あなたは、親に結婚を反対されていませんか? もしくは、これから親に結婚の話をしようとしているけれど、賛成してくれるか心配…。
親には一番に祝福されたいと思っているからこそ、反対されると辛いですよね。
基本的に親が結婚に反対するには、何らかの理由があります。 その理由はまっとうな理由もあれば、親の先入観だとか世間体が関係している場合もあるでしょう。
親がどうして結婚に反対するのか理由を知り、その解決法について考えていきましょう。 最終的には、親に認められて結婚できますように。
親に結婚を反対された理由【自分編】
親に結婚を反対されている理由が、あなたにある場合、その理由はまっとうなものが多いでしょう。 冷静に見て、今の状態では結婚を認めることができないという、親としての責任の表れとも言えます。
親に反発心を持つだけではなく、説得できるように動くことが必要です。
借金がある
借金があっても毎月返済しているとか、そのうち終わるから大丈夫だと思ってはいませんか?
基本的に、返済額が大きい上に、返済期間が長期にわたる借金がある場合、結婚に反対する親が一般的です。 賛成する親の方が珍しいですし、結婚は相手もあることですから相手のことを思って反対されていることも。
また、借金の理由についても気になるところです。 奨学金であれば仕方がないという親もいますし、奨学金でも反対する場合も。
これは親によっての考え方の違いがありますし、もしかするとあなたの親だけでなく、相手の親も反対する可能性もあると考えておいた方がいいでしょう。
借金を返済すれば結婚を認めてくれるのであれば、早めに返済することを優先させましょう。
転職クセがある
転職は悪いことばかりではありません。 ブラック企業でずっと働いて、心と体を病むよりも、転職した方がいいでしょう。
しかし、転職クセとなると話は別。 あまりにも転職回数が多い場合は、親が反対するのも当然のこと
親が反対する理由に挙げているのですから、転職の理由や期間を見て反対しているはずです。 まずは、結婚の意思は伝えたのですから、分かって貰うために今の職場で文句を言わず働き続けることです。
あなたの頑張りが分かれば、結婚を認めてくれるはずですから、そのときまでの辛抱でしょう。
バイトなど不安定な業態で働いている
バイトでも働いているから何が悪いの?と思う人もいることでしょう。 しかし、コロナ禍で露呈されましたが、バイトという立場の人は大量の雇止めが起きています。
バイトよりも少し立場が安定している契約社員でも、契約更新しないということに。
やはり、正社員が立場的に安心なのは確か。 結婚して二人の生活であれば、バイトでもどうにかなるかもしれません。 しかし、子どもが産まれたりすると話は別です。
不安定な業態で働いていることを不安に思って反対するという親は、二人のことよりも、家族が増えたときのこと、病気になったときのことなどを考えていると思われます。
生活ぶりがだらしない
親からの反対の理由が生活ぶりのだらしなさという場合、その多くが同居していてそう思わせる何かがあるのでしょう。
掃除ができないとか、だらしない、時間を守らないなど…あらゆる理由があるとは思いますが、親元を巣立つのにはまだまだというような判断と言えます。
この場合、結婚したらちゃんとするとか、頑張るというような精神論はまったく説得力がないでしょう。 まずは、今すぐに生活を改めて、変わったあなたを見て納得して貰うことが大切。
親としては、結婚生活はそんなに甘いものではないと言いたいのでしょうから。
とりあえず反対
親によっては、結婚という人生最大ともいえる決断について、とりあえず反対してみるという場合も。 これは、反対することによって、あなたがどのような行動を取るのかを見るためという場合です。
あなたがどう成長したのかを見たいという親心なので、反対の理由についても曖昧なものが多いでしょう。
また、父親のなかには、娘の結婚と聞いただけで拒絶反応を起こす人もいます
この場合は、どのような状況でもとりあえず反対するということがあるようです。 時間をかけることで納得してくれますし、周りの人が賛成してくれるように手助けしてくれるでしょう。
親に結婚を反対された理由【相手編】
親が結婚を反対する理由のトップは、相手が気に入らないなど、相手に理由がある場合です。
自分の子どもをさておいて、相手について難癖を付けるという場合もあります。 いずれにしても、親を説得するには少々ハードルが高いことは確かですよね。
第一印象が悪い
第一印象は本当に大事ですよね。 第一印象で誤解されてしまうと、その誤解を解くのにかなりの時間が掛かります。
特に、結婚相手の親となると、かなり厳しいものがあるでしょう。
すでに、第一印象が悪いということなので、それを改めて貰うには、結婚相手と親の接触機会を増やし、毎回良い印象を与えるしか方法はありません。
まずは、身だしなみ、そして挨拶。 この2点は毎回押さえておきたいポイントですよね。 第一印象が悪いというのは、そのほとんどが身だしなみ、挨拶、所作に問題があるということ。
親の前だけではなく、このような点に問題があると、あらゆる場面で損をすることが多いので、改善した方がよさそうです。
歳の差がある
歳の差婚…最近はよく聞くようになりましたが、親世代ではそう多くなかったでしょう。 あらゆるパターンの歳の差婚がありますが、男性が一回り以上年上だと歳の差があると感じる人が多く、女性の方が5歳以上年上だと歳の差があると感じるのだとか。
