ざっくりとした一つの目安が老後3,000万円ですが、今後はインフレの可能性もありますからこの金額では不十分になることだって十分あり得るのです。
そもそも、この3,000万円という数字を見て、あなたは「貯金できそう」と思いましたか?
今の平均年収が400万円と言われている時代です。
この金額はおそらく全年代のものをまとめた金額なのでしょう。
20代、30代はもっと低い水準になっていることは容易に想像つくはずです。
厚生労働省が出している学歴別の初任給は大学卒で199.6千円、高校卒で157.9千円になっています。(男女計)
ざっくりした計算でボーナスが年2回3.5か月分だとしても、199.6千円×15.5か月分=約310万円ほど。
昇給と言えど年に5,000円なんて夢のよう。現実はもっと厳しく冷たいものです。
(参考:http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/12/01.html)
そう思うと、結婚相手の年収ってとても大事ではないでしょうか。
年金の支払状況も重要なキーポイントになってきます。
相手の年収がどれだけ必要かはその人たちの老後の暮らしぶりにもよりますし、現役時代に住宅ローンを組むか、子どもを何人もうけるか、貯金への努力ができるか等によって大幅に変動します。
でも、自分がどのくらい貯金できるか、今後どのくらいの給与が期待できるか。
どういう生き方をしたいか。それらを踏まえて相手に求める年収ってなんとなく見えてくることでしょう。
年収は決して軽視できない重要なポイントなのです。
「愛さえあればお金はいらない」なんていう結婚ドリームに流されず、地に足を付けて働き、地に足を付けて結婚相手を探しましょう。
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