文章を書く時に、逆接の意味をもたない「が」を多用する人がいます。
逆接の意味を持つ「が」とは、多くの場合「しかし」に変換可能です。
例:天気予報では、本日雨が降ると言っていたが、快晴である。
→天気予報では今日雨が降ると言っていた。しかし、本日は快晴である。
逆接の意味を持たない「が」とはこういうものです。
例:今日Aという友人と遊ぶ約束をしていたが、そこに新たに二人BとCが加わった。
口語体では確かにリズムをとるために「が」と言いたくなるかもしれません。
しかし、この「が」を抜いても文章は成り立ちます。
むしろこちらのほうが正しく伝わります。
この「が」を使うことで本来二文にわけられる文章を一文にくっつけているため、文章が長くなってしまいます。
例:今日Aという友人と遊ぶ約束をしていた。そこに新たに二人BとCが加わった。
ですから、この「が」を多用すると、文章にメリハリがなくなり伝わりづらい文章になってしまい、聴き手が首を傾げることになるのですね。
ふつう長い文章は好まれません。
特にビジネスの場においてはなおさらです。
間違った「が」の使い方が長文となる原因だということを認識し、まずは「が」の使い方を正すことから初めてみてください。
いかがでしたか?
短気な上司などは「結論」をすぐに求めがちなので、しっかりと伝えられる表現力を磨く機会だと思って練習台になってもらってください♩
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