あなたが見たのは良い夢?悪い夢?
元彼が、夢に出てくるということは、同じでも、その状況によって、こんなにも意味合いは違ってきます。
あまり動揺したりせず、いったん落ち着いて冷静に夢を読み解いてみてください。
そうすれば、今まで気づかなかった、自分の本心に、向き合えることもあるでしょう。
夢の意味が必ずしも現実に影響してくるとは、断言できませんが元彼の夢の意味が気になったときは参考にしてみてくださいね。
…とまあ、夢見る乙女が考えがちな非常にガーリーなことを書き連ねましたが、別のコラムでもたびたび書いているように、夢にはそんな意味はありません。
科学的に言えば、睡眠をとることは動物にとって生命を維持する上で必要だから、プログラミングされているに過ぎないのです。
その過程で夢を見るのは、単なる事務手続きのようなもの。
動物は眠っている間に脳の修復作業をしています。
活性酸素等で受けたダメージを修復する過程で見るのが夢なのであって、元彼の夢を見たからといって特別な意味なんてないのです。
実際に自身が体験したことや知っていることなどが、編集前のラッシュ映像のように流されるだけなのです。
事実かどうか、気持ちがあるかなんて関係ありません。
映像を流す際に記憶の中にある顔をテキトーに引っ張り出して、くっつけているだけなので、それが元彼だろうが今彼だろうが関係ないのです。
だから夢に出てくる人物の顔は、道であっただけの人の場合もあれば、架空の人物の場合もあるのです。
顔がないことだって、後ろ向きばかりで出てこないときだってあるでしょう?
だからもし、元彼が出てきた夢があなたにとってよくない夢であってもへこむことなどありません。
占いと同じように、よいことだけ信じていればよいのです。
夢なんて実体のないものに踊らされて、右往左往するなんてナンセンス。
意味を持つ夢を見るのは、危機が迫っているときだけというのが科学の世界の常識。
例えば2001年の9.11。
アメリカの同時多発テロです。
世界貿易センターの、象徴的なツイン・タワー・ビルにハイジャックされた旅客機が突っ込んだ事件です。
あの悲劇的な事件の前には、たくさんの人々が予知夢を見ています。
2011年の東日本大震災のときもそうでした。
このように生命に危険が迫っているようなとき、人はそれを不思議な力で察知するといいます。
動物に一様に備わっている能力です。
もっとも夢のメカニズムがすべて解明されているわけではありませんが。
ガッカリしました?
でもきっと、ほっとした人もいますよね!?
平安時代、想い人を夢に登場させたくて枕の下に彼の人からの文を忍ばせるなんて、奥ゆかしいこともしていたようですが、これは案外いい線いっているんです。
この時代の人…といっても貴族ですが香を焚き締めていましたから、文に想い人の残り香があることは想像に難くありません。
眠っているときに香が漂うとするなら、想い人の夢を見ることは可能。
眠りが浅いとされるレム睡眠時に、嗅覚や聴覚に起こった刺激が夢に反映されるそうです。
つまり想い人の香がその人物を連想させ、夢に現れるということ。
昔の人は、この現象を経験的に知っていたということかもしれませんね。
だから想い人と夢を関連付けた和歌が多いのでしょう。
元彼に未練があったなら、もしかしたらこんな方法を使っていたかも!
ちなみにレム睡眠時に耳元で囁いたことなども夢に反映されるそうです。
戦時中の兵士を殺戮マシーンにするために使われた手法ですが、言うまでもなく倫理的にも、科学的にも危険な行為なので現在は禁止されています。
元彼に思いが残っているなら夢に頼るより行動してみては?
元彼だってそのほうがうれしいかもしれませんよ。
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