今では当たり前となっている「でき婚」。 男前で有名なキムタクもでき婚であることをご存知でしょうか? 多くの人が驚き、またこのことがきっかけで、でき婚がいい意味で世の中に浸透したことでしょう。
多くのカップルができ婚に至る理由を知りたくありませんか? まだまだ風当たりの強いところもあるでき婚ですが、はたして既婚したカップルは本当に幸せなのでしょうか? 今回はそんなでき婚に関するデータをもとに、男性の本音を紹介していきます。
でき婚後の後悔はある?男性と女性で結婚率と離婚率からわかること
ここからは、でき婚の割合とでき婚から離婚に至る割合を紹介していきます。 この項目を参考に、でき婚から世の中の様子を知ることができます。 では一体、世の中の流れとでき婚の背景にはどのような関係があるのでしょうか?
ここからは、でき婚の背景からわかることを読み取っていきましょう。
できちゃった結婚の割合ってどれくらい?
そもそも、日本のでき婚の割合は25%程度となっていると言われています。 一方で、8割近くの人が「でき婚に賛成できない」といった気持ちがあるそうです。 また多くのカップルは、不景気の影響からか結婚に慎重になっていることもあり、でき婚に関してやや冷ややかな視線になっているところも。
しかし、なかには妊娠することで、結婚するきっかけを作りたいカップルもいることから、必ずしも後悔しているわけではないと言えるのです。 長年付き合っていたカップルは、結婚するきっかけがなく、妊娠をきっかけに結婚に踏み切ることができるのです。
必ずしも、妊娠を無計画に行ったのではなく、結婚へのきっかけがなかったカップルにとっては、結婚と同時に子どもを授かることができるといった喜びも2倍になることもあるのです。
できちゃった結婚の離婚率はどれくらい?
普通の結婚に比べて離婚率は高いと言えそうです。 なんと、5割近くのカップルができ婚から離婚に至っているといったデータもあるようで、でき婚に至った場合の男性の心理は「遊び」のつもりだった、なんてこともあるようです。 「ワンちゃん」といった言葉が流行していたように、一日限りの関係や本気ではなく体の関係だけで終わるつもりだったことも。
カップルの全体の約2割ができ婚に至り、またその中でも半分近くのカップルが離婚に至っていると言う背景にはどのようなことが原因になっているのでしょうか?
でき婚の結婚率、離婚率からわかること
女性側のでき婚に一番多い年齢は、10~24歳と10代後半から20代半ばが多いとされています。 さらに2014年の時点で、10代の母親の85.7%、20代前半(20~24歳)の64.8%がデキ婚と言うデータも。 20代後半(25~29歳)も25.1%と、じつに4人に1人がデキ婚だったようです。
緩やかに減少傾向にはあるものの、若い世代の女性に多いでき婚。 さらに30代にも1割程度でき婚カップルがいることから、結婚するきっかけがないカップルにもでき婚の傾向がある様子です。 さらに長い同棲生活から妊娠に気づき籍を入れるカップルの場合、でき婚とは言いにくいと言えるのではないでしょうか?
同棲している時点で内縁関係になっているカップルもいるため、これらを含めると隠れでき婚の数は増えるのではないかと予想されています。
でき婚で後悔している男性の本音と心理
ここからは、でき婚で後悔している男性の本音を紹介していきます。 でき婚になったことで、男性はどのように感じているのでしょうか? こちらの項目では、そんな男性ができ婚に至ったルーツやでき婚して分かったことなどを詳細にまとめています。
男性のでき婚に対する本音を知ることで、よりでき婚に対する見方がかわることも。 でき婚男性の心の中を覗いて、ぜひ、参考にしていきましょう。
避妊の認識が甘かった
1回の性行為で「妊娠しないと思っていた。」また、「子どもができてもいいと思っていた。」などといった意見も。 日本の性教育は積極的ではなく、まだ閉鎖的な部分もあります。 そのため間違った性への受け止めなどもあり、でき婚に至ってしまうことがあります。
さらに、一夜だけの関係を持った女性の中には、相手の連絡先を聞かずに別れてしまい、未婚の母になるといった女性もいるようです。 避妊に対して、射精を外で行えば妊娠することはないなどといった甘い認識が、でき婚につながることも。 100%や、絶対などといったことはありません。
相手のことを知らないうちに結婚に至った
相手の女性を深く知る時間が短い中での結婚だったので、結婚に対して不安しかないといった意見も。 また、でき婚の多くは、知り合ってからも間もない場合、ほとんど相手のことを知らずに結婚に至ることも多いようですね。
このようなことから、結婚に対して不安になることも多く、結婚生活が上手くいくのか?といった不安もあるようです。
できれば、順番を守りたかった
