遠距離恋愛はネガティブなワードとして捉える人が多いでしょう。 もともと恋愛は、好き同士が一緒にいる時間を楽しむことです。
そして、男性にとっても女性にとっても恋人とのスキンシップはとても大事。 大好きな人とはできるだけ長く一緒にいたいし、くっついていたいし、ベタベタしたり甘えたりしたいですよね。
いくら、SNSが発達したと言っても画面越しの会話では、伝えきれない思いもあります。 しかし、見方を変えれば、遠距離恋愛は2人の感情の基盤がどのくらい堅固であるか測るために、ちょうどよい機会でもあります。
地理的な距離が離れることによって彼氏の気持ちも離れていくかもしれません。 でも、逆に新しい絆が生まれる可能性もあります。
多くのカップルが自爆型、あるいは第三者出現型の破局を迎えると言われる遠距離恋愛です。 この試練を乗り越えることができるのであれば、2人の関係はより深く堅固なものになるでしょう。
遠距離恋愛の彼氏の本当の気持ちとは?
遠距離恋愛になったとき、彼氏の気持ちはどうなのでしょう? 「大丈夫だよ」「心配しないで」などとポジティブな言葉が聞けるのは最初のうち。
時間が経つにつれ、経済的、肉体的、精神的な負担が重なり、疲労感や倦怠感におそわれるかもしれません。
男性が女性と付き合いたい理由の上位にくるのが、大好きな人と楽しい時間を過ごしたい、肉体的な欲求を満たされたいなどです。 いくらSNSなどのツールを利用しても、遠距離恋愛では、補いきれないものがあります。
男性が心に秘めた遠距離恋愛に対する本音、知るのが怖い気もしますが、問題の解決方法を見つけるためにも直視しましょう。
冷める
ふざけあったり、ベタベタしたり、楽しい時間を共有する。 恋愛中の男女がお互いの気持ちを確かめ合い、より強いものにしていくために、とても大切なことです。
普通のカップルは日常的に愛を育みますが、遠距離恋愛だと、至近距離で触れ合うのは、たまの贅沢になってしまいます。
「去る者日々に疎し」、親しかった人でも距離ができれば日に日に感情が薄れていくという意味のことわざです。 遠距離恋愛でたまにしか会えないと、彼氏の気持ちが冷めてしまうのも、自然なことなのかもしれません。
面倒くさい
遠距離恋愛の多くは彼氏の転勤と同時にスタートします。 転勤直後の彼氏は新しい職場、同僚、上司、生活環境に慣れることにとても忙しく、神経を使います。
こんなときに、遠距離恋愛で寂しい思いをさせている彼女にも気を配るのは、実は負担が大きいようです。 「寂しい」「会いたい」と訴える彼女に対して可愛いと感じながらも、疲労感に襲われることもしばしば。
残業続きで、やっと迎えた休日でも、疲労回復する時間も持てずに新幹線に飛び乗る彼氏の肉体的負担、経済的負担、精神的負担はかなりなものです。
「遠距離恋愛はちょっと面倒…」 彼の心の奥底にこんな本音が隠れていても、不思議では有りません。
お金がかかる
遠距離恋愛は、交通費がかかります。 東京と大阪間でも新幹線で往復したら3万円弱かかってしまいます。
節約して夜行バスを使うという方法もありますが、翌日の仕事に響くのが心配です。
転勤先が北海道や九州・沖縄、海外など遠隔の地であった場合、彼女に会いに行く交通費だけで5万円以上かかってしまいます。 久しぶりに会ったのだから思い切り楽しみたい!とレジャー施設を回ったあと、会話が楽しめる静かなレストランで食事を楽しんだりしたら、どんどん出費が嵩みます。
転勤直後は買い揃えなければならない物が多く、ただでさえ金欠で苦しいもの。 やせ我慢している彼氏の気持ちに、早く気づいてあげましょう。
浮気したくなる
遠距離恋愛の最大の敵とも言えるのが彼氏の浮気です。 遠距離恋愛でなくても、浮気をする彼氏はたくさんいます。
遠距離恋愛の場合は、お互い何をしているか見えない、性的欲求不満になりがち、といったことが原因で、彼氏に浮気されてしまう確率がより高くなってしまいます。
遠距離恋愛で彼氏の浮気を抑え込む完璧な方法は存在しないかもしれません。 ただ、浮気が原因で破局に至らないためにできる唯一のことは、自分が彼にとってかけがえのない存在になることです。
そのためにも、たまに会った時の2人の時間の過ごし方はとてもとても重要になります。 彼氏が他の女性に目移りしても「やっぱりこの子が誰よりも大事」と思ってもらえるように、2人の時間を積み重ねることが何よりも大事です。
不安・寂しい・悲しい
男性も女性と同じで、恋人にたまにしか会えない状況は寂しいと感じます。 離れて暮らすと、相手の異性関係が気になります。
こうした思いを素直に口に出して相手に訴えたり、友人などに相談したりする男性は少数派です。 ネガティブな感情は誰にも話せずに心の中に鬱積していきます。
彼氏の気持ちが冷めていくのは、こうした不快な気持ちからの回避という一面もあります。 彼女のことを考えないようにしているうちに、彼女がそばに居ない状態に慣れ、それが自然になってしまうかもしれません。
このような自然消滅的な破局を避けるためには、定期的に連絡を取り合うこと、素直に互いの気持ちを伝え合うことがとても大切になります。
自分の時間が持てて嬉しい
遠距離恋愛を乗り越えられるか破局で終わるかは、遠距離恋愛になる前に2人が育んだ絆の強さに左右されます。 彼女の束縛が激しかった場合、遠距離恋愛になったことで、厳しい監視の目から解放されてスッキリしたと感じる彼氏もいます。
一方的に彼女から寄りかかられていた彼氏の場合も、遠距離になったことで自分の自由になる時間が増えて嬉しいと感じることも。
彼氏の気持ちが「遠距離になってむしろ嬉しい」などとならないためには、互いに支え合い、信頼し合う関係を構築しておくことがとても大切になります。
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