18歳という年齢は子どもでもあり、大人でもある微妙な年齢。 あらゆる権利が20歳から18歳に変わっていますが、この年齢になると結婚することも可能です。 結婚すると、世間からは大人として認知されますし、年齢関係なく社会的責任が重くなるでしょう。
恋する二人にとって18歳での結婚は少し早いかな…くらいの感覚かもしれませんが、親からすると早いと思われてしまうでしょう。 しかし、恋愛の本気度というのは年齢ではかることはできませんよね。
2022年の法改正により、婚姻年齢が男女共に18歳に変更されることが決まりました。 こちらも併せて紹介します。
18歳で結婚!そのメリットとデメリットとは?
18歳になれば日本では結婚できます。 実際には18歳で結婚している人はかなり少なく、多くが学生をしており、社会人1年生として活躍している場合も。
それでも18歳で結婚することにはメリットもありますし、デメリットも存在するものです。
日本では何歳になったら結婚できる?
現在の日本では、女性が16歳、男性が18歳になれば結婚できるようになっています。 ただし、未成年ということもあり、親の承諾が必要です。 もし、片親という場合は片方の親の承諾があればよいということになっています。
しかし、2022年の法改正で、男女共に18歳にならないと、結婚できなくなります。 これは、16歳17歳の女性が結婚することはかなり少ない上に、高校進学率が98%を超えていることも要因だとか。
ここ数年であらゆる権利の年齢が18歳に変わって来ていますよね。 成人というと20歳というイメージでしたが、法的には18歳という印象が強くなっています。
18歳の結婚のメリット
18歳で結婚することのメリットといえば、早く子どもを持てば子育てが早く終わるということでしょう。 40代で孫を連れていると、ママと間違えられるということもあるでしょう。
日本では晩婚化が進んでいることもあり、妊娠しにくいという不妊症に悩まされている人も多いです。 一般的に妊娠しやすい年齢というのは、20歳から32歳と言われていますが、32歳を超えて結婚する人も多くなっています。
もちろん、若い年齢で結婚しても、子どもに恵まれないという人もいます。 一概には言いきれませんが、傾向として子どもに恵まれやすいでしょう。
18歳の結婚のデメリット
多くの親が18歳の結婚を反対するのはデメリットが多いからです。 一般的に18歳といえば、学生をしている場合がほとんど。 高卒で就職して、社会人1年生という場合もあるでしょう。
やはり、経済的に厳しいことが一番大きなデメリットかもしれません。 結婚するとどうしてもお金が掛かり、30歳くらいで結婚した人も経済的に苦しいと言っているくらいですから。
また、周りの友達が遊んでいるときに、自由にお金も使えずに、仕事や家事、子育てに追われることで、温度差を感じるということはあるはずです。 その結果、離婚ということになってしまう夫婦が多いこともデメリットのひとつでしょう。
18歳で結婚するには覚悟しなければならないことがたくさん!
多くの人が結婚をしていない18歳という年齢で結婚することは、相当な覚悟が必要。 好きな人とずっと一緒にいられるという喜びだけでは乗り超えられるのでしょうか。 あらかじめ覚悟しなければならないことを知っておくと、心構えも違ってくるはずです。
遊べない
人生のうちで一番遊べる年齢というのが、18歳~22歳くらいまででしょう。 多くが学生をしており、一人暮らしをしたり、学びたいことを学んだりできる年齢。 いわゆる、自分のことだけ考えられるという自由な年代です。
この時期にほとんど遊べずに、18歳で結婚するということは家事と子育てに追われるということになるでしょう。 どうしても、それまでの友達との会話も噛み合わなくなりますし、単純に羨ましいと思ってしまうこともあるかもしれません。
遊べなくてもいい、家庭を持つことの方が自分にとって幸せだと言い切れるのであれば問題ないでしょう。
金銭的に厳しい状態でも乗り超えていけるか
18歳という年齢は正社員で就職してもお給料がまだ少ない時期。 ひとり暮らしをしている未婚の人でも苦しい頃でしょう。 もし、子どもができたとすれば、そのことにもお金が掛かりますよね。
親と同居している場合もあるかもしれませんが、親をあてにしてずっと生活するわけにもいかないでしょう。
まだまだ若いこともあって、物欲もかなりある年代だと思われます。 そのときに、金銭的に厳しくても、家族のことを思って乗り超えていけるかということが問われます。
18歳だからこそできることを諦めることができるか
18歳という年齢は、あらゆる可能性を秘めている年齢ですよね。 たくさん勉強したり、資格を取ったり、留学したり…自分の可能性にかけて、どうにでも頑張れる年齢です。
将来の夢に向かって、努力のしがいのある時期でしょう。
そのような自分の可能性を試せる時期に、家事や子育てに追われることはできますか? 子どもが産まれたら、自分のことは二の次になることに耐えられるかどうか考えてみましょう。
自分のことは後回しにできるか
世の中の18歳という年齢は、おしゃれをして友達や彼氏と楽しく過ごしている印象が強いですよね。 結婚していると、全くそのようなことができないというわけではありませんが、厳しいものがあります。
時間的にも経済的にも自由が少なくなることが予想されるわけです。 子どもがいれば、子ども中心に生活していくのが当たり前となるので、それを受け入れることができるでしょうか。
親の反対にあいやすい
18歳で結婚するというとき、すぐに賛成する親は少ないでしょう。 それは、18歳という年齢で結婚する人も少ないですし、さまざまな問題を乗り越えていくことができるか心配だからです。
親としては、何も18歳で結婚しなくてもいいのでは?というのが本音でしょう。 18歳だから、慌てて結婚する年齢でもないと思っているはずです。
18歳で結婚する場合は、親の承諾がないとできないことになっています。 勝手に婚姻届を出して、親に後で報告というわけにはいきません。 自分たちが納得していればいいというのはきれいごとであり、やはり親には賛成してもらうことが必要です。
人生の大事な選択がしっかりできるか
18歳で結婚しても、ひとつの家庭を作るのですから責任があります。 いわゆる○○家ということで、家族単位で見られることになりますし、そこに18歳という年齢は考慮されません。
ひとりではなく、家族があるということで寂しさはないでしょう。 しかし、社会的な責任はあることから、大人扱いをされます ○○さんの奥さん、○○ちゃんのママというような立ち位置で、恥ずかしくない行動も求められ、人生において大事な選択を迫られることも出てくるでしょう。
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