教員が結婚後に抱える問題点
女性教員が実際に結婚した後に、想定される問題点について紹介しましょう。 これを知っておくと、問題が起きたときに対処しやすくなりますし、ある程度の心構えもできるはずです。
教員同士の場合は、双方に異動となった場合にあらゆる問題が･･･
公務員の教員という場合に避けて通れないのが、異動です。 自宅から通勤するのは難しい場所への異動もあるので、双方が異動となった場合に子どものことや家をどうするかなどの問題が出てきます。
夫婦で力を合わせて乗り超えていけることが一番ですが、この場合はどちらかの親に甘えましょう。 特に子育てに関しては、大勢で育てる方が愛情面で満たされると言われています。
教員にありがちな責任感の強さも、この問題では誰かを頼るというスタンスに切り替えましょう。
お互いに忙しいので家事の分担でトラブルになりやすい
教員という仕事は女性だから補佐的な仕事でよいということはない職業です。 ですから、男性同様に責任もありますし、収入も男女関係ありません。
それだけの結果が求められる職業といえますし、責任も当然のことながらあります。 仕事に関して適度に手を抜くのが難しいため、夫婦間のトラブルになりそうなのは、どうしても家事の分担ということになるでしょう。
夫婦共に仕事を家に持ち帰ることもありますし、その場合どうしても家事は後回しに。 この際、分担することを止めて、外注してみるのもひとつの方法でしょう。 何事も自分たちでやり抜こうとせずに、割り切ってお金で頼むことは悪いことではありません。
教育職ということもあり、子どもの教育に熱心な点がぶつかり合うことが多い
教員の子どもさんは優秀なことが多いのですが、その反面、夫婦間で子どもの教育に関して、ぶつかり合うことが多いとか。 熱心さゆえにぶつかるのですから、どちらも引けないという場合もあります。
中学受験からはじまり、自分たちが働いている公立学校にするのか、私立学校にするのかということで、まずは大きなぶつかり合いが起きるとか。 お互いに考え方が一緒であれば、教育熱心で気の合う夫婦となりますが、選択肢が多様化していると簡単にはいかないようです。
教育に関する情報も多く持っているため、問題を難しくさせてしまいますよね。
子どもの行事に参加できないことも多い
自分の子どもの学校行事に参加することができないということがあります。 たとえば、入学式や卒業式、参観日などです。 勤務先の学校の行事を優先させることが多いため、担任をしているクラスの卒業式があるというようなことがあれば、どうしても勤務先優先でしょう。
最近では、このようなことに配慮してクラス担任を任せてくれることも増えて来ていると聞きます。 そのような配慮をしてもらえる学校に勤務しているのであれば、どうにかなるでしょう。 我が子が小中学校を卒業するまでは大変かもしれませんね。
結婚相手との出会いがない場合はどうしているか？
教員は職場くらいしか出会いがないことが多く、運よく職場で出会いがあれば結婚につながることが多いです。 しかし、それが無理だという場合は、どのような方法で出会うのでしょうか。 実際に女性教員が利用している方法を見ていくことにしましょう。
マッチングアプリを利用する
ここ数年話題になっているのが、マッチングアプリです。 スマホひとつで簡単に登録ができ、多くの男女の出会いの場となっています。
マッチングアプリの数はかなりあるので、自分の属性に合わせたものを利用するようにしましょう。 あなたが20代の女性であれば、そのくらいの年齢層向けだったり、会員の多くが20代だったりするマッチングアプリです。
会費については女性が無料で登録できるところも多く、会費が必要といっても数千円程度。 毎月契約を半年契約などにすると、割安で利用できるアプリもあります。
ただし、結婚まで急ぎたいのであれば、やや不向きかもしれません。 とりあえず出会いたいのであれば、利用する価値はあるでしょう。
婚活パーティーに参加する
婚活パーティーも人気がありますよね。 婚活パーティーは基本的に結婚を視野に入れた目的で行われることが多いので、本気度はやや高め。
開催される婚活パーティーにも種類があり、男性側のスペックが限定されていることも多いです。 たとえば、医師限定だとか、年収や学歴に制限があるなど…。
自分が求めている条件に合致した相手に一度でたくさん知り合えるという点では効率的ですよね。 信頼できる婚活パーティーに参加することがポイントです。
結婚相談所やお見合いを利用する
より早く、安心して結婚のための出会いを探したいのであれば、結婚相談所やお見合いを利用するのがベストでしょう。
この場合は、結婚相談所の場合はそれ相当な費用も必要ですし、男性側はさらに高い費用を払っていることも。 費用が発生するからこそ、本気の人しか集まらないというメリットがあります。
さらに、今では少なくなって来ましたが、お見合いをするという方法もあります。 これは、親戚で顔の広い方に相談すると、とんとん拍子にセッティングしてくれることが多いです。
一生独身という選択肢もあり
多様な生き方が認められている現代だからこそ、一生独身という選択肢もありのように思われます。 教員という職業は、経済的にも安定していますし、仕事の重要性・やりがいに関しても問題はありません。
また、教員の仕事をして良かったと思うのは、ある程度歳を取ってからだとか。 教え子が増えていくなかで、顔を見せにきてくれる生徒が増えていくことが、教員をして良かったと思えることと耳にします。
会社員の場合は、その会社を退職すれば、人との関りもお付き合いもなくなっていくもの。 教員の場合は増えていくので、歳を取ったときの楽しみも広がることでしょう。
教員の結婚のメリット・デメリットを知って将来を考えよう
教員の結婚にはメリットもデメリットもありますよね。 教員同士の場合、教員と会社員の場合など、組み合わせによって夫婦の形は変わって来るものとは思いますが、想定される問題を事前に知っておくと、かなり違います。
やりがいのある仕事をしながら、幸せな結婚も手に入れる。 家事や子育てに関しては、自分たちで抱え込もうとせずに、周りに助けて貰ったり、サービスを利用したりして乗り切っていきましょう。
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