれない程度に見つめている、ということが多くなります。
気づいてほしい
相手に好意を持っているにも関わらず、まだ伝えていない人の場合、好意を持っていることにだけはそれとなく気づいてほしい、と考えている場合があります。
特に職場では、うかつに好意をアピールしたり、デートに誘ったりすることは、タイミングを誤るとトラブルに発展してしまうこともあるでしょう。
慎重に関係をすすめたいからこそ、まずは好意があることを察してもらおうと、見つめるという行動にでるのです。相手の女性に嫌われていなければ、視線に気づいたときに会話が生まれ、デートに誘うこともしやすくなると考えています。
話しかけるタイミングを伺っている
相手に話しかけるタイミングを伺っている場合にも、遠くからじっと見つめる男性はいるでしょう。何か用事があるけれど、いつ声をかけていいかわからないため、様子を伺っているということです。
職場という性質上、仕事に関する相談などがありえますが、すぐに話しかけないあたり、緊急度が高くない内容なのでしょう。もしくは、共通の趣味の話など、仕事には直接関係のない内容であることも考えられます。
もし、仕事とは関係のない話題を話しかけようとしているのであれば、この段階では特別な感情はないにせよ、のちのち親交を深められる相手になるかもしれません。
怒りを持っている
会話中に相手の顔をじっと見るという行為は、強い怒りや敵意を持っている場合にも起こりえます。これは相手の空気感や口調などから判断することができるでしょう。
また、怒りを抱いている相手が遠くからじっと見てくる場合には、「腹が立ちすぎて逆に気になる」という心理状態の可能性があります。
これは一種の「怒り中毒」です。 怒りが湧くことで、脳が興奮や快感を得てしまい、怒りが湧く要素を無意識に探しているからこそ起こるのです。
また怒りではなく、苦手意識を持っている場合もあります。 上司や先輩の動向を気にして相手の機嫌を損ねることを予防したい、と思っているときにとりがちな行動です。
視線を感じる男性が脈ありか見極めるには
もし視線を向けてくる男性が、自分も日ごろ気になっている男性だとしたら、「いったいどんなつもりで見つめてくれるんだろう?」と気が気ではありませんよね。
見つめてくる男性が脈ありかどうかを確かめるには、いくつかの判断基準があります。 最終的には、目線だけではなく口調や雰囲気、置かれている状況などを総合して判断しつつ、その後のアプローチを検討していきましょう。
目が合うとそらす
職場内で目が合った男性からあわてて目をそらされる場合は、それだけでは脈ありかどうかを明確に判断することは難しいものの、嫌われているわけではないと考えておきましょう。
というのも、目が合うととっさに視線を外すのは、基本的には人間として普通の行動です。 見ていることがバレて恥ずかしいと感じたり、気まずいと感じたりする場合もあります。
特に奥手な男性や自信のない男性は、「好意がバレたらかえって関係が悪くなる」という発想になってしまうため、極力バレないように振る舞おうともします。
やわらかい表情を浮かべている
もし視線に気づいてそちらを見たとき、男性がやわらかい表情を浮かべていたり、うれしそうにしていたりする場合は、好意的だと考えていて良いでしょう。
目が合うことを喜んでいるともいえますし、気づかれたことでかえって堂々とアプローチできると考えている場合もあります。
職場という性質上、気になる女性がいてもなかなか大胆にアプローチできず、やきもきしている男性は多いものです。もしかしたら、より親しくなるきっかけを探している可能性もあります。
目が合った段階では「女性として好き」とまではいかずとも、良い印象を持たれているでしょう。
長時間見つめられている
ほんの数回目が合う程度では、「偶然かな」と感じてしまうものです。
しかし、目が合ってそらされたにも関わらず、また気づくとすぐに視線を感じたり、何度もたびたび目が合ったりするようであれば、相手から意図的に見つめられていると考えられます。
ただこれだけでは、どんな動機で見つめられているかはわからず、脈ありかどうかはなんともいえません。
わかりやすいのは、面と向かって話したときの態度です。 もし8秒以上にわたる長い時間、目を見てくるようであり、なおかつ穏やかな空気感がある場合は、好印象を持ってくれているととらえていて良いでしょう。
見ていないようで見ている
ときどき視線に気づく程度であれば、たまたまだろうなと感じてしまうでしょう。 しかし、見つめられているだけでなく、何かあった時にはすぐ駆けつけてくれ、「大丈夫?」「手伝おうか?」など声をかけてくれる場合には、脈ありの可能性は高まります。
これはつまり、見ていないようでしっかり見ているということです。 視界にいつも相手の女性を置いておき、何かあったらすぐに気づきフォローできる体制を整えているということになります。
「いつも気にかけてくれるな」「困っているときには真っ先に来てくれるな」という場合には、特別な感情を持たれている可能性があります。
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