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【老後まで考える】結婚生活とお金の諸問題。年収は大事なのか3

【老後まで考える】結婚生活とお金の諸問題。年収は大事なのか3

結婚

最近は女性が結婚相手に求める年収が低くなってきていると言われています。平均年収も低い水準で推移しているので仕方のないことかもしれません。しかし、老後の生活を考えるとそうも言いきれない部分があります。

大塚ちえ
大塚ちえ
2016.02.01

【お金と結婚は別問題か。二つの関係をじっくり考える2】では、結婚の付き物である「相手方家族とのお付き合い」と「お金」の結びつきについて考えてきました。

お金と結婚は別問題か。二つの関係をじっくり考える2

最後の一つは、結婚生活の中で、もっともゆったりとした時間になるはずの「退職後」と「お金」の結びつきについて。

誰もがわかることのようですが、結婚を目前にすると直近のイベントである挙式や出産・育児のことばかりに目が行って、老後の生活まで考える余裕がなくなってしまうのも事実。

今回はあらゆる角度から老後の生活とお金の結びつきを見ていきましょう。

退職後の生活と必要なお金

では、具体的にどんなお金が、老後に必要になってくるか考えてみましょう。

老後に必要な資金は3,000万円とはよく言われることですが、これは一体どういうことでしょうか。

その中身を簡単に説明していきますね。

ここでは、総務省統計局の家計調査を参考にして話を進めていくことにします。

定年退職後の夫婦について、65歳~75歳以上までの消費支出は月平均で約25~26万円。

一見この金額はやや多いように思うかもしれませんが、住宅ローンが残っていたり、子どもの学資ローンが残っていたりすると必要なお金が跳ね上がってしまいます。

また、保険料の支払いを終えていなければそれも上乗せになって来るので、思っている月の生活費だけでは生きていけないのです。それを念頭に置いて話をしていきましょう。

【25万円×12カ月=300万円】と考えると、ちょっとドキっとしてしまいますよね。

「3,000万円だったらたったの10年しか生きられない…!?」と思う方もいるかもしれません。

確かに年金がなければ、今言われている3,000万円という金額では10年しか生きられない計算になります。

手をつないでビーチを歩く夫婦

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