彼氏へ別れを告げるとき、LINEを通してその理由を伝える人も多いことでしょう。 しかし、LINEでの別れ話は直接的な接触がないため、事前に文章をよく考えないと思わぬトラブルにもなりかねません。
そこで今回は、LINEでの上手な別れの告げ方や気をつけるべきポイントについて、例文を交えてくわしく解説しましょう。
別れるときのLINEの方法や伝え方
LINEで別れを告げるときは、伝えるタイミングや具体的な方法を考えて、順を追って準備を進めることが大切です。 では、どのような段階を踏んで別れを伝えれば良いのか、次の流れに沿ってくわしくご紹介しましょう。
- LINEの頻度を徐々に減らす
- 会うつもりはないとはっきり伝える
- あらためて、大事な話があると伝える
- 明確な理由を合わせて別れたいと伝えること
- 相手の言い分や話を聞くこと
- 電話がかかってきたら出ること
LINEの頻度を徐々に減らす
LINEで別れを告げるときは、事前にLINEの頻度を徐々に減らし、なんとなく別れる雰囲気作りをしてからにしましょう。
それまで頻繁だったやりとりが徐々に減ってくれば、彼氏もうっすらと変化を察することができますし、接触が減ることであなたの気持ちにも整理がつきます。 別れたいと思っているのに、なかなか気持ちが固まらないままLINEを続けてしまうと、上手に別れを告げることができません。
お互いの準備期間として、まずはLINEの頻度を徐々に減らすようにしてください。
会うつもりはないとはっきり伝える
LINEで別れを告げたあと、彼氏から「会って話をしたい」と言われたら、会うつもりがないことをはっきり伝えましょう。
面と向かって別れを告げられなかった場合、彼氏から直接会って話したいと言われる確率は高くなります。 もしはっきり「会うつもりはない」と意思表示していないと、彼氏は強引に会おうとするかもしれません。
あらかじめはっきりと「会わない」と伝えておけば、もし会いたいと言われたときにも断りやすくなります。 別れる理由もセットにして伝えれば納得してもらいやすいので、「別れる意思」「別れる理由」「会いたくない」というポイントを押さえた文章を送りましょう。
あらためて、大事な話があると伝える
LINEで別れを告げるときは、あらためて大事な話があることを伝えてください。
普段と同じやりとりをしていたはずなのに、突然別れ話を告げられてしまうと、彼氏も慌てて思わぬ行動をとるかもしれません。 事前に「大事な話があるんだけど」と前置きをしておけば、彼氏も何かしらの雰囲気を感じ取り心構えができます。
大切なのは、穏やかに別れ話ができる空気作りです。 前置きとして大事な話があることを伝え、そのうえで別れを告げるようにしましょう。
明確な理由を合わせて別れたいと伝えること
LINEで別れることを伝える際には、別れたいという意思と一緒に、別れる明確な理由も伝えましょう。
「何が悪かったのか」「どんなことが嫌だったのか」がはっきりしないと、彼氏も納得できずいつまでも引きずってしまいます。 最悪の場合、明確な理由がないことを逆手に取り、やり直せると思ってしつこく連絡してくるかもしれません。
別れたいという意思が強いのなら別れる理由も明確に伝え、スッキリと別れられるよう準備してください。
相手の言い分や話を聞くこと
LINEで別れを告げたとき、もし彼氏から何かしらの言い分や話があった場合は、拒否せず耳を傾けるようにしましょう。
相手に言いたいことがあるのにブロックしてしまうと、周囲の人を巻き込んで無理矢理会おうとしてきたり、ストーカー化して怖い思いをしたりする可能性があります。 言いたいことをすべて言わせて話を聞けば、彼氏の気持ちも落ち着きやすく「話すら聞いてもらえなかった」という不満も残りません。
LINEでの別れ話は一方的にならないよう注意し、必ず相手の言い分や話を聞くようにしましょう。
電話がかかってきたら出ること
LINEで別れを告げたあと、もし彼氏から電話がかかってくるようなら、拒否せず出るようにしてください。
男性の中には、直接話をしていないことを不誠実と感じる人もいます。 せめて電話で話がしたいという彼氏の意向を無視してしまうと、あなたが不誠実だと思われかねません。
円満な別れを望むのなら、最後まで誠実な態度を取ることが大切です。 彼氏から直接電話がかかってきても拒否はせず、誠実な印象を残せるよう対応してください。
別れる場合の最後のLINEで伝えておくべきこと
