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不妊を考える。日本の諸問題と現代女性を苦しめるひずみとは

不妊を考える。日本の諸問題と現代女性を苦しめるひずみとは

結婚

近年、不妊に悩む夫婦が増えているようです。原因は様々ですが、不妊治療などはいつ自分の問題になることかわかったものではありません。不妊で悩んでいる人やこれから妊娠・出産を考えている人へ、不妊問題と日本の問題をお伝えします。

大塚ちえ
大塚ちえ
2016.02.25

いまや夫婦6組のうち1組が、不妊治療を受けていると言われている時代。

これって、割合としては非常に高いと思いませんか?

わたしは小さい頃、結婚したら自然と子どもが生まれると思っていましたから、少し成長して不妊の問題を知ったときには、ちょっと衝撃的でした。

確かに、男女がセックスをして、その中で卵子と精子が出会って受精に至るという過程は、こうして大枠で捉えてしまうと大したことでもない感じがしますが、一つずつ紐解いていくと多くの複雑な要素が絡み合っていることがわかります。

不妊に悩んでいる人の中には、もう少し早く生んでおけばよかったと思う人も多いかもしれません。

しかし、その「もう少し早い」時期には仕事や学業、そのほか家族の介護やお金のことなど、のっぴきならない事情があってその時期に産めなかったという人ばかりではないでしょうか。

もしくは、その時期に最善の人と出会えなかったというのもありますよね。

あのときあんなに頑張っていたのに、どうしてこんな仕打ちを受けなければならないの?

と思う気持ち、どこかにありませんか。

そんな苦しみは一体どこから来るのでしょうか。

一つの大きな原因は、日本のいびつな社会構造にあると思います。

今回は、不妊に苦しむ女性が一人でも減るようにお話が出来ればと思います。

#そもそも不妊とは

心配 女性

公益社団法人日本産科婦人科学会によると、不妊とは「生殖年齢の男女が妊娠を希望し,ある一定期間,避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。なお,妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない。」ということでした。

つまりは妊娠の意思があり、それにならってセックスを継続的にしているのに、子どもができない状態が長く続くことが問題というわけですよね。

これはみなさんの認識通りだと思います。

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