遠距離恋愛は、なかなか継続が難しい恋愛のひとつ。 思ったように会えないことで不満が募りやすくなることから、長続きしにくいといわれています。
特に、彼氏からの連絡が途切れてしまった場合、女性はとてつもない不安に襲われることでしょう。
今回は、遠距離恋愛中に連絡が来ない彼氏の心理を解説。 彼氏の一挙一動に振り回されないために女性がおさえておくべきポイントや、彼氏から連絡が来ないときの対処法を探っていきます。
遠距離恋愛が難しい理由
遠距離恋愛が難しいといわれるには、いくつかの理由があります。
これは、物理的な距離の問題が生まれたからこそ生じる、男女の心の持ち方の問題。 実は近くにいたとしても起こりうる問題が、遠距離になったことで表面化しただけに過ぎません。
ここでは、遠距離恋愛で起こる変化と、そこにともなう心の問題を紹介します。
会えない不安に襲われがち
相手と会えるのが当たり前の恋愛ばかりしてきた女性の場合、遠距離での恋愛は「会えないこと」そのものに不安を感じてしまうことでしょう。
これは、男性と「会うこと」によって安心感を得ていたから。 依存的な女性に多い心理で、ひとりでいることに耐えられず、常にそばに人がいないと落ち着かなくなるから起こります。
この場合、会えない不安に耐えきれず彼に過剰に連絡をして疎ましく思われてしまったり、会える異性に気持ちを移したりして破局してしまいます。
疑念や束縛が強くなる
依存的な女性は、そもそも自分に自信がありません。 自分で自分の価値を信じられていないので、他人からの好意で自信を持とうとしています。
そのため、自分のことをダメな人間と思い込んでおり、「他の女性に心変わりされるかも」という不安がつきまといます。
さらに、自信がないため「もしそうなったら、彼に自分を否定されてしまう」という発想から、疑いの気持ちや束縛を強めてしまうのです。
価値観のズレが目立つ
ここでの価値観とは、優先順位のこと。
遠距離恋愛においては、お互いの優先順位がはっきりわかるようになります。
本人の中での恋愛の重要度や、恋愛への向き合い方の違いも見えてくることでしょう。 毎日の連絡よりも一度会うことを重視するのか、毎日彼女と連絡するよりも仕事にのめり込むのか…などが見えてきます。
また、「遠距離になるなら結婚しよう」「遠距離で続かないなら結婚しても無理」など、将来に対する考え方のズレも強く感じることがあります。
ひとりの時間を充実させられない
恋愛が生活の中心になってしまう恋愛依存体質の女性にありがちなのが、「ひとりの時間を充実させられない」ということ。
自立してひとりの時間を上手に過ごせる女性は、遠距離恋愛でもあまり苦痛を感じません。
しかしそうではない女性の場合は、ひとりでいてもやることがないので、毎日をつまらなく感じがち。 やがて、そばにいてくれる別の誰かを探そうとするでしょう。
ほかに好きな人ができやすい
これは単純に接触頻度の問題として、会う回数が少ない人よりも、たくさん会える人の方に好意を持ちやすいという恋愛心理があります。
遠くの会えない恋人より、身近でよく顔を合わせる異性に心惹かれてしまうことは、珍しいことではありません。
また、恋人がいないと耐えられないタイプの男女の場合は、どうしても寂しさから身近な異性に気持ちを移してしまいがちです。
相手そのものが好きかどうかより、そばにいて寂しさを埋めてくれる人と付き合いたいということでもあります。
連絡が来ない遠距離彼氏の心理
もともと連絡不精なタイプの男性のみならず、遠距離恋愛になった途端に連絡頻度が減る男性もいます。
これは、理由はなんにせよ男性にとってそのほうが都合が良いからこそ起こること。
いったい遠距離恋愛なのに彼女に連絡をしない男性にはどんな心理が働いているのでしょうか。
ほかに優先順位が高いことがある
もともと連絡をマメにする男性が、彼女への気持ちが変わっていないのに連絡をしないという場合は、ほかに優先順位の高いことが起こっていると考えられます。
最たるものは仕事でしょう。 引越しや転勤を伴う遠距離恋愛の場合は、環境に慣れようと必死な可能性も。
また、家族の事情や経済的な事情など、人に話しにくいことで気持ちの余裕がなくなっているケースもあります。
まれですが、事故や病気による急な入院も考えられます。
彼女への不満が大きくなった
遠距離恋愛中に、彼女への不満が大きくなってしまった場合には、残念ながら連絡の頻度は下がってしまうでしょう。
これは遠距離になってから、不安に駆られた彼女から過剰に連絡があったり、束縛が増してしまったりした場合に起こりやすいこと。
また、彼女との恋愛の重要度や恋愛の向き合い方に関する価値観の違いが浮き彫りになってしまい、関係を続けていく気力が減っているときに起こりがちです。
疲れている
もともと男性は、何か面倒ごとが起きたときに自分の中で整理をしたがる生き物。
疲れているときや悩んでいる時は、ひとりになりたいという人も少なくありません。
また遠距離恋愛中であっても、自分の仕事や生活で精一杯のとき、彼女が癒してくれる存在であれば男性も自ら連絡しようと思うことでしょう。
しかし、彼女の方が不安であるからといってかまってほしいオーラを全開にしていると、男性は余計に疲れてしまいます。
自然消滅を狙っている
もともと彼女に不満があった場合や、遠距離恋愛でそれが加速してしまった場合、自然消滅を狙ってわざと連絡をしない彼氏もいます。
近くにいる状態で別れを切り出すには、相当なエネルギーが必要。 離れていれば、わざわざ向き合うこともありませんし、彼女から連絡がきてもしらんぷりしていれば終われると考えています。
特に相手が依存的な彼女の場合は、こうして距離をとっていれば自然と他の男性と付き合うだろう、と思っている場合もあります。
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