親からすると歳の差があることで、心配なことがあるのでしょう。 歳の差については、親によって価値観もバラバラですし、そのほかに問題がないのだとすれば、最終的には認めてくれることがほとんどです。
結婚相手の良さをアピールし、親に理解して貰うことができれば大丈夫。 親との接触回数を増やして、良さを直接理解してもらうのもいいでしょう。
離婚歴がある
結婚相手に離婚歴があるという場合、自分の子どもが初婚だと気になるのは当然のことです。 自分の子どもがまだ20代の場合は、特にその傾向が強いように感じます。
また、親自身に離婚歴がないとか、兄弟や親せきにもそういう話がない場合はハードルの高い話。 離婚歴そのものの考え方が違うからです。
親の価値観を変えることは難しいので、離婚歴なんか忘れてしまうような良い点をアピールすることや、あなたが結婚相手と一緒になることが、どれだけ幸せなのかを伝えるようにしましょう。
自分の子どもが幸せそうにしているのであれば、最終的に認めるという親がほとんどです。 演技ではなく、本当に幸せでなければ意味がありません。
子どもがいる
離婚歴とも関係がある話ですが、離婚した元妻が子どもを育てているという場合、どうしても親は反対するでしょう。
子どもがいたのに離婚するということで、離婚理由も気になりますし、養育費のことも気になります。
養育費を払っていないのであれば、親として無責任だと思われます。 もし、養育費を払っているのであれば、あなたとの子どもができたときに、生活ができるのか?ということも気になるのです。
親としては心配するのは当然のことであり、まずは現状を理解してもらうことからはじめましょう。 結果次第では親の賛成を得られないかもしれません…。
そのときは、二人で話合い、次の対策を考えましょう。
持病がある
結婚したいというような年齢であっても、持病があるという人はいますよね。 持病があるから結婚を反対される…本人に問題がない場合も多いので、納得いかないのも無理はありません。
この場合の親の反対の多くは、心配によるもの。
病気の程度をしっかり理解してもらい、仕事を続けることは可能だとか、将来的に予測されることなど伝えることが必要でしょう。 まずは、病気について現状を理解して貰う、そこからはじめた方がよさそうです。
あなたがそれでも結婚したいという固い意思があれば、親も賛成せざるを得ないというのがほとんどだと思われます。
出会いのきっかけがインターネットで遠距離
親からすると、相手との出会いがネット系というのは印象が良くないことが多いようです。
それは親世代のときになかった出会い方というのもありますし、ネットで出会うということそのものが事件や犯罪に利用されているのが多いので、いまひとつ信用できないのでしょう。
このように思うのは仕方のないことであり、ネット系を理解して貰うのは難しそう。 相手の人をしっかり理解して貰うことに気持ちを傾けた方がよさそうです。
別に問題のある出会い方というわけではありませんし、相手のことを理解して貰えれば、反対されるのも長期化することはないはずです。
国籍が異なる
最近は外国人と結婚する人も増えて来ていますが、親としてはまさか?という思いがあるのでしょう。 結婚相手が日本人ではないとしても、コミュニケーション能力が高ければ、賛成してくれることもあるはず。
しかし、あなたが結婚相手の国で暮らすというような場合は、反対するのも長期化する可能性があります。 特にあなたが一人っ子の場合は、賛成を得るにはあらゆる条件が課されることになるはず。
国籍が日本ではないと言っても、そのバックグラウンドが重要ですよね。 外国人と言っても、それを一括りにもできないのが現状です。
収入格差
最近は、夫婦間の収入格差というのも多様化していますよね。 親世代は、父親が働いて母親は専業主婦もしくはパート勤務ということがほとんどであり、父親も正社員がほとんどでした。
今は女性も活躍する時代なので、女性の方が稼いでいるという場合もありますし、正社員ではなく、契約社員だとかフリーで仕事をしているという人も増えています。
あなたの親が収入格差で反対するのであれば、相手の方の収入が少ないという理由がほとんどかと思われます。 それでも構わないと思わせる何かをアピールするか、相手が将来的にどういう伸びしろを持っているかを説明すると良さそうです。
一人っ子
最近は一人っ子も増えて来ていますよね。 一人っ子ということで結婚を反対される場合は、双方が一人っ子である場合、もしくは親の世話などが重くのしかかって来ることに対する心配から来ていることがほとんどです。
相手の性格や職業などで反対されているわけではないので、親の心配が基本にあり、説得するのはそう難しいことではないでしょう。
では、きょうだいがいればそれでいいのか?という話にもなりますが、そのきょうだいがしっかり働いていなかったりすれば、そのことで結婚を反対されることもあるわけです。
心配させないように、親に伝えていくことが大切であり、親も最終的には賛成してくれるはずですよ。
学歴格差
親としては同じくらいの学歴の相手との結婚がふさわしいと思っている場合がほとんどです。 女性よりも男性が高学歴であれば親の反対はないのですが、女性の方が高学歴の場合は反対する場合もあるでしょう。
確かに子育てをするときに、同じような学歴で育った者同士の方が、意見も一致しやすいでしょう。 今は女性でも高学歴の人が増えているので、親の世代ではあまりなかった問題のひとつです。
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