8割近くの人は「でき婚を避けたい」と感じている中、出来れば「順番を守りたい」と思っている男性も少なくありません。 さらにでき婚に対する世間的なことや周りの反応から、そう思うこともあるようです。 ここでの順番とは、結婚してから子どもができるといった順を意味しますが、順番を守れなかったことで、責任感の有無や、夫婦間の問題に加えて親としてきちんとやっていけるのか?などといった気持ちが定まっていないことも。
さらに、でき婚になった場合、自ら父親になりたい気持ちから子どもを授かったわけでなく、義務的な気持ちから結婚を承諾したといった男性の意見もあるようです。
結婚準備ができていない
でき婚をすると、計画的な妊娠ではないことから結婚準備ができていないことが、ケンカの原因になることも。 また、貯金などもないことから住むところにも困ったなどといった意見もあるようです。 どちらかが一人暮らしをしていれば、どちらかの家へ住むといったことが一般的のようですが、お互いに実家暮らしなら、夫の実家で一緒に暮らすこともあります。
さらに、結婚するにあたりお互いの両親に報告しに挨拶へ行くときも、でき婚と言う事実を伝えにくいことがあるそうです。 その理由には、予想もしなかった妊娠であることに加え、結婚資金などの準備もないこと、さらにこの先も計画ではなく勢い的なところがあるため、相手の親にも心配されてしまう、といった内容です。
心の準備ができていない
でき婚になることで、あらためて結婚に対する気持ちと向き合わなければなりません。 男性側の気持ちとしては、「自分は親になれるのか?」「お金がないのに、出産資金をどうする?」「一緒に暮らしてく自信はあるのか?」「夫・父親になる気持ちになれていない…」などといった意見もあるようです。
でき婚に対しての男性側の意見として、自分自身の心が、親になること・結婚することに対して自信を持てないと同時に、まだまだ遊びたい気持ちが残っていることも要因にあるようです。
両親にでき婚の報告へ行くのが気まずかった
結婚の報告をしに双方の親にあいさつへ行くとき、「でき婚の報告を互いの両親に伝えることが気まずかった。」なんて意見も。 奥さんになる両親の年代が50代~60代なら、「でき婚」といったことに、前向きにとらえられないことがあります。 近所や周りの目が気になる事もあり、「世間体が気になる」といった意見もあるようです。
それに加え、結婚資金も無ければ計画性も感じられないなんて受け取られてしまうと、娘やお腹の子どものことも、とても心配になることでしょう。 そんなことから心の準備もできていないままに、両親へあいさつに行けないといった弱気の意見もあるようです。
まだ結婚したい気持ちになれない
女性側が結婚したい気持ちがあっても、男性側は「まだ、遊びたい」といった気持ちの温度差があることも。 多くの場合、女性が結婚したい気持ちになることに比べ、同年代の男性の意見としては「結婚は遅くてもいい」と思う人も少なくないようです。
そのため、いざでき婚を目前にすると、「まだ、周りが結婚していないせいか、遊びたい。」「結婚して落ち着きたくない。」「家庭に縛られたくない」といった意見もあるようです。
正直、自覚が持てない
男性は妊娠するわけでもなく、体に変化が起こるわけでもありません。 そのため、子どもができる自覚や結婚するという自覚が少ないことがあります。 しかし、女性の場合、妊娠したことでつわりやお腹のふくらみといった、体に変化が訪れます。
男性は、女性の体の変化をそばで見ている、気にする、協力するといったくらいしかできないので、大きく自覚を持つことができないことも。 多くの男性の場合、「出産後にやっと親としての自覚が芽生えた。」などといった意見もあるようですので、でき婚に対して、親になるという自覚を持ちにくい環境かもしれません。
本当に自分の子どもかが気になる
相手のことをよく知らないことから、でき婚する相手の女性に疑問を抱くこともあります。 たとえば、「自分以外にも男性と関係をもっていたら、自分の子ではないかも?」と思うことも。 一晩限りの相手だった場合、自分以外の男性にも同じように行っていないか?などと心配になるようです。
また、不特定多数の男性と関係を持っていると知っている女性を妊娠させてしまったことで、「自分のこどもか?」と疑ってしまうところも。 でき婚とはいえ、自分以外の男性と関係をもっている女性を信じることができないといった意見もあるようです。
もっと遊びたかった
若いうちのでき婚は、とくにもっと遊びたいといった気持ちが強くなることでしょう。 一言に「遊びたい」と言っても、友達と遊ぶことや、一人の女性に縛られずさまざまな女性と恋をしたいと思っていることもあることでしょう。 さらに、このようなタイプの男性の場合、周りの友達が結婚していることも少なく、まだまだ遊び盛りといった印象を受けることもあります。
でき婚と言う話になっても、なかなか前向きに考えることができず、「結婚は墓場だ。」なんて言い出す男性もいるとか?
