他者の評価ばかりを気にしている『かまってちゃん』は、他人がいなければ生きてはいけません。
自分を満足させてくれるのは、『大好きな自分』ではなくて『自分を認めてくれる他人』しかいません。
一人では精神的に何もできないので、自立ができていないともいえるでしょう。
そのため、かまってちゃんは自分を認めてくれる、構ってくれる人に強く依存する傾向があります。
他者がいなければどうにもならないので、一緒にいてもらおうと必死になり、結果的に『構って欲しい』という態度になるようです。
○○くんの「彼女」なのだから、その○○くんにかまってもらう=依存する「かまってちゃん彼女」が出来上がるのです。
◆不幸自慢
『自己愛』の延長なのかもしれませんが、かまってちゃんは何故か自分の不幸を自慢げに話すことがあるようです。
かまってちゃんはいかに自分が不幸で恵まれず、特殊なのかを良く話します。
それはだれかに『かわいそう』の延長で『それでも頑張っているなんて偉い』と誉められたい気持ちがあるからです。
また、不幸な話に人は同情的になり、気にかけてくれやすくなることも知っているから不幸自慢をするのでしょう。
『自分が大好きなナルシスト』気質と合わさって、可哀想な自分に酔っていることもあるでしょう。
可哀想な自分に同情して、可哀想な自分を認めてもらうことで、かまってちゃんは『自分の存在意義が満たされた』と思えるのです。
ただ不幸自慢は、同情してもらえるのは初めだけです。
何度も何度も不幸自慢を続けても『またか…』とうっとおしく思われてしまいます。
かまってちゃんが話を盛っていると感じる人もいるでしょう。
不幸自慢は人の気持ちを暗くさせるので、単純に『うざい』と思われる可能性もあります。
キーワードは『認められたい』
かまってちゃんの根底にあるのは、『他者に認められたい』という強い欲求のようです。
誰かに認められたい、承認欲求は誰しもが持っている本能に近い欲求です。
その欲求があまりに強いと、人が嫌う『かまってちゃん』になってしまうのでしょう。
まずは自分を省みて、上記のような強い気持ちを抱いていないかを確認しましょう!
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