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モラハラ彼氏との別れ方とは?別れられない心理や治りにくい理由も解説

モラハラ彼氏との別れ方とは?別れられない心理や治りにくい理由も解説

カップル

彼氏がモラハラをする理由とは

男性

それでは、なぜモラハラ加害者はモラハラをするようになったのでしょうか。

そこには本人にもコントロールできない、複雑な生い立ちが隠れていることが多いようです。

ここでは、モラハラをする人がモラハラをせざるを得ない理由を解説します。

幼少期に虐待や育児放棄を経験している

幼少期に虐待や育児放棄を経験している男性は、モラハラをする傾向があります。 これは、その男性にとって「自分を守れるのは自分だけ」と学習した結果からくるようです。

本来であれば、親との健全な関係において、人への信頼が育っていきます。

しかし、どんなときも味方であるはずの親が自分を虐待したり育児放棄したりする経験を持った男性は、「親でさえも信頼できない」という感覚が身についてしまうのです。

そのため、根本に人間不信を抱え、自分を傷つける可能性がある相手に対しては「自己防衛のための攻撃」という手段をとってしまうのです。

トラウマから過剰防衛している

これは特に、幼少期の親との関係性の中で培われる部分ではありますが、トラウマから自己防衛するというのもモラハラの動機のひとつです。

トラウマというのは、傷つけられた体験もひとつ。

相手からすると決して傷つけるつもりや攻撃するつもりがないことでも、本人が過去の体験から「同じように傷つけられるかもしれない」という場面に遭遇すると、自分が傷つくことから身を守ろうとします。

その防衛行動のひとつが、相手への過剰なほどの攻撃なのです。 恐怖からくる行動といえるでしょう。

家庭環境が不安定だった

争いが絶えない家庭や、両親が不仲であった家庭に育った子どもは、家庭に安心感を得ることができません。 本来家庭は自分のホームであるはずの場所。

そこに安心感がないことで、自分の身を守ろうとする意識が強く身についてしまうことになります。 結果、モラハラする人は身を守るためなら人を傷つけることもいとわなくなってしまうのです。

また父親が異様に厳しく母親が異様に甘いなど、不安定な愛情を注がれた人も、モラハラをしやすいといえます。

これは、悪いことをして怒られる場面でも、溺愛する親にかばわれることで、責任転嫁をして「自分は悪くない」と思う環境に育ってしまったということです。

親にモラハラをされて育った

男性

モラハラをする親に育てられた人も、必然的にモラハラをするようになります。 これは、いわば当たり前の価値観がモラハラであるということ。

自身も親のモラハラから身を守るために身に着けた処世術である側面もあれば、「モラハラがいけないこと」という自覚がないという側面もあります。

幼少期のころから長い年月をかけて培われた価値観であり、親から受け継がれた価値観であるために、そう簡単には治せませんし、治そうとすることでかえって本人が精神的にまいってしまうこともあります。

モラハラしている自覚がない

モラハラ加害者の人によくありがちなのが、自分がモラハラしている自覚がないということです。 「自分はまっとうに正しいことを言っているはずなのに、反論される意味がわからない」と心底思っています。

むしろモラハラ加害者は、自分こそが被害者だと思っていることも珍しくありません。 「相手が悪いから仕方なく攻撃したんだ」と思いこんでいるため、相手さえ改善してくれたら問題はなくなると信じているのです。

そこで周りがモラハラを指摘しても、受け入れることはまずないでしょう。 なぜなら、自分を否定する周りが悪いだけと思ってしまうからです。

自己愛性パーソナリティ障害の可能性が高い

パーソナリティ障害とは、精神疾患のひとつ。

モラハラ加害者はそのなかでも自己愛性パーソナリティ障害に分類される可能性が高いといえます。

自己愛性パーソナリティ障害とは、「誇大化した自己像を抱える人」と表現されます。 つまり、ありのままの自分を受け入れられず、「自分はすごい人だ」と信じていて、傲慢な態度をとるということ。

