誰かを一途に好きでいられるのは素敵です。
だけどちょっと待って! ひょっとして、その人を想いすぎて好きから執着に変わってない?
一途な恋心はポジティブですが、執着している状態はとてもネガティブ。
好きだと信じ込んでいて、気持ちが執着に変わっているのに気付けない人も少なくありません。 執着は、健全な恋心ではないのです。
忘れることができない好きな人をいつまでも追い求めるのは気力も体力も消耗します。 その執着を捨てて、本当に幸せになりましょう!
恋愛に執着する理由は?執着を手放すために自分の気持ちを知ろう
どれだけ追い求めても振り向いてくれない、とても辛い気持ちですよね。 何とか好きになってもらおうと追いかけている途中で恋心から執着に変わっていることも。
なぜ、恋愛に執着してしまっているのか、その理由と向き合ってみましょう。
片思いで目的がわからなくなった
長く片思いをしていると、好きかどうかよりも付き合うことにゴールに設定してしまいます。 片思いで追いかけている努力している自分を心地よくよく感じている状態です。
片思いしている自分が好きなので、果たして本当に好きなのかと聞かれたら明確な答えが出ないことがあります。 相手のどんなところを好きなのか、今となってはわからないなんてことも。
片思いの状態に執着していて、めでたくお付き合いができたら、急に冷めてしまうことも少なくありません。 思い続けている人がいるなら、なぜ好きなのかを思い返してみると恋心か執着か見極めることができるのです。
恋愛に依存しているから
人生において恋愛の比重が大きすぎて恋愛そのものに依存していると執着しやすくなります。
仕事や趣味よりも、ライフバランスが大幅に恋愛に偏っていると陥りやすい状態です。 少しでも時間ができると恋愛のことばかり考えてしまいます。
恋愛依存は他の依存に比べて軽視されやすいのですが心は極めてケアが必要な状態です。
恋愛に依存する人は、幼少期に寂しい想いをした人が多いとされます。 愛情に執着してしまうのです。
自分自身と向き合うことが大切ですので、まずは恋愛に依存していることを認めましょう。 そして、恋愛以外に没頭できる健全な趣味を見つけることが大切です。
自分の幸せが1番だから
何かに執着してしまうのは、自分を満足させたいからです。 相手を好き、相手を追いかけるのは自分のためであって、相手のためではありません。
本来、恋愛は2人で歩んでいくことなのですが、執着する人は自己中心的な考えと行動をします。
相手が「NO」と言っているのに受け入れられず、追い求めます。 相手の気持ちは無視した状態です。
恋愛が上手くいく人は、相手の気持ちを尊重できています。 まずは相手がNOと言っていることを受け止めましょう。
受け止めることで、自分がどう行動すれば良いかもみえてきます。 冷静な状態で恋を続けていれば、振り向いてくれる可能性が出てくるのです。
どうして執着を手放せないの?恋愛に執着する人の心理と特徴
執着している状態は、執着している本人もつらいもの。 相手を好きなのだけど、気持ちはいつも暗くなっています。
それでも執着してしまうのは、どんな心理状態なのでしょうか。 執着を手放せないでいる人の心理状態なのか、性格の特徴をみていきます。
自分に自信がない
執着心の強い人は自分に自信がありません。 自信がないので、自分の価値を高めてくれる相手に依存します。
愛される価値がない、自分なんて恋愛できない、と自分を卑下しているので、恋愛できそうな人がいると放したくないのです。 誰かと一緒にいることで、自分には存在価値があるとやっと信じることができます。
誰だって愛される価値があるのは当然です。 ところが、幼少期の愛情不足や恋愛でのトラウマが原因で、愛し方、愛され方がわからなくなっています。
相手に執着してしまうのは、自信がなくて常に相手の関係が不安だからなのです。
独占欲が強い
人や物に対して独占欲が強い人は、同様に執着心も強いとされます。 とにかく失うことが怖いのです。
執着心の強い人と付き合うと、飲み会の禁止や自分以外の異性と会うことを禁止することも少なくありません。
これは、強い恐怖心からでた防衛策。 常に自分が愛されたいので、他の異性がいる場に行かせたくないのです。
独占欲が強い人は思い込みが激しい特徴もあります。
相手の何気ない行動で一喜一憂するので心が休まりません。 心が不安定なので、執着なのか恋なのかも判断できにくいのです。
過去にしがみついている
過去の楽しかった瞬間にしがみついているのも執着する人の特徴。
記憶力が良いとも言えますが、良いことだけでなく寂しいことも思い出して落ち込んでしまうので良いことばかりではありません。
楽しい瞬間を想い出しては、今は楽しいできごとがもうない事実に落ち込みます。 元彼をなかなか忘れられず執着する人はこのパターンがほとんど。
そして、傷ついたことも回想して長く落ち込むことも。 自らネガティブな思考に陥ってしまいます。
過ぎ去ったことは戻せません。 楽しかった感情だけを持って、前に進みましょう。
見返りを求める
執着心を求める人は、行動に見返りを求めます。 これだけして「あげた」、と恩着せがましく考えてしまう癖があるのです。
これって、常に下心で動いているので単なる親切心ではありません。
本当に親切な人は見返りなんて期待せず心から行動する優しい人。 ところが、執着する人は喜んでもらいたい気持ちより、これをしたらこう返ってくる、と打算的な考えが勝ります。
人に喜んでほしい気持ちは恋愛も同じ。 この気持ちが欠如しているので、相手の世合わせよりも自分の幸せを優先してしまうのです。
感情的になりやすい
執着を手放せない人は、感情のコントロールが苦手。 感じたままに行動し、喜怒哀楽に自分で自分を振り回しています。
相手が「NO」と言っているのに受け入れられず心のままに突っ走るのはまさに感情的です。 冷静に、相手から拒まれたことも、寂しい気持ちをコントロールすることもできません。
結果、相手に執着して追いまわしたり、ずっと寂しい気持ちのまま毎日を過ごしたりすることに。
不安に振り回されるのは疲れます。 感情をコントロールするには、何に不安なのか深堀するのが大切です。
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