思い返す程の回数はないかもしれませんが、今までのハグを振り返ってください。
あなたが誰かとハグをする時、背中に回した手の動きはどうなっていますか?
恐らく、相手の背中をポンポンと優しく叩くような動作になっているのではないでしょうか。
こういうハグをする方、多いんですよね。
このハグをしている方って、ハグに慣れていないんだろうなと思ってしまいます。
洋画などを拝見されている時、ハグをするシーンが必ず出てくると思います。
そのハグのシーンをじっくり見てみてください。
背中に回った手は、ポンポンという動作はしていないはずです。
ハグをした時の手は、相手の背中を優しく撫でているはずです。
友達同士のハグの場合は、ポンポンという動作の時もあると思いますが、恋人同士のハグのシーンでは撫でハグのはずです。
もし、撫でハグを経験されていない方、このコラムを理由に、彼氏と撫でハグをしてみてください。
今までのポンポンハグと比較してもらえれば、すぐに撫でハグの良さが分かっていただけると思います。
撫でハグを経験すると、ポンポンハグが冷たく感じてしまう程、撫でハグの幸福感は大きいのです。
手のぬくもりの効果については、他のコラムでもご紹介してきましたが、背中を撫でてもらえる事ってあまりありませんからね。
目に見えない部分をぬくもりと共に触れられると、大きな安心感も同時に感じる事ができます。
いきなり撫でハグをするのはハードルが高いと思われる方は、とにかくポンポンという動きを止める事から始めてみましょう。
背中に手のひらを当てて、静止しているだけでも、今までとは違う感覚を相手に与えられるハグになると思います。
ハグの時は集中する。
ハグをする時、あなたはどこを見ていますか?
少し照れてしまっているあなたは、照れ笑いを浮かべながら、空中のどこという所でもない場所を見ているのではないでしょうか。
視覚から入ってくる情報というのは、脳に直結されますから、脳に映し出させるハグとは全く関係のない情景が、心で感じるハグの幸福感を半減させてしまうのです。
ハグをする時は、出来るだけハグに集中しましょう。
その為には、必ずハグの時は目を閉じましょう。
目を閉じる事で、間違いなく視覚からの情報は遮断されるので、彼氏の息づかい・体温をしっかりと感じる事ができ、彼氏に守られている幸福感をじっくりと堪能する事ができます。
目を閉じてしまえば、その一瞬は、ハグをしている自分たちを見ているであろう周りの視線もシャットアウトできるので、オススメします。
一人で過ごしている時や寝る前に、ハグをしている時の幸福感を思い出したい時も、目を閉じてしまえば、すぐにその時の感覚を肌と心が思い出します。
目を開けている時のハグであれば、思い返す時に、視覚からの情報が先に思い出されてしまって、ハグをした時の感覚をうまく思い出せないのです。
たまらなく彼に会いたくなった時、目を閉じればすぐに彼を傍に感じられるハグの方がいいと思いませんか?
ハグには言葉も必要。
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