プライドも高いため、人の指摘を冷静に受け止めることができません。 また、損得勘定が激しく利益優先の人付き合いをします。

精神疾患であるがゆえに治療が必要なのですが、自己を否定されることを極端に恐れるため、治療もなかなか進行しないのが現実です。

本人が治そうと思っていない

モラハラ加害者はそもそも自分が悪いと思っていないため、「モラハラを治す」という意識はないでしょう。 むしろ「周りが変わってくれたらいいのに」と思っています。

さらにモラハラ加害者は、自己愛性パーソナリティ障害の可能性が高いことからわかるように、自分が否定されることを極端に嫌がります。 自己を否定されることは、モラハラ加害者にとっては精神的な崩壊も招きかねない重大なこと。

それだけに、周囲に指摘されたところでなかなか治療に踏み出そうとはしないでしょう。

モラハラ彼氏と別れられない女性の心理とは

女性

そんなモラハラ彼氏と相性が良い女性というのも、世の中には存在しています。

モラハラだと分かった瞬間に別れられたら良いのですが、わけあってそういった決断ができない女性も意外と多いのです。

どんな女性がモラハラ被害に遭いやすいのかを紹介します。

自分が悪いと思っている

モラハラ彼氏と別れられない女性の特徴として、「自分が悪い」と信じ込んでいるというものがあります。

これはモラハラ彼氏との付き合いのなかで、女性がいわば洗脳状態に陥っているという理由がひとつ。

もうひとつは、もともと自信のなさを抱えており、自己否定が激しい女性である場合に起こりやすい状態といえます。

自信があり自尊心が高い女性であれば、モラハラをされても毅然と立ち向かいますし、ボロボロになる前に別れを選ぶことでしょう。 しかしそもそも「自分は価値が低い」と思いこんでいる女性は、モラハラされて当然とさえ思ってしまうのです。

普段のやさしさに目が行ってしまう

モラハラ彼氏も、四六時中モラハラをしているわけではありません。 やさしい場面もたくさんありますし、外面がいいだけに周囲の人との関係性も円滑です。

そういった普段のやさしい一面を見ると、いとおしさが湧いてきてモラハラされているときのことも忘れてしまいます。

しかしこれは麻薬と同じような作用。

DVも同じことがいえますが、モラハラ時とやさしさとのギャップが激しければ激しいほど、「こんなにやさしい彼が怒るなんて、やっぱりわたしが悪いんだ」という洗脳状態に陥りやすくのめりこんでしまいやすいのです。

完璧主義で劣等感が強い

モラハラ被害者になりやすい女性の特徴として、完璧主義であることが挙げられます。

完璧主義だからこそ、できないところや欠点に目が行ってしまい、自信がないのです。 周囲への劣等感も強いため、「こんなにできないわたしはダメなんだ」と錯覚しています。

モラハラ彼氏はそういった女性のできないところや欠点を的確に突きます。

女性は自覚があるだけに「ちゃんとしていなかったわたしが悪い」「わたしがダメだったから言われてしまったんだ」と信じ込んでしまいやすいのです。

自分のことをないがしろにしてしまう

モラハラされやすい女性には、自分のことを大切に扱えない人が多い傾向にあります。

自信がなく、自分に価値を感じられないため、人から愛されることで自分の価値を感じようとします。 そのため、彼氏ができると彼氏の要望に応えようとし、尽くしすぎてしまうのです。

自分を省みることなく大切にすることができないので、自分をないがしろにしてでも嫌われたくない一心で相手に尽くす傾向に。 モラハラ男性にとっては格好のターゲットになりやすいといえるでしょう。

放っておけないと思ってしまう

モラハラ男性は生い立ちに苦労していることも多く、潜在的にさみしさを抱えている人も多いもの。

それだけにモラハラになったのは環境のせいであり、そういった男性にどことなく感情移入し「放っておけない」と考える女性は、なかなかモラハラ男性とは別れられません。

これは女性自身が自分の価値を感じたいがため、必要とされたい気持ちの裏返しでもあります。

また、女性関係でも苦労するのが見えるため「わたしがいなくなったらこの人は困るだろう」「わたしがこの人を支えなくちゃ」と考えてしまいがちです。

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