基本的に難しいと言われる「復縁」。 そのなかでもハードルが高めなのが、社内恋愛で破局した場合の復縁でしょう。
他のシチュエーションでの復縁よりも、周りに及ぼす影響が大きいため、慎重に行う必要があります。
今回は、社内恋愛での復縁について解説。 復縁しやすくなる方法や、きっかけづくりについても説明し、NG行動についてもおさえていきます。
そもそも復縁がうまくいく可能性とは
一般的に、「復縁は難しい」と言われています。
別れることは非常にエネルギーを使うことですが、それでも相手が別れたいと思い行動に移すまでには、非常に多くの葛藤があったからです。
特に社内恋愛の場合には、別れることでデメリットも多いはず。 それでも別れるということは、これ以上彼女といても苦痛のほうが多いと思ったからです。
しかし、復縁の可能性はゼロではありません。
男性はそもそも、一度好きになった女性のことはそう簡単に嫌いになれません。 たとえ理由あって離れたいと思っても、女性が思う「嫌い」とは違い、またタイミングさえ合えば気持ちが戻ることはあるからです。
男性が別れを切り出す理由とは
男性が別れを切り出すには、それ相応の理由があります。 多くは一度や二度何かあったからではなく、小さなことの積み重ね。
特に、デメリットが発生しやすい社内恋愛での別れを決断するには、どうしても別れたい理由があったことは言うまでもありません。
マンネリ化してきた
男性が別れを切り出す理由のひとつに、「マンネリ化」があります。 ひとりのパートナーに新鮮さを見出し続けるのは、なかなか難しいこと。
特に男性は狩猟本能があるため、次から次へと関心が移ってしまうのは本能的にやむを得ないことでもあります。 女性が特に変化なく、行動も思考パターンも手に取るようにわかるようでは、男性は探求心をくすぐられません。
男性が継続的に新鮮さを感じられるためには、女性が常に進化し、成長し続けることが求められます。
思っていた子と違った
男性には必ず「理想の女性像」があります。 これは「好みのタイプ」という表現をすることもあるでしょう。
これは外見のことだけではなく、中身のことも指します。
女性のことを「好きだな」と思うのは、「理想の女性像」と近いものを感じるから。 そのため、いざ付き合ってみて「思っていた子と違う」と理想の女性像との乖離を感じてしまうと、気持ちが冷めていきます。
よく、付き合う前に本当の自分とはかけ離れた女性を演じてしまう人がいますが、これはこういったギャップが生まれる原因となります。
好きな女性ができた
このように彼女に対して、マンネリ化を感じているうえに、理想の女性と違うという残念な気持ちを抱えている男性は、当然ながらほかの女性に目移りしやすくなります。
知り合ってすぐの女性には、新鮮な魅力がたくさんあり、探求心がくすぐられます。 また、自分の理想に近い一面が見えると、期待してしまうことをやむを得ません。
単なる浮気であれば、彼女を遠ざけてまでそちらを選ぶつもりはないということになります。 しかし別れを切り出すということは、彼女よりもいっしょに幸せになれる女性がほかにいると考えたと言うことです。
都合が悪くなった
他に好きな女性ができたこともそうですが、突き詰めるとすべての別れの理由が「都合が悪くなったから」と説明がつきます。
社内恋愛でいえば、周りの環境の変化や、社内恋愛の重荷に耐えられなくなるなどの理由も挙げられますが、いずれにしても「彼女といっしょにいることで都合が悪くなった」ことが原因。
この都合の悪さは、「彼女にきついことばかり言われ、かっこ悪い思いをさせられて嫌な気持ちになる」「束縛されて尊重されていないと感じて窮屈になる」というような、気持ちの変化も含みます。
社内恋愛での復縁は難しい?
それでは、社内恋愛での復縁が、なぜほかのシチュエーションよりも難しいのかを解説していきます。
社内恋愛は会う回数も多く関係が密である分、うまくいけば関係を良好にすることもできますが、方法を誤ると復縁の可能性が絶たれてしまうことにもなりかねません。
良くも悪くも会う回数が多い
社内恋愛での復縁は、顔を合わせる機会が多いことがネック。
良い方向に考えると、顔を合わせる機会が多い分、前向きに変化した自分を見せることができるといえます。 いくらでも挽回のチャンスはあるということです。
しかし悪い方向に考えると、一度冷却期間をとりたくてもなかなか思ったようにいかないということ。 すっぱり忘れたい、あるいは一度しっかり距離を置きたいにも関わらず、顔が見える分心がかき乱されてしまいやすいといえます。
かき乱されて仕事にも影響を与えかねないため、心の状態を保つことがとても大切だと言えます。
周りの目がある
職場恋愛の難しいところは、隠すにしても公表するにしても、周りとの関係性を考慮しなければいけないということです。
そして職場恋愛を公表していた場合、破局するということは周りにとっても一大事件。 円満に破局する場合や、もともと仕事にほとんど影響しない関係性ならまだしも、どちらかが未練があるようであれば、職場内の空気が悪くなることは否めません。
また、公表してもしなくても、破局していつも通りに振る舞えるカップルはそう多くありません。 周りに影響を与えてしまうことは避けられず、それが原因でふたりの溝がさらに大きくなってしまうこともあります。
周りのお節介が逆効果
職場というのはさまざまな人が集まるコミュニティです。 純粋な厚意で周囲に接してくれる人もいますが、中には社内恋愛カップルをゴシップのように面白がる人も。
職場恋愛を公表することで、良かれと思ってお節介をやく人、面白がってあえて首を突っ込む人とさまざまいるため、その人たちの影響を受ける可能性は否めません。
ましてこれが、片方に未練がある状態での破局となると、格好のネタにされてしまうでしょう。 落ち込んでいるところを見られたり愚痴を言ったりしようものならうわさが広がる可能性もありますから、慎重に動かなければいけません。
仕事に影響が出る
社内恋愛で一番面倒なことは、仕事に悪影響が出るということです。
よほど感情コントロールが上手な女性ならまだしも、多くの場合は相手の顔を見るだけで悲しい気持ちや怒りが湧いてくるという状態。 それなのに顔を合わせなければいけない職場恋愛は、女性にとってはなかなか平静でいられない状況といえます。
仕事を休んだり、仕事に集中できなかったり。 あるいは、元カレと顔を合わせる場面で平静を保つことができず、仕事に悪影響が出る可能性は否めません。
それに伴って、お互いの印象がさらに悪化してしまうことにもなりかねません。
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