他に気になる女性がいる
気になる女性がいたにもかかわらず、他の女性と関係を持ってしまい、相手の女性を妊娠させてしまった場合。 でき婚を前向きに考えることができずに、後悔していることでしょう。 このようなケースでは、離婚に至るケースも少なくありません。
また最悪のケースでは、行方をくらます男性もいるようです。
自分が父親になれるか、不安
「自分は、まだ幼い」と感じる場合や、自己肯定感が低い男性の場合、自分が本当に父親になれるのか?不安に感じることも多いようです。 ある日、突然「あなたが父親です。」と言われるだけでは実感が湧かず、突然の出来事と未知の領域に不安を感じているのかもしれません。 また、子どもをとりわけ好きなわけでもないことから、父親になる自信がないことも。
たとえば身近にいる友達が子育てに苦労している姿を見たり、うまくいっていない家族の姿を見ている場合、より不安を感じてしまうこともあります。 さらに、男性自身が幼少のころに、家族のいい思い出がない場合、両親との仲が良く無い場合などにも不安を感じるようですね。
離婚するんじゃないかと感じる
でき婚の場合、夫婦2人の価値観が合うのか?わからないままの結婚も多いことから、離婚に至るケースも少なくありません。 そのため、離婚することを心配しているようです。 勢いで結婚したものの、その後離婚に至ってしまうことで周りからのヤジや、世間体を気にしてしまうこともあるのです。
とくにでき婚することで、親から反対されたり親子の仲が悪くなったりする場合、注意が必要です。 離婚になってしまうことで、男性自身が帰る場所がないと感じてしまうので、不安も倍増してしまうでしょう。 さらに「離婚してしまう」と不安に感じる要因に、世間体を気にしてしまうところもあります。
潜在意識の中で、離婚することにより社会的に「失敗した」と思われることを不安に感じていることも。
子ども中心の生活に不安
これまで、自分ひとりの生活に慣れていることから、自分以外の誰かの生活が中心になることに不安を感じているようです。 そんな気持ちで過ごしてしまうと、そのことが原因でストレスになることも。 今までは自分が時間やお金を自由に使えることが当たり前だった生活が、一変し子どもや家族の生活が中心となる生活になります。
そのため、すべてが子ども中心の生活になることに、耐えられないと感じているようです。 このようなケースでは、まだ結婚できる気持ちになれないことから、結婚生活自体を不満に思う傾向も強くなるようです。
親との関係がぎくしゃくしている
でき婚したことから、両親とぎくしゃくしていると感じてしまうケースも少なくありません。 とくに、厳しい家庭や世間体を気にするような両親なら、でき婚に賛成することは難しいと言えるでしょう。 さらにでき婚することで、より親子の関係が悪化してしまうことも。
でき婚がきっかけで、親との確執ができることや、相手の両親ができ婚に不賛成なら、相手の親とも気まずい関係になってしまうことがあります。 気を遣う男性なら、とくに女性側の両親とぎくしゃくしてしまうことで、結婚生活に自信を持てなくなってしまうことでしょう。 最悪、離婚に至るケースもあるようです。
金銭的な余裕を得られない
もともと金銭的に余裕がない場合、さらに金銭的に余裕を得られないことが予想されます。 また実際に金銭的に余裕がないケースも。 金銭的な余裕がない場合、とくに夫婦間でも喧嘩になりやすく、経済的な苦しみから精神的な苦しみになってしまうことも少なくありません。
金銭的に余裕がなければ、気持ちも小さくなってしまい、苦しさやストレスを感じやすくなります。 金銭的な余裕は、気持ちの余裕につながります。 若くしてでき婚したカップルの多くは、金銭的な余裕を得られず、苦労していることも少なくないようです。
他にもっと素敵な女性と結婚できたかも?
でき婚でなければ、もっと他に素敵な女性と結婚できていたかも?なんて考える男性も。 また、まだまだたくさんの女性と知り合い、恋愛を楽しみたいと思う気持ちから、でき婚に前向きになれないようです。 さらに、このような気持ちが強いまま結婚してしまうことで、結婚してからも落ち着きがなく、奥さんは女性関係で悩むこともあるようです。
また、もっと素敵な女性を追い求める男性は、結婚してからも落ち着きにくいところがあり、常に素敵な女性を探してしまう傾向があるようです。
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