日本の離婚の現状
日本では婚姻したカップルの3組に1組が離婚しています。
世界的に見ると離婚の多い国の26位にランクイン。
1位のロシアや2位のアメリカの2組に1組よりは少ないものの、決して少数とは言えないでしょう。
年代別に見ると19歳以下で婚姻した女性では約60%、20~24歳女性でも40%以上が離婚しています。
離婚が一番多い都道府県は沖縄県なのですが、これは初婚年齢の低さや平均所得額が全国水準より低いことが原因でもあると推測されています。
若年層も所得が低いので、経済的理由で離婚に至るケースが多いことが端的に分かるデータですよね。
しかし最近では50歳以上の、いわゆる熟年離婚も増加しています。
これについては妻からの申し立てが多く、定年を迎える夫と共に生きるより、自立した自分の人生を選びたいと考える人が増えている結果。
こちらは経済的に不利になっても、我慢して夫と生活することから逃れたいという強い意思を感じます。
愛し合って結婚したはずが、我慢出来ないと感じるまでになる理由はどこにあるのでしょうか。
主な離婚理由を見ると、結婚相手を決める際に参考になるヒントが隠されています。
離婚理由は男女で異なる?
離婚理由を見ると男女共に「性格の不一致」がその1位ですが、興味深いのが2位以下が微妙に違うこと。
女性側からはDV、浮気、モラハラ、経済的理由が挙げられ、男性からは浮気、家族との折り合い、浪費といったものが離婚申し立ての動議になっています。
1位の性格の不一致については後述しますが、女性が結婚相手として避けたい相手は、まさにこれらの離婚理由が示しているようなタイプ。
DV・浮気癖・モラハラ
こういった要素が感じられる相手との結婚生活は、本当にストレスが溜まり苦しいものです。
短期間のつき合いでは、中々見えてこないかもしれません。
特にDVやモラハラをする男性はアメとムチを使い分け、結婚前はそれを上手く隠す人も多いもの。
自分以外の人に対する態度や、友人から話を聞いて少しでも不安を感じたなら、結婚は慎重に考える必要があります。
また、浮気癖も生まれ持った習性でもあり、簡単に治まるものではありません。
結婚前に浮気を繰り返すようであれば、それは結婚後も可能性が大きいということを頭に入れておきましょう。
性格の不一致とは?
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