この場合には、お金を差し出す代わりに婚姻届を出すか、その覚悟がなければ別れてください。
要するに、結婚してこの先もずっと一緒にいるというのであれば、その彼氏の負債を一緒に抱えても良いということです。
逆にその覚悟がなかったり、彼氏自身が「まだ結婚は…」なんて言う場合には、お金を差し出すことはやめて、迅速に別れてほしいということです。
もしかしたら、口のうまい彼氏は「お金がない状況で迷惑かけられないから、もうちょっと結婚は待ってほしい(でもお金は貸してほしい)」と言ってくるかもしれません。
しかし、そんな甘ったれたことはぶった切ってください。
あなたがどんなに好きでも、そんなことを言われている時点で、その男との将来はあってないようなものです。
その先には、「わたしって便利に使われて捨てられたんだ」と悲しみ嘆くあなたの姿しかありません。
とは言われても、好きなんだから仕方ないじゃん!
と思ってしまう女性。
本当に優しくて母性本能が強い人なのかもしれません。
もしくは情が強い人。
私も、情が切れず、になかなか別れられずウダウダするタイプの人間なので気持ちはすごくわかります。
私の場合は優しいワケでも何でもなく、自己愛が強かったせいですが…。
心のどこかで「彼はわたしがいなきゃダメだ」と思っているんですよね。
でも、それって彼のことが本当に好きなわけではなくて、ただの自己愛。
彼氏に愛されて、必要とされている自分が好きなだけなんですよね。
それに気づくまで私も本当に遠回りしました。
言い表せないような情が湧くこともよくあります。
この人と繋がっていたいと願ってしまうんですよね。
どうしてでしょうか。
いまだにその気持ちの源ははっきりとしませんし、人によって理由は違うかもしれませんが、私の場合には「自分を愛してくれる人を失うのが惜しい」気持ちが原因だったように思います。
結局、自分に自信が持てない(=それだけの努力をして結果を出せていない)から、そんなダメな自分を愛してくれる人を手放せないだけ。
自信があれば、「この人じゃなくても」と思えるのかもしれません。
私は、お金を貸してほしいと言われたわけではありませんが、断腸の思いで別れを告げました。
本当はまだすごく好きなのに、別れなければもうお互いにダメになってしまうと思っていたからです。
もし、本当に運命の相手ならもう少し時間が経ってからもまた会えるよね、付き合えるよね、とお互いに言って聞かせたからかもしれません。
本当に結婚すべき相手って、きっと運命が知っているので、またどこかで惹かれ合ってくっつくのだと思います。
私の話は別にしても、もしお金を貸してほしい、だけど婚姻届は出せない(今はその気はない)と言われたら、タイミングが違うだけ、と思って一度離れてみてはいかがでしょうか。
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