会社で共有体験を作ろうと思ったら、「同じプロジェクトで企画書作るのに苦労したよね」とか、「あのリーダーはいつも怒ってばっかりでやる気なくすよね」とかその程度です。
もちろん、その共有体験がいいということもあるでしょう。
それがうまく作用していれば社内恋愛に繋がる。
この共有体験という観点から見ると、やはり社会人になってからでも何かのサークルに入ったり、習い事をしてみたりということが非常に重要で、且つ出会いには大切なものだということがわかります。
相手の人間性を見極めるためにまず必要なのは、万の言葉で語り合うことよりも、何か、体験を共有することです。「この人いいかも!」と思ったら、コンサートでも映画でも、インテリアショップでもスポーツジムでもドライブでも何でもいい。どこかにでかけてみることです。
言葉には、ごまかしが含まれることもあります。
自分で話をしていて、「私今思ってもないこと言ってるな」と思うことはきっと誰しもあるでしょう。
そういうものを交わすよりも、まずは体験する。
体験したことはただの事実であり、そこに人の感情は介入しません。
そして、それに対して互いの人間は第一次の感情を抱く。
後付の感情で感想を言い合うこともあるかもしれませんが、体験の直後の表情は言葉よりも素直なものになりやすいというのは十分に身にしみていると思います。
だから、運動会や体育祭であんなにみんなが一丸となれたんですよね。
学校で楽しい恋ができたなという経験がある人は、まさにそういう体験を引き起こすことからはじめるのが良いかもしれません。
おわりに
最後に、この参考書籍について一言だけ感想を言わせて下さい。
全体的に、やや偏重なところがあります。
特に男性に対する偏見が強いので、人によっては合わないという人もいるかもしれません。
これまで色んな本を読んできていましたが、なんというか逆の印象を受けました。
いままで紹介してきた本は、女性に対して厳しい目線で書かれたものが多かったけれど、これは「男性はどうせ…だから女性が…してあげないと」という論調です。
私はあまりこういう見方が好きではないので、そういう方もいるかなと思ってこれだけ…。
できれば、「男性は」「女性は」というくくりで人を見る事のないようにしたいものですよね。
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