「なぜ人間は夢を見るのだろう」。
そんな素朴な疑問を持った事はありませんか。
何気ない日常の夢を見たり…、現実にはあり得ないほど壮大な夢を見たり…、芸能人と友達だったり…色々とありますよね。
そもそも、夢を見るのは、レム睡眠の時だけ。
眠りが浅く、身体は眠っていても脳が活動をしている時なのです。
毎日の眠りの中で、数回は夢を見ているはずなのですが、覚えている夢はほんのわずか…。
夢は自分自身を写す鏡
夢の中の出来事は、自分が体験した事が、反映されると言われており、起きている時に体験した行動を整理していると言われています。
なので、夢の中でも死にそうな体験をしても死なないのは、実際に体験をしていないからなんだとか…。
なんだかやっぱり不思議ですよね。
夢には大きく分けて2種類あります。
眠っているときに見る夢とこうしたい、こうなりたいと願う理想のことです。
眠っているときに見る夢は、1日活動してきた脳を癒すためだと聞いたことがあります。
脳を癒してリフレッシュさせ、明日に備えるために夢は活躍するのです。
夢を見ないと人は生きていけないそうです。
人はふだん、脳の数%のみを使って生きているというのに、睡眠を取る度に夢で脳を癒さなくては機能し続けることができないというのは切ない話です。
使い続けていくとコンピュータにはキャッシュが溜まっていくように、脳も健全な状態を保つためには夢が必要なのだとか。
生物が進化に対応するため、世代交代しなくてはいけないのと似ていますね!?
では理想としての夢はどうでしょう?
眠っているときに見る夢が経験に基づいたもの、過去に位置するのであれば理想としての夢は100%未来志向です。
未来志向の理想を夢と表現するようになったのは、明治以降だそうです。
dreamという単語の訳として誕生した言葉なのです。
それまでは、志と表現していたのでしょうか?
過去に向かっている夢と未来に向かう夢のはざまに私たちはいるのです。
どちらにも行けるけど、どちらかだけに行きっぱなしになってはいけません。
バランスが崩れると人は崩壊します。
人気アニメ作品『攻殻機動隊Stand Alone Complex』の中に映画館から離れられなくなった人々の話があります。
電脳と呼ばれる、インターネットでつながるバーチャルな世界の小さな映画館ですが、そこで上映される映画に憑りつかれた人々は現実世界に戻ろうとしないのです。
どのような映画なのかは明かされないのですが、登場人物の会話等から察するに恐らく観客個人個人で違う映画を見ているのだと思われます。
ある人は自分が最も輝いていたとき、ある人は自分が理想としていた世界。
本人の琴線に触れる映画なのでしょう。
観客はみんな涙を流しています。
それは過去に向かう夢。
何一つ新しいものを生み出すことはありません。
元彼は元彼。
もう過ぎ去った過去なのです。
以前は、あなたの彼氏だったかもしれませんが今は違うのです。
私は元彼という呼び名(?) にも違和感を覚えます。
会社における役職じゃあるまいし、元彼などと呼んでどうすると言うのでしょう?
会社の前役員なら前と付いても会社と無関係になることはできませんが、元彼は違います。
ともあれ、元彼や夢に囚われていては前に進めなくなります。
電脳世界の映画館から離れられなくなった人々のように、感傷の中に生きることは非生産的です。
必要以上に気にすることはやめましょう。
元彼の夢…なぜ出てくるの?
夢の中に知っている人が出てくるのは、よくあることですよね。
仲の良い友人だったり、家族や恋人、片思い中の人。
はたまた、大嫌いで顔も見たくない!と思ってしまうほどの嫌いな人。
しかし、その中でも、元彼が出てくる夢というのは、あまりいい気がしないのは、私だけでしょうか?
元彼とは良い別れ方をしていなかったからですね…(笑)
元彼が出てくる夢のパターンで、出てくる意味を見ていきましょう!
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