「付き合う」のハードルが低い
男女交際の意味や付き合うことの意味を知り、中学生ももう大人だな~と思う反面、やっぱりまだまだ子供な部分ももちろんあります。
それは″付き合う″のハードルが低いことなんですね。
大人にとっての″付き合う″って、それほど簡単なことではありません。
例え告白されてもそう簡単にOKしたり、軽い気持ちで付き合ったりはしないもの。
しかし、中学生の恋愛では″付き合う″ということがそれほど重いことではないんです。
本人達にとっては至って真剣なのかもしれませんが、それでも″付き合う″ということに対しては軽い感覚なんですね。
大人のように面倒なゴタゴタもほとんどないので、余計に簡単に別れたり付き合ったりを繰り返すことができるのです。
大人になってからの恋愛では、様々な責任が生じてきますが、中学生にはまだ、そんなこともありません。
例えば「後々は結婚・・・」なんてことも、まだ全く考えてはいないでしょう。
中学生の恋愛の中で、彼氏が「もうお前以外考えられないから、いつかは結婚しよう」なんて熱い言葉をくれることもあるかもしれません。
ですが、その時は本気で言っているつもりでも、実際にその相手と将来、結婚する可能性はそう高くはありません。
まだ結婚がどういうものなのか、大人になるとどういった責任が生じてくるのか、何も知らない中学生。
だからこそ、勢いでプロポーズまでできてしまう熱い恋愛もできてしまうのです。
もちろんお金に関することも、まだ働いていない中学生には責任があまりありません。
恋愛すればかかるデート代などのお金も親のお小遣いから。
だから、「高級レストランに連れていかなければならない」とか「素敵なプレゼントを贈らなければならない」なんてことももちろんありません。
女の子の方だって、中学生の頃から、そんなお金のかかる恋愛を期待しているということはありませんよね。
ただ学校の帰りに手をつないで一緒に帰ったとか、休日に自転車でデートしたとか・・・
飲食店に行ったとしても、ファーストフードやファミリーレストランなどで軽く食事をする程度です。
そんな感じで、とても気軽な付き合いができるので、「付き合う」のハードルがとても低く設定されるのですね。
「結婚前提」なんて重圧が無ければ、とりあえずそれなりに可愛かったり、かっこよかったりする相手とは付き合ってみたくなりますよね。
それが中学生の恋愛です。
そこに本気という気持ちがあるかどうかは関係ありません。
「とりあえず恋愛を経験してみたい」という興味の方が優先されていると考えて良いでしょう。
だからこそ、コロコロと相手を変えてみたり、別れても大したダメージを負っていなかったりするのも、中学生の恋愛の面白いところです。
決して悪い意味ではなく、大人の恋愛への訓練のような形ですね♪
別れて泣いていたとしても、それは実は「恋に恋しているだけ」だったりして、すぐに立ち直って次の恋愛に向かっていったりできる所なんて、むしろ大人が見習うべき事かもしれませんけどね!(笑)
大人になって振り返れば、素敵な青春の思い出の1つ、という感覚でしょう。
まだ「好き」という気持ちについて、深く理解しないままに、恋愛ごっこのようなことを楽しんでいる子もいます。
大人のように「この人と未来を築いていきたい」なんて重い感覚はなく、「なんとなく気になる」「見た目が良いし」「スポーツができるし」といった感覚で好みが決まってしまいます。
好きな人ではなくても告白されたから付き合ってみる!という子もたくさんいますし、告白されたから好きになった!なんて考えの子もいるんですね。
″付き合う″のハードルが低いので、そんな風に付き合うかどうかを決めることができてしまうのが、最近の中学生の恋愛事情です。
その場の感情だけで考え、まだまだ怖いものがないというのは、やっぱり中学生。
大人のように慎重になりすぎずに済むところも、この年頃だからできることなのかもしれません。
友達に恋愛事情をチェックされる
みんながみんな、恋愛に興味津々の中学生!
興味があるのは自分の恋愛だけではなく、友達の恋愛にだって興味津々なんです。
そのため中学生が恋愛をすると、常に友達にチェックされている状態なんですね。
中学生の恋愛では、ひっそりと愛を育む…というのは難しいこと!
誰が誰を好きで、誰が誰と付き合っているのか、みんなに筒抜けなんです。
それこそそれほど大きな中学校じゃなければ、学年全体が噂を知っていたりするもの。
そのため恥ずかしがり屋の子や、友達にからかわれるのが嫌な子は、恋愛していることをオープンには話せません。
友達の恋愛にも興味津々なだけあり、実際にからかったり噂にされたりするのも当たり前のこと。
それが嫌だという子は、なかなか好きな子のこともオープンにできないんですね。
しかし、反対に開き直ってしまえる子は、むしろ″付き合っているアピール″を友達にしたり、自分から恋愛ネタを楽しめたりするものです。
中学校という狭い世界だけに、友達に恋愛事情をチェックされてしまうことは仕方ないことかもしれませんね。
中学生にとっての校内での恋愛事情は、ある意味、芸能人のゴシップ記事よりも面白いものなのかもしれません。
芸能人の恋愛なんて、所詮はテレビの中で起こっている、自分とは無関係な遠い世界での話ですよね。
これに対して、とても身近なところで起こっている中学生の友達の恋愛スクープには、やっぱり大きな興味を持ってしまいますよね。
恋愛そのものに対しても興味津々な年代だからこそ、ますます恋愛スクープに夢中になってしまったりします。
それに、彼氏や彼女がいない子から見れば、恋人がいる子はとても羨ましい存在です。
そんな羨ましい気持ちがあるために、ついつい噂話にしてしまったり、なんとなくイヤミを言ってしまうことだってあります。
中学生の恋愛は、周囲に興味を持たれるだけではなく、羨望や批判の対象にもなりやすいものです。
しかもデートの範囲がまだまだ狭く、限られているために、周囲に隠れての恋愛というのはとても困難です。
噂に悩まされ、それが原因で別れの道を選んでしまうというカップルもいます。
逆に、周囲にいろいろ言われるからこそ、燃える恋愛をしてしまう中学生カップルもいるかもしれませんね。
大人になってから、そこまで周囲に恋愛事情を嗅ぎ回られるのは、それこそ芸能人くらいのものでしょう。
それが、中学生の頃には当たりまえに行われてしまうのですから、面白いですね。
面白いとは言っても、当の本人たちは必死です。
恋人のことも気になるけれど、友人関係にも悩まされる思春期ですから、恋愛がきっかけで友人に疎まれたりしないよう、かなり悩んでいたりもします。
中学生の恋愛は周囲に興味を持たれてしまう分、「自分たちだけの問題では済まされない」ことも起こってくるというわけです。
素直に応援してくれる友人もいれば、変な噂を立てたり、イヤミを言ってくる子もいる中学生の恋愛。
大人になってから振り返れば、なぜ人の恋愛事情に、そこまで首を突っ込みたくなっていたのか不思議なものですが、これもまた青春ということでしょう。
中学生で恋愛をするなら、それなりに周囲の噂のネタにされることくらいは、覚悟しておかなければなりませんね。
付き合うハードルが低く、中学生でも恋愛をし始める男女が多い現代。
ですが、やっぱりまだまだ、中学生の頃から積極的に恋愛する子というのは、少数派です。
そんな中で派手に恋愛をしていると、目立ってしまうのはある意味、仕方がないことと言えるでしょう。
このようなお悩みがあるのもまた、まだまだ世界が狭い中学生の恋愛ならではです。
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