LINEでの別れ話では、最後にどのような言葉を伝えるかも重要なポイントです。 文章は文字が残りますから、効果的な言葉を伝えることが円満な別れに繋がります。
では、具体的にどのような言葉が適切なのか、以下の例をくわしく解説しましょう。
- ありがとう
- 楽しかったよ
- 出会えてよかった
ありがとう
シンプルでありながら、1番直接的で伝わりやすいのが「ありがとう」の一言です。
別れを告げることになったとはいえ、2人で過ごした時間を振り返ったとき、「嬉しかったな」「助かったな」と思うこともあるのではないでしょうか。 その気持ちを込めた「ありがとう」の一言は、お互いに「悪い思い出だけではなかった」と思えることでしょう。
もし別れる原因が相手にあったとしても、「今までありがとう」と告げられれば気持ちの整理もしやすく前向きになれます。 LINEで別れを告げるときは、「ありがとう」の一言を添えてみましょう。
楽しかったよ
「楽しかったよ」も、LINEで別れを告げるときに適切な言葉です。
別れは辛い選択かもしれませんが、「楽しかったよ」の一言があれば、お付き合いしたこと自体は間違いではない、と肯定感が生まれます。
さらに楽しかった思い出もあったことを印象づければ、お互いに気持ちの整理がしやすくどこかスッキリとした別れになるかもしれません。 最後のLINEで「楽しかったよ」と伝えて、最後は笑ってサヨナラができるようにしましょう。
出会えてよかった
最終的に別れることになっても、結果的にはプラスの経験だったと思える言葉が「出会えてよかった」です。
そもそも別れは、出会えていなければ経験できません。 お互いが出会って学ぶことがあり、その結果別れることになったとしても、良い思い出はずっと心に残ります。
つまり、「出会えてよかった」という一言は、過去への感謝と未来への糧がつまった言葉です。 最後のLINEに「出会えてよかった」と書き添え、お付き合いは後悔してないことと、経験を前向きに捉えていることを伝えましょう。
LINEで別れるのは最低?意見は賛否両論ある
LINEでの別れ話は、会いたくない人に別れが告げられるというメリットがある一方、直接話し合わないという点で不誠実と取られることもあり、その意見は賛否両論あります。
では、本当にLINEで別れを告げるのは最低な行為なのでしょうか? ここでは、「LINEで良い」と判断されるケースと、「直接会った方が良い」とされるケースをご紹介しましょう。
関係性が浅いならLINEでも良いのでは?
彼氏とお付き合いしてまだ数ヶ月しか経っておらず、数回のデートだけで自然消滅に近い状態なら、LINEで別れ話をしても問題ないと判断されやすいです。
最近ではLINEを通じて出会うカップルも多いですし、直接会うよりもLINEを通じたやりとりが普通なら、あまり否定されることはありません。
ただし、お付き合いした期間の長さに関わらず、早い段階で結婚を前提としていた場合や、お互いの家族に会う機会があったのなら、LINEだけで済ますのは難しいでしょう。
LINEで別れ話をする場合は、彼氏との関係性をよく考えてから行うようにしてください。
浮気などひどく傷つけられた場合はLINEもあり
相手の浮気や暴力など、ひどく傷つけられたことを原因とした別れ話の場合は、LINEで別れを告げることをおすすめします。
顔も見たくないほど傷ついている状態では、直接話し合うことも電話の声すらも恐怖を感じるかもしれません。 このような人は、LINEで「別れたい意思」と「別れる理由」を伝えるのが適切です。
LINEで文章を作成すれば、言いたいことをじっくり考えられますし「別れ話をした証拠」にもなります。 浮気や暴力などでひどく傷つけられた場合は、LINEを通して別れを告げましょう。
長期間真剣に交際をしていたなら直接会う方が良い
「相手と長期間付き合っていた」「結婚を前提として真剣に交際していた」というケースでは、LINEよりも直接会って別れ話をした方が良いでしょう。
お付き合いした期間の長さや真剣度は、そのままお互いの誠実度に繋がります。 これまでせっかく良いお付き合いをしていたのに、最後の別れ話をLINEにしてしまうと不誠実と取られかねません。
相手を傷つけるような別れの告げ方は、そのまま自分も傷つけて後々まで引きずります。 長期間真剣に交際をしていた人は、LINEよりも直接会った別れを告げましょう。
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