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初婚の結婚年齢の平均は何歳くらい?男女や地域で違う理由を解説

初婚の結婚年齢の平均は何歳くらい?男女や地域で違う理由を解説

結婚

結婚の平均年齢はいったい何歳くらいなのでしょうか。晩婚化が進んでいると言われていますが、実際の結婚平均年齢がどれくらいか気になりますよね。初婚の結婚年齢の平均について解説します。

初婚の結婚平均年齢は、どのくらいだと思いますか? そして自分が考える理想の結婚年齢は、何歳くらいでしょうか。 世間では晩婚化が進んでいることから、昔と比べて男女ともに結婚年齢が遅くなってきています。

特に女性は変化が大きく、大学に行く人が増えてそれにつれて社会に出る人も増えました。 その結果晩婚化が進み、最近では長い不況の中で経済的な安定まで時間が掛かることも理由です。 実際の、初婚の結婚平均年齢についてみていきましょう。

結婚年齢の平均はどのくらい?男女の違い

男女が座るハート

初婚の結婚平均年齢は、男女で差があります。 どちらも全体的には、晩婚化が進んでいる現状は同じですが男女で違いがあるのです。 そして、特に女性の場合はここ20年の間にかなり変わってきています。

男性においても、女性ほどではありませんが変化しているのです。 実際の初婚の結婚平均年齢を、男女別にみていきましょう。

男性の結婚平均年齢

男性の初婚の結婚平均年齢は、2019年で31.2歳となっています。 これは、過去の中で最も高いデータとなり、晩婚化が進んでいることが明確です。 男性の晩婚化の理由は、多くが経済的なこと。 昔は、大学を卒業し数年経てば結婚するというカップルが多い傾向がありました。

しかし現在は経済情勢が不安定で、ある程度の貯蓄を持つまでは時間が掛かります。 そのため、結婚したい気持ちがあっても現実的に難しいことになるのです。

30歳を目標に結婚のメドを立てる人が男性には多いようです。 30歳前後で結婚する人が多いのは、そのためです。 貯金額の目標や、仕事を安定させることなどを考えて結婚を目指します。

出典:人口動態統計月報年計(2019)

女性の結婚平均年齢

女性の初婚の結婚平均年齢は、2019年で29.6歳となっています。 女性の場合も、男性同様に過去のデータで一番高くなっているのです。 女性の晩婚化は特に進んでいて、昔は社会に出て数年で結婚と言うケースが一般的でした。

しかし、女性も大学に行く人が増え社会で活躍する人が増えたことにより、晩婚化が進むことになったのです。 そして、経済的な不況で相手の男性の経済的な理由から、自然と結婚が遅くなるケースもあります。 女性自身も結婚したい気持ちとは別に、趣味や旅行など自分の時間を楽しむ人が多くなりました。

それらの理由によって、女性も結婚を先延ばしする傾向がみられます。

出典:人口動態統計月報年計(2019)

結婚平均年齢は地域差もあるって本当?

都会のビル群

結婚の平均年齢は、男女の違いだけでなく地域の差もあります。 都会と地方とでは、生活スタイルが異なる部分もあるためです。 比較的都心部や大都市は、結婚が遅く地方は早めの傾向がみられます。

そして、国内だけでなく世界で比較すると日本以上に晩婚化が進む国もあるのです。 結婚平均年齢を地域で比較してみてみましょう。

結婚平均年齢が早い地域

2019年の全国の結婚平均年齢の中で一番低い地域は、男性の場合は宮崎県の30.1歳、女性は岡山県の28.8歳となっています。 全国平均で一番低いとはいえ、2005年あたりの全国の結婚平均年齢と変わりません。 たった15年ほどで、全体的にいかに晩婚化が進んでいるかわかります。

都心に比べて地方の方が結婚が早い理由は、都心に比べて大学進学をしていない人が多いことが1つです。 社会に出る年齢が早い人が多いことから、結婚する年齢がやや早い傾向があります。 そして、都心に比べて周りの目があることから、周囲が結婚すると結婚した方がよいかもという雰囲気にもなるという理由もあるのです。

出典:人口動態統計月報年計(2019)

結婚平均年齢が遅い地域

2019年の全国の結婚平均年齢の中で一番高い地域は、男女ともに東京都です。 東京都の男性の結婚平均年齢は32.3歳、女性は30.5歳となっています。 どちらも、全国平均を上回る数字になっていることが特徴です。

都会の結婚平均年齢が遅くなるのは、大学卒業から社会に出る人の割合が高いことも理由となります。 そして、地方に比べて給与が高くても物価の高さから貯蓄をするために時間が掛かることです。 さらに、キャリアアップを目指す人も多く結婚よりも仕事優先になりやすいこともあります。

地方に比べて、独身でいることがマイナスに感じず、楽しむことの選択肢が多いのも晩婚化が進む要因です。

出典:人口動態月報年計(2019)

世界の結婚平均年齢

日本は晩婚化が進んでいると言われていますが、世界でも晩婚化の傾向は高くなっています。 特に欧米諸国などの先進国では、日本以上に晩婚化が進んでいるのです。 2017年のデータによりますと、男性の結婚平均年齢が一番高いのはスウェーデンで36.6歳となっています。

同じく2017年のデータで女性の結婚平均年齢が一番高いのは、やはりスウェーデンで33.8歳です。 上位20か国は、結婚平均年齢が30歳以上となっていることが特徴。 データにある37か国の中で、女性の初婚年齢が20代前半となるのはたったの1か国だけになります。

男性となると、30歳前後が最も多くなり多くが20代でも後半となっています。

出典:Global Note

結婚平均年齢の理想は?

結婚式に向かう親娘

結婚平均年齢とは別に、理想と考える結婚年齢はどのくらいなのでしょうか。 結婚平均年齢が、男女ともに30歳前後となっていますが、実際に結婚したいと思う年齢と同じであるのか気になるところです。 理想と現実が同じなのか、無理だから晩婚なのでしょうか。

男女別に、理想の結婚年齢がどのくらいなのかみていきましょう。

女性が思う理想の結婚平均年齢

女性の結婚年齢の理想は、大きく分けると2つに分かれます。 結婚平均年齢と変わらない30歳を目標にする人と20代半ばを目標にする人です。 どちらにも共通するのは、出産を考慮した年齢を目標にしていることです。

20代半ばを目指す人は、社会に数年出て早めに結婚したいと考えます。 一方30歳を目標にする人は、貯金をするために働けるうちに働きたいと考えるのです。 女性の場合は、相手の年齢や経済状態にも左右するので、自分の意思だけでは決められないという現実もあります。

そのため、理想通りに結婚年齢が選べるわけでもないようです。

男性が思う理想の結婚平均年齢

男性の場合は、結婚平均年齢よりも高い年齢を理想としている人が多いです。 34歳までに結婚したいと考える人と、35歳以降40歳までと考える人に分かれます。 男性の場合は、女性と違い出産のリスクがありません。

そのため、結婚は後でもよいと独身生活を謳歌したいという男性が多いのです。 中には、50歳以降でもよいと考える人も1割ほどいるそうです。 ただし、現実的に結婚したい女性の年齢を考えれば、遅くなるほど出会いが減ってしまうことも。

上記の様なことから、現実的に結婚するためには出会いがある年齢を考慮した年齢となっているのです。

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