のろけ話をする心理を知ろう!
友達ののろけ話を聞くのは正直ウンザリ!
「はいはい、ラブラブでいいですね~」なんて嫌味も言いたくなるもの。
しかしのろけ話をする人の心理を知ると、正直羨ましいとは思えないかも…!?
のろける心理①ラブラブなカップルだと思われたい
人前でのろけ話をする人の心理として「ラブラブカップルだと思われたい」という気持ちがあります。
これは実際にはラブラブカップルではない場合が多く、そう見えないからこそ見えるようにしたいという気持ちがあるんですね。
本当ならば人前でカップルでイチャイチャしたり、分かりやすくラブラブカップルであることをアピールしたいんです。
しかしそれができないからこそ、のろけ話をすることでラブラブアピールをしようとするんですね。
この場合、カップルでも片方が人前でイチャイチャするのを嫌がるタイプだったり、あっさりとした付き合いを求めるタイプであることが多いです。
人前でラブラブだとアピールしたくてもできないので、自分の口からのろけ話をするしかないんですね。
人前でイチャイチャしてくれない彼氏だからこそ、誰かにのろけ話を聞いてもらうことで、ラブラブであることを見せつけておきたいのです。
実は人前ではない、2人きりの場面では、とても素敵な恋愛をしているのだということを、周囲に分かってもらいたいだけなのですね。
照れ屋さんで人前ではそっけない態度しかとらない彼氏の場合は、のろけ話でもしないと、「本当にうまくいってるの?」なんて、周囲にも思われてしまいがちです。
特に女性は、周囲の目というのをとても気にする傾向があります。
周囲に「一緒にいても仲良さそうには見えないカップル」なんて思われるのは、やっぱり不本意なのですよね。
だからこそ、のろけ話をすることで、人前では見せない彼とのラブラブぶりをしっかりアピールしておきたいのです。
それに、「自分だけが知っている彼氏の素敵なところ」を周囲にアピールできるのも、やっぱり女性としては嬉しいものです。
「実は2人きりになると、彼、とっても可愛くなるんだよ!」なんて、そんなのろけ話をすることで、幸せな気分を誰かに知ってもらいたいのですね。
女性というのは、元々、周囲に話すことで発散する生き物です。
せっかくの彼とのラブラブぶりや、自分だけが知っている彼の可愛らしい姿などは、自分の胸の中だけで抱えておくのはもったいないような気がしてしまうのです。
そして、それを発散してしまうと、周囲からは「うざい」と思われてしまいかねない「のろけ話」になってしまうというわけですね。
ですが、そんな「うざい」と思われてしまいそうなのろけ話をしている女性こそ、実はとても寂しい想いをしている可能性だってあります。
本当は人前でラブラブをアピールしたいのに、それができず、人前での彼氏のそっけない態度に不安を感じたりしているのです。
そう考えると、のろけ話をしている女性も、なんだかいじらしくなってしまいますね。
ラブラブであることを周囲にアピールすることで、同時に自分自身にも、「私たちカップルはラブラブだから大丈夫」と言い聞かせているのかもしれません。
不安があるからこその「のろけ話」である、という可能性もありますので、あからさまに「うざい」「そんな話は聞きたくない」という態度を取るのは、ちょっとかわいそうですよね。
のろけ話をしてくるということは、相手の女性を信頼しているからです。
せっかく信頼して彼とのラブラブっぷりをアピールしてくれるのですから、しっかり耳を傾けてあげたいですよね。
のろけ話をすることで「あの二人そんなにラブラブなんだね」と思ってくれればそれで良いんですね。
ラブラブカップルへの憧れが強いのが、わざわざ人前でのろけ話をする理由です。
本当は実際にラブラブだと見せつけたいのをグッと我慢してるわけですから、のろけ話くらい「ラブラブなんだね」と聞いてあげましょう。
ラブラブなカップルだと思ってもらえれば、それで満足なんですから。
1997年フランス、パリで事故死したダイアナ元イギリス皇太子妃もかつてラブラブなカップルを演じようと必死だったのかもしれません。
21歳という若さで嫁いだダイアナは、当初どれほどの幸福感を味わっていたのでしょう?
名門の伯爵家に生まれたとはいえ、ロイヤル・ファミリーの一員ともなれば別世界です。
おとぎ話のような本物のお姫様になるのです。
まさに玉の輿、シンデレラ・ストーリー。
プレイ・ボーイだったチャールズ皇太子にプロポーズされたときは、それこそのろけ話が止まらなかったでしょうね。
結婚するまで目立った恋愛歴もなかったと言いますから、年齢を鑑みても恋に恋して夢見心地だったことでしょう。
当時3人の女友達とルーム・シェアしていたダイアナは、彼女たちにのろけていたかもしれませんね。
皇太子との恋なんていかにも、女子トークが盛り上がりそうなネタです。
ダイアナがデートしてくる度、ダイアナ宛の贈り物が届く度のろけ話は繰り広げられていたのかもしれません。
でも運命は残酷でした。
幸福感でいっぱいだったダイアナの結婚は、実はイギリス王家が仕組んだ偽りの結婚だったと言います。
結婚の実態がなかったわけではありませんが、チャールズ皇太子にしてみれば愛のない打算的なもの。
彼が愛していたのは、現在の妻であるコーンウォール侯爵夫人カミラ。
ダイアナが11歳のときから、ずっと2人は愛し合っていたのだとか。
でも家柄のよくないカミラは、王家に嫁ぐことが叶わなかったのです。
さりとて30半ばの皇太子を独身のままにするわけにもいかず、皇太子のお妃選びが始まりました。
初めはダイアナの姉セーラが候補にと囁かれましたが、うまくいかず妹のダイアナにお鉢が回ってきたのです。
家柄よし、スキャンダルなしのダイアナは、皇太子妃としては適当でした。
そうとは知らないダイアナは、自身のシンデレラ・ストーリーに酔っていたのかもしれません。
結婚後も皇太子とカミラの交際は続き、やがてダイアナは離婚することになるのですが、結婚後しばらくはラブラブなカップルを演じていたのではないでしょうか?
イギリス国民に限らず、世界中の人々が皇太子夫妻はラブラブだと思っていたのですから。
夫の裏切りに傷つきながらもダイアナは、幸せな皇太子妃を演じるためマスコミや周囲の人々にのろけていたのかもしれません。
そうであるとするなら、なんと悲しいのろけでしょう。
だれも気づいてあげられなかった。
ダイアナののろけは心の叫びだったのに。
その後離婚が成立。
新しい恋人と新しい人生が始まるはずだったダイアナは、突如還らぬ人になってしまいました。
イギリス王家による暗殺も噂されるなか、チャールズ皇太子は長年の交際を実らせカミラと再婚したのです。
身分違いで叶わなかった結婚も法律を変えることで叶えられましたが、今もダイアナがダイアナ元妃と呼ばれるのに対して、カミラは妃と呼ばれることはありません。
イギリス王室の永い歴史の中では初めてのことです。
こんな悲しいのろけもあるのですね。
ちなみにイギリス王室は、カトリックでしたが現在は英国国教会。
カトリックのままだと離婚がままならなかったので遠い昔、離婚したいがために改宗したそうです。
身分違いの結婚も早くに受け入れてさえいれば、悲劇は起きなかったのかもしれませんね。
のろける心理②上手くいってると思い込みたい
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