恋人との関係に行き詰ったときや、何か集中したいことがある時期…。 恋人と距離を置きたいと思うことは珍しいことではありません。
しかし、距離を置こうと思っても不安に駆られてくじけてしまうことも良くある話。 距離を置くときにはポイントをおさえることで、ふたりの関係をより良いものへと導くことができます。
彼氏と「距離を置く」ってそもそも何?
「恋人と距離を置く」という表現を使うことがあります。 これは会う頻度を下げたり、しばらく連絡を控えたりすることで冷却期間を設けるということ。
別れを前提として自然消滅を狙っている場合もありますが、マンネリや関係悪化が懸念される最中に、良い関係に戻すことを狙って行う場合もあります。
距離を置くことに関する男女別の考え方の違いと理由
ひとことで「距離を置く」といっても、これはさまざまな動機や考え方のもとで起こすアクションです。 人によっても個人差がありますし、男女で傾向が分かれることも。 一般的に「距離を置く」ということに対して、どのように考えている人が多いのかを紹介します。
- 男性:集中してやりたいことがあるから一旦距離を置きたい
- 女性:自分の気持ちを再確認したいから距離を置きたい
- 男女共通:関係に気疲れしたから距離を置きたい
男性:集中してやりたいことがあるから一旦距離を置きたい
男性に多いのが、仕事など何か自分が打ち込むべきことがあるため、彼女と距離を置こうとするというもの。 男性はシングルタスクなので、マルチタスクの女性のように仕事も恋愛も両立するということが苦手です。
集中しなければいけないことがあるとそちらに全エネルギーを注ごうとするので、たとえ休みの日やすきま時間であっても、なかなか彼女に時間を割こうと思えないのです。
また、仕事が理由である場合は、仕事を自己表現ができる大切なものととらえている場合が多いため、邪魔されると別れに繋がりかねません。
女性:自分の気持ちを再確認したいから距離を置きたい
女性に多いのが、自分の気持ちを再確認するために距離を置くというパターン。 モヤモヤした状態では付き合いを続けられないという心理から、自分の気持ちを整理したい場合に起こります。
一度離れてみてそれでも彼を必要と感じるのかを確かめたい場合に起こることが多いといえます。 また、特定の人との距離が縮まるとかえって窮屈に感じてしまう女性の場合には、適切な距離を取るために一度離れようともします。
男女共通:関係に気疲れしたから距離を置きたい
個人差があることですが、「恋人と頻繁に会わなくても良い」というタイプの人たちも少なくありません。 趣味や仕事など、何かしらのめり込むものがあるときによくこの発想になります。
また、ストレスが溜まっているときにひとりで発散したいタイプの人も、キャパオーバーになると恋人と距離を置きたがります。
男性の場合は、自分にとって何かしら不都合が出たときに、彼女といるのが苦しくなって距離を置きたがる場合も。 不都合とは、彼女に対して不満が溜まったときなどです。
彼氏と距離を置くことで得られる効果
もし彼との関係性に悩み、今後彼との関係をどう進めたいか迷っているのであれば、思い切って距離を取ることがおすすめです。 不安症の人は「それで別れてしまったら」と心配になってしまうことでしょう。
事実そうなってしまうこともあるものの、きちんと距離を取って考えることさえできれば、むしろ関係が深まることも珍しくありません。
- 相手の存在を再認識できる
- 自分の時間が増える
- 相手の嫌いな部分を受け入れられるようになる
相手の存在を再認識できる
距離を取ってはじめて、パートナーの存在の大きさを再認識できるという人は少なくありません。 ただしこれは、単に「彼氏がそばにいないから寂しい」「ひとりでいるのがつまらない」ということとは違います。
これは普段、彼が自分に与えてくれていたものが、当たり前でなくなってはじめて身に染みるというもの。 「当たり前ではなかった」と気づくとき、感謝が生まれて彼への接し方が変わることでしょう。
彼への接し方が変わると、自然と彼もまた彼女への接し方を変えるということもよく起こる変化です。
自分の時間が増える
彼と距離を置くと自分の時間が増えます。 このとき、自分を大切にすることを心がけましょう。
彼氏に依存しがちな女性の多くが、「彼といることが全ての喜び」となっています。 しかし、それは重さに繋がり、彼との関係をこじらせる原因にもなります。
彼がいなくても大丈夫なくらい、自分のことを大切にし毎日を楽しむことで、このバランスがほど良く整うのです。 彼の一挙一動に振り回されなくなりますし、不安に襲われて束縛したいという気持ちもなくなります。
相手の嫌いな部分を受け入れられるようになる
彼と距離を置くとき、最も意識したいのは「自分と彼との違いを受け入れる」こと。 彼の嫌いな部分は、自分と価値観が大きく違う部分ではないでしょうか。
世の中に、全く同じ価値観を持つ人間はいません。 違った人間だからこそ魅力的ですし、違った人間が許し合い受け入れ合うのが、恋愛の醍醐味です。
離れることで、彼の嫌いな部分をよく観察してみることができます。 なぜ許せないのか、どうして不快なのかを掘り下げ、自分自身にも向き合うこと。 これを繰り返すことで、彼の嫌いな部分を受け入れることができるでしょう。
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