既婚者がセカンドパートナーを持つメリット
セカンドパートナーといえども、世間的にはグレーな関係と思われることも少なくありません。 また、肉体関係がない分、制限も多いため「なぜあえてセカンドパートナー?」と不思議な人もいるのではないでしょうか。 ここでは、既婚者がセカンドパートナーを持つメリットを紹介します。
いつまでも男女でいられる
一度結婚してしまうと、家庭での役割はあるものの、男としてあるいは女としての実感は薄れていきやすいもの。 気づけば身だしなみにも無頓着になり、めっきり老け込んでいくというのも珍しい話ではありません。
セカンドパートナーがいると、セックスこそないものの、自分を異性として扱ってくれる相手と時間を過ごすことになります。 「もっと素敵な自分でいたい」「もっと相手から魅力的に感じられていたい」という気持ちから、自分磨きを再開する人も多いようです。
精神的に満たされる
仕事で疲れがたまっているにもかかわらず、家庭でも安らぎの場がないとなると、既婚者は居場所がない状態になって精神的にすり減っていきます。 そんななか、自分のことをありのまま受け入れ、理解しようと努めてくれるセカンドパートナーは、精神的に満たしてくれる大切な存在になることでしょう。
何気ない話を聞いてくれ、自分の悩みに寄り添ってくれる人がいるだけで、精神的な満足度は全く違います。 ときに甘えさせてくれ、ときに真剣に向き合ってくれる人がいることは、なによりも財産だと感じられるでしょう。
家族にゆとりを持って接することができる
日々の疲れやいらだちを発散させる場所がないと、既婚者は家庭に帰ってから家族に当たってしまうことがあります。 いけないことだとわかっていても、他人ではない存在だからこそついそういった行動に出てしまうのです。
自分の理解者であるセカンドパートナーがいると、そういったストレスが緩和されることになるでしょう。 悩みを聞いてくれ、ときに受け止めてくれる存在だからこそ、家族に当たらずに済みます。
とくに子どもがいる場合など、なんとか円満に家庭を維持していきたい人にとっては、欠かせない存在といえるでしょう。
相談相手になれる
これはセカンドパートナーがお互いに既婚者の場合にありがちなことですが、お互いの家庭の話をオープンにして悩みを共有できるというメリットもあります。 既婚者にしかわからない既婚者特有の悩みなど、なかなか親しい人でないと打ち明けられない相談事をセカンドパートナーだからこそフラットに話せるのです。
また、片方が独身の場合でも、「絶対に不倫関係にならない、家庭を壊さない」と心に決められている人であれば、相手の家庭の相談にも乗ることができるでしょう。
既婚者がセカンドパートナーを持つデメリット
セカンドパートナーは一見メリットがたくさんあるように見えますが、実は既婚者側も独身者側も、セカンドパートナー独特の悩みやつらさがあります。 ここでは、セカンドパートナーを持つデメリットについて解説します。
好きな気持ちを抑えられない
セックスがない関係とはいえ、実際のところセカンドパートナーは、精神的には不倫とほぼ変わらない関係です。 とくに独身者側の人にとっては、大好きな相手には家庭があり帰る場所がある…ということで、恋愛感情を持つからこそとても苦しいこと。
いつか一緒になれるという保証もないまま「いつかは」という淡い期待を抱きつつ時間が過ぎていくことを、残酷に感じることも当然でしょう。 「体でもつながりたい」「もっと恋人として、夫婦として堂々と一緒にいたい」と思うのは自然なことです。
周りからの理解を得られない
いくら本人同士が納得していても、やはりセカンドパートナーは周囲からの理解を得ることは難しい関係性でしょう。 周りのことを一切気にしない人たちであればいいのですが、そうでなければ批判を受けることもやむを得ません。
お互いのことを好きというだけではあまりにも障害が多く、周りからの声に心折れてしまうこともあるはず。 また、既婚者の配偶者に対しても、どういった説明をするかを考えていく必要があります。
自尊心を傷つける可能性も
これは不倫にもいえることですが、いわゆる「セカンド」のポジションにおかれる女性は、よほど精神的に自立していなければ、関係を続けることで自尊心を傷つけてしまいます。
「わたしが好きだったらそれでいいの」と迷いなく言える人でない限り、「わたしはどうせ二番手」「わたしは結局家族よりも大切にはされない」というネガティブな思考に支配されてしまうのはよくある話。
好きな人と一緒にいるだけなのに、気づけば精神的にボロボロになってしまうこともありえるのです。
結局家庭がうまくいかない可能性が高い
家庭を安定させたいからセカンドパートナーを求める人の場合、結局それは家庭の問題を直視していないだけのことがおうおうにしてあります。 外でセカンドパートナーと会う分には気が紛れていても、結局根本の家庭に関する問題は解決されていません。
結局家庭に対する不満が募り、家庭がうまくいかなくなるのは当然のこと。 本当の意味で家庭を円満にしたいのなら、セカンドパートナーをつくるよりも先に自分の家族に向き合う必要があります。
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