心理学の話に入る前に、魅力のあるいい女と、都合のいい女の区別をつけておきましょう。
男性に「いい女」のイメージを聞くと、
・裏切りを広い心で許してくれる
・ダメ出しをしない
などがよく言われ、素直にそのようになろうと努めてしまう、純朴な女性もいることでしょう。
確かに寛容で、口うるさくなく、常に笑顔な女性は好まれて当然。
しかしこのように、男性にとって、ストレスフリーで自分を常に楽しくしてくれる女性が本当に「いい女」なのでしょうか?
いえいえ、これでは「いい女」ではなく、男性にとってただの「都合のいい女」ですよね。
確かに非を指摘されるのは、誰だって嫌です。
ズルしても見逃して欲しい男性の気持ちもわかりますが、本当の「いい女」とは、「一緒にいて成長できる女性」であると思います。
浮気や嘘を許してしまうと彼の不誠実さを認めることになり、彼は「不義理してもいいんだ」と甘えてしまう=彼の成長をストップさせることに。
好きな人に「社会的に信用される人間になってもらいたい」と思うのが、「いい女」。
彼に人としての道を外させてはいけません。
それにはまず自分が、正しい倫理観と強い意志を持ちましょう。
「責めて彼に嫌われたくないから」
「浮気しても最終的に私のところに戻ってきてくれればいいや…」
と、我慢してしまうことは彼の退行も助長させます。
彼にすべてを委ねて諦めている姿は、とても魅力的とは言えません。
・倫理観をしっかり持ち、「ダメなものはダメ」とハッキリ言える
・必要な時は、嫌われるのも覚悟でちゃんと叱れる
そんな女性の方が、ずっと魅力ある「いい女」ではないでしょうか。
叱るべきところで叱り、その分、彼の努力や成功に対しては思いっきり喜んで褒めてあげましょう!
反して、正しいことを言っても裏切りを繰り返したり、自分を正当化して反論してくるようなら、関係自体続けている価値はありません。
心理学うんぬんよりも、ダメ男とズルズル続けていては「いい女」が廃ります。
見限ってきっぱり別れましょう!
これも誤解しがち!感情を抑えるのが「いい女」?
また、「いい女」の条件としてよく
・ネガティブなことを言わない
という意見もよく挙げられます。
でも、言いたいことも言えないなんて苦痛じゃないですか?
心理学的には、言いたいことを言えない関係は長続きしないとされています。
無理して自分を曲げていたら、どちらにせよいずれ関係は終わります。
それなら、
・自分が嫌だと感じたことは我慢せずに言える
その方がよっぽど関係として健全ではないでしょうか。
不満をぶつけろというのではなく、彼との「相互理解」のためには、お互いの「されて嫌なこと」や「NGワード」を伝えあう機会も必要なんです。
好きな人とは、裏表なくストレートなやりとりをしたいですよね。
ちなみに、我慢しても嫌な気持ちは消えません。
時間が経って消えたように思えても、マイナスな感情は心の中に確実に溜まっていきます。
心理学的に言うと、それが発散されないままいると、必ず出口を見つけて何らかの形で出てこようとしてしまうんです。
小さいことがきっかけで感情が大爆発したり、体の不調になってあらわれたり…。
それに、黙っていても理解し合えません。
拗ねたりそっぽ向いて追いかけてきてもらおうとし続けていると、いずれ飽きられます。
そうならないよう「私はこれをされると嫌だから、やめて欲しい」、「その言葉、傷つくな」と、その時そのまま伝えることが大事です。
そのつど自分の言葉で「どう感じたか」を伝える癖をつけましょう。
心理学的には、自分の感情をさらけ出してくれる相手には感情を出しやすいと言われています。
嬉しい時は「嬉しい」、悲しい時は「悲しい」。
感謝したら「ありがとう」、悪いなと思ったら「ごめんなさい」。
そんなストレートで感情豊かな表現ができる人ほど魅力的だし、やりとりしていて心地いいです。
もちろん、その分相手への配慮も忘れずに。
結論:「いい女」には「自他肯定感」